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転機

あらすじ

不良息子がかえってきました。

登場人物


あさぎ
 土場藩王、なんだかアホの子。
八神
 土場藩国滞在ACE ヤンデレ

本編


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芝村 の発言:
ここは土場藩国だ

あさぎ:
「えーと?」

芝村 の発言:
貴方は城にいる

あさぎ:
「『猫に襲われてます、たすけてください』…送信、と」

芝村 の発言:
送信した。

芝村 の発言:
貴方はどういう表情で八神と話すか、それにも迷っている

あさぎ:
八神はどこにますか?

芝村 の発言:
自室にいるはずだ

あさぎ:
では、ペンギンにもらった猫を抱えて部屋に行きます。
迷っていても仕方ないので
「(JAMあたりに再教育される前になんとかしよう)」

芝村 の発言:
はい。

芝村 の発言:
扉の前だ

あさぎ:
(とりあえず謝らせる、謝らせる)
「星蘭、いるか?」
ノックしてみます。

芝村 の発言:
反応はない。
まあ、ここは予想したところだ。

あさぎ:
「せーいーらーん。開けるよ、開けちゃうよ!
戻ってきたとたん自室警備員なんておとーさんゆるさないよ」
というわけでドア開けてみます。

芝村 の発言:
あける?

あさぎ:
はい

芝村 の発言:
あけたよ。

あさぎ:
中の様子はどうなっていますか?

芝村 の発言:
八神は勉強しているようだ。
整然としている

あさぎ:
「な、なにしてるの?星蘭」

あさぎ:
何の勉強でしょう?

芝村 の発言:
勉強はどうやら数学みたいだね。厳密には幾何代数だ

あさぎ:
以前あった八神の人形ではないか確認できますか?

芝村 の発言:
ええ。

芝村 の発言:
大丈夫だ。

あさぎ:
「星蘭、もどってきたとたん勉強なんてどうしたんだ?」
構ってくれないので、覗きこんでみます。

芝村 の発言:
八神:
「得には」

芝村 の発言:
八神:
「なんでしょう」

あさぎ:
「・・・星蘭、あのな」
ほっぺつねってみます
「・・・心配かけてごめんなさいはー」
「俺まだ戻ってくる前の話も、何もきいてないぞ」

芝村 の発言:
八神:
「すみません」

あさぎ:
「すみませんじゃなくて、だな」
ペンギンにもらった猫を渡してみます
「いろいろ各方面に心配かけまくりだわ、
猫の手も借りるわで」

芝村 の発言:
猫はぎゃーとあばれだした

あさぎ:
「こ、こら」
猫を抱き抱え直します

芝村 の発言:
八神は手から血を流した。

あさぎ:
「つっ、大丈夫か」
八神の手の傷を押さえます。
「ちょっと立て、誰かに薬用意してもらおう。ごめんな」

芝村 の発言:
八神は手で線を引いた。

あさぎ:
「こらっ!」
手を握って止めます

「簡単にそんなことするんじゃない」

芝村 の発言:
うまい手だった。

芝村 の発言:
八神は貴方をにらんだ

あさぎ:
「いいか、死んだら元に戻せないんだぞ」

芝村 の発言:
八神:
「そんなことはないよ・・・」
「僕がそうだ」

あさぎ:
「・例外だ。」
「でも、本当に元にもどったのか…そんなの誰にもわからないさ。
君の体を構成する何かが欠けたかもしれない。
元に戻っても、お前をなくして悲しんだ時間が戻ってくるわけでもない」
「そもそも、人を殺すなとは言わん。理由もなく殺すなとも言わん。
そんなの、偽善だ。戦争やりゃあ人も殺すことがあるし、
理由なく殺したらだめ、といいだすと、理由があったら殺してもいいのかって話になる。
だからって、簡単に殺すなよ…。力があるから何やってもいいわけじゃないだろう。
それって「力の奴隷」になってるのといっしょじゃないか」

芝村 の発言:
八神は黙っている。

八神:
「はい。わかりました」

あさぎ:
「・・わかってないだろ。お前…」

あさぎ:
溜息つきつつ、八神を抱きしめます。

芝村 の発言:
抱きしめたよ。

芝村 の発言:
八神:
「……」

あさぎ:
背中を撫でてみます。

あさぎ:
「あの、な。俺はお前が何をしたか全部聞いた。
それでも、お前がいとしいし、かわいい。」

芝村 の発言:
八神:
「……」

あさぎ:
「知恵者に、たぶんあれがトーゴ、だろう。あの人にも話をしてみた。
 やっぱりよくわからない。
 君が生きていることこそが時間犯罪だといわれても…
 やっぱり、俺はお前に生きて、笑っていてほしいと思う。」

芝村 の発言:
八神:
「……」

芝村 の発言:
八神は絶望した。

あさぎ:
「星蘭」

芝村 の発言:
八神は貴方を見詰めている。震えている。

あさぎ:
「俺は、君の事情をいろんな人から聞いたよ。
ただ肝心のことをお前から聞いてない。
でも、何があろうとお前の手をとりたい。だから、
そんな目をしないで」

芝村 の発言:
八神:
「師匠に・・・」

芝村 の発言:
八神:
「師匠にいったんですね」

あさぎ:
「何も」

あさぎ:
「僕は何も言っていない。ただ、あの人は全部知っていた」
「…何度も、君を助ける計算をしていた」
「そういう人だった。俺のためではなく、ただ君のためだろう」

芝村 の発言:
八神は下を向いた。
八神は涙を流した。

あさぎ:
「星蘭…」
指で涙をぬぐいます。
「君は、最初から愛されていたよ。
俺は助力を拒否しようとしたけど、おせっかいが多くて
みんな君を助けようとしていた。それは俺の力じゃなくて
たぶん君の力だ」

芝村 の発言:
八神:
「……」

芝村 の発言:
八神:
「……すみません」

あさぎ:
「俺にとっても、君はとても大切だ。
それ以外何もない」
「謝るなよ。それよりも、もっと違う言葉が聞きたいと
みんな言うと思うよ」

芝村 の発言:
八神:
「すみません。すみません、すみません……」

あさぎ:
「違う、そうじゃないんだ」
八神を抱きよせてキスします。

あさぎ:
「ごめんね、つらかったろう。早く助けてやりたかった。
 君を守ってやれなかった。だから謝るのは俺のほう」

芝村 の発言:
八神はわーとなき始めた。

あさぎ:
「こ、こら。俺がいじめてるみたいじゃないかー。
星蘭、こら、もう・・・」
八神の背中を撫でつつ、自分も涙をこぼします。

芝村 の発言:
猫がにゃーと鳴いた。

あさぎ:
「あ、あれ猫、ほら、猫、星蘭と仲直りしないと」
「おまえ、人ひっかいちゃだめだろ」

あさぎ:
八神を抱き抱えつつ猫を呼びよせようとしてみます。

芝村 の発言:
猫は歯を見せて怒った。

芝村 の発言:
フー

あさぎ:
「むかー、猫のくせになまいきーあ、あとで猫缶あげるから!」
「あれ、猫缶…うちにあったっけ、い、犬のエサなら・・たぶん」
「星蘭、言い忘れてたけど…その『おかえり』…」

芝村 の発言:
猫はペロペロなめた

芝村 の発言:
なんと一貫性のない猫だ

芝村 の発言:
八神は長考している。

芝村 の発言:
おかえりはきびしいのう

あさぎ:
えええー

芝村 の発言:
1分待て

芝村 の発言:
八神は恐ろしくいいずらそうにただいまを最後まで言わずに終わった。

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最終更新:2008年01月01日 20:36