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-企業がどれだけの利益をあげているのか、あるいはあげる能力があるのかをみるのが、&bold(){収益性}の分析です。
-収益性の指標の中心となっているのは、&bold(){資本利益率}(原語のイニシャルから&bold(){ROI}(Return on Investment))です。投資収益率ともいいます。投下された資本に対してどれだけの利益を生み出しているかという指標です。
-実際に利益を稼いでいるのは資産であるという考え方から、&bold(){資産利益率}(原語のイニシャルから&bold(){ROA}(Return on Assets))と呼ぶこともあります。
-式に表すと以下のとおりです。利益や資本として何を採用するかによって、さまざまな資本利益率が算定されます。
利益
資本利益率= ───────────×100(%)
資本(または資産)
-利益として[[経常利益]]、資本として総資本(負債・純資産合計)をとるのが、&bold(){総資本経常利益率}です。「負債・純資産合計=総資産」なので、資産側からみれば総資産経常利益率になります。
経常利益
総資本経常利益率= ─────────×100(%)
負債・純資産合計
-利益として[[当期純利益]]、資本として自己資本をとるのが、&bold(){自己資本利益率}(原語のイニシャルから&bold(){ROE}(Return on Equity))です。正確には自己資本当期純利益率です。株主からの出資に対する収益性を判断する指標です。
当期純利益
自己資本利益率= ────────×100(%)
自己資本
-資本利益率を計算する際には、貸借対照表の数値として、前期末と当期末の平均値である期中平均値をとるのが一般的ですが、1期分の情報しか得られず、当期末の数値を使うしかない場合もあります。期末値と期中平均値のいずれかに統一して分析することが適切です。
[[前へ戻る>安全性の分析]]|[[次へ進む>1株当たり分析]]
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-企業がどれだけの利益をあげているのか、あるいはあげる能力があるのかをみるのが、&bold(){収益性}の分析です。
-収益性の指標の中心となっているのは、&bold(){資本利益率}(原語のイニシャルから&bold(){ROI}(Return on Investment))です。投資収益率ともいいます。投下された資本に対してどれだけの利益を生み出しているかという指標です。
-実際に利益を稼いでいるのは資産であるという考え方から、&bold(){資産利益率}(原語のイニシャルから&bold(){ROA}(Return on Assets))と呼ぶこともあります。
-式に表すと以下のとおりです。利益や資本として何を採用するかによって、さまざまな資本利益率が算定されます。
利益
資本利益率= ───────────×100(%)
資本(または資産)
-利益として[[経常利益]]、資本として総資本(負債・純資産合計)をとるのが、&bold(){総資本経常利益率}です。「負債・純資産合計=総資産」なので、資産側からみれば総資産経常利益率になります。
[[経常利益]]
総資本経常利益率= ─────────×100(%)
負債・[[純資産]]合計
-利益として[[当期純利益]]、資本として自己資本をとるのが、&bold(){自己資本利益率}(原語のイニシャルから&bold(){ROE}(Return on Equity))です。正確には自己資本当期純利益率です。株主からの出資に対する収益性を判断する指標です。
[[当期純利益]]
自己資本利益率= ────────×100(%)
自己資本
-資本利益率を計算する際には、貸借対照表の数値として、前期末と当期末の平均値である期中平均値をとるのが一般的ですが、1期分の情報しか得られず、当期末の数値を使うしかない場合もあります。期末値と期中平均値のいずれかに統一して分析することが適切です。
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