病室
相楽「・・・辛気臭い顔するなよな」
柚木「すみません・・・だって・・・私が・・・」
相楽「絵里ちゃん頑張ってたじゃん、僕は後悔してないよ」
柚木「・・・はい・・・すみません・・・」
ガチャ
宮國「・・・おたくの副隊長、借りてくよ」
相楽「そういうことみたい、行ってきな」
柚木「・・・相楽隊長に・・・言うことはそれだけですか」
相楽「ちょいちょい」
宮國「どういう意味かな?」
柚木「元はといえば私の軽率な判断で隊長は負傷しましたが、宮國隊長を庇ったんですよ」
宮國「そうだね、彼より僕の方が強いんだから仕方ないでしょ」
柚木「宮國隊長‼‼‼」
相楽「悪いけど、そのへんにしてもらえる?」
柚木「・・・しかし‼‼」
相楽「僕が一番大事にしていること、何だっけ?」
柚木「・・・・・・隊の空気です」
相楽「副隊長である君に、それを乱すようなことはしてほしくないな」
柚木「失礼いたしました」
宮國「・・・お大事に」
宮國「で、君には負傷兵の治癒にあたってもらう、よろしくね」
柚木「はい」
青砥「おう、柚木ちゃんと宮國隊長‼‼」
柚木「青砥隊長、暇してるならこっち手伝ってくださいよ」
青砥「ごめんな、僕もやることあるんや、行きな」
柚木「はーい」
青砥「・・・・・・素直やないなぁ、君も」
宮國「本当に暇なんだね、僕は忙しいから行くよ」
青砥「へいへい、仕事しますよ」
花守「失礼いたします」
夜、会議室
矢吹「・・・よし、じゃあそこに座ってくれるかな」
陽斗「はい・・・手錠っすか」
矢吹「すまんね、一応罪人だからさ」
雨宮「ここ、隊長会議する部屋だろ、俺らは見世物ってわけか」
矢吹「まぁ直接会えた方がみんなも納得できるでしょ」
ガチャ
柳「早いっすね総隊長」
青砥「どーもぉ」
矢吹「君らも早いじゃないか、まだ10分前だよ」
青砥「少し、話をしておきたくて」
矢吹「よかろう、手は出さないでね、僕は部屋から資料とってくるよ」
青砥「・・・隊内じゃ氷の悪魔とまで言われてた君が、友達のために脱国とはね、驚いたよ」
亜希「・・・そうですか」
柳「初めましてもいるんだろ、自己紹介しとけよ」
青砥「せやな、5番隊隊長の青砥シン、よろしくお願いいたします」
柳「9番隊隊長の柳長十郎だ、よろしく」
雨宮「お前らが俺と東雲のあとの隊長かと思ってたが、9番隊か」
青砥「雨宮さんの後任はそこの壁裏にいる宮國ですよ」
宮國「・・・余計な事言わなくていい」
青砥「戦闘以外興味ないアホなんですわ」
雨宮「お前が3番隊か・・・なんか悲しいねぇ」
柳「・・・大体の事情は聴いてるが・・・お前だけは理解できん」
玲司「いやぁ、友達が困ってたんで・・・」
ガチャ
名桐「・・・会議の前に独自調査か、結構なことだな」
柳「なんか問題あるか?」
名桐「良い印象があるとでも?」
陽斗「・・・名桐隊長・・・」
青砥「聞いたで、4番隊は来られんらしい、まぁ相楽隊長けがが酷いからなぁ」
青砥「あんたでも治せん?7番隊隊長だけど、元は4番隊で治癒力トップやったんやろ?」
名桐「長らく回復術は扱っていないゆえ、無理だ」
柳「優秀なボンボンも、まだ入隊して7年程度だしなぁ」
名桐「柳隊長、戦いに来たのか?」
柳「まさか、死んじまうよ」
ガチャ
矢吹「はい、始めるよー、鷲尾くんも自己紹介してもらえる?」
鷲尾「はぁ・・・8番隊隊長、鷲尾宗次郎・・・以上です」
陽斗「1は総隊長として・・・2番隊と6番隊はいないんですか?」
柳「罪人が質問とは、いい度胸してんね」
矢吹「構わんよ、2番隊は国王が国外会議に出てるからその護衛、6番隊は暗躍が基本だからこういう表には出てこないの」
青砥「どうするんです?」
矢吹「まぁ、結論だけ言えば、今回の戦闘には参加してもらう」
鷲尾「ほう・・・つまり無罪釈放ですか?」
矢吹「それじゃ示しがつかないんでな、一応投獄と銘打って隊舎内で準備を整えてもらう」
柳「・・・我々だけでは東雲氏を倒すのは不可能だと?」
矢吹「そう言ったつもりだよ」
名桐「納得しかねる・・・子供とけが人では足手まといだ」
矢吹「雨宮くんと河崎さんは唯一、東雲の剣装の弱点を知っていた、宮永くんは麒麟を使える、利用価値はあると思うよ」
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最終更新:2018年11月03日 00:30