聖職者の獣
病により獣となった者の中でも、ひときわ大きな獣。 名状しがたい異形の角をもち、悲鳴のような叫び声を上げる。 その体は痩せさらばえ、あばらが浮かび、 肉などは細くこびりついている程度だが、しかし恐ろしい膂力を誇る。 ヤーナムには、聖職者こそが最も恐ろしい獣になる、という古い噂がある。 故にこの痩せた異形の獣も、聖職者の獣と呼ばれているが、 彼が実際何者であったのか、まだ分からない。
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