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あらすじ > 02

  • 第20話「参陣の心得・貴族編」
    • ナナリー王女付き侍女シャナ。外見に似合わずその性苛烈にして無骨。権威を押し出して、山賊に悩まされている集落の救援を要請するシャナに押し切られるやる夫。ごり押しに怒る亜美だが、ハルヒはただ働きにならないよう働きかけることと、経験を積むいい機会だと説明しなだめる。村に派兵を要請するやる夫。川嶋家も竜児に従士一郎と雄二をつけて参陣。泥縄全開で軍馬購入とより突っ込んだ乗馬訓練も開始。不安が募り、やらない夫に騎士二人を守るよう要請する亜美。参陣で浮かれるできる夫と公都の屋敷から出られないランサーの明暗。「救援に赴く」やる夫に熱い視線の珠姫。予想外の事態がなければと、祈るような気持ちのキョン子。
    • 一方、シャナが参陣を許諾したことをナナリーに報告していたが、経過についてあまりの高圧ぶりにヴィルヘルミナとともに眉をひそめる。その脳筋ぶりに、ヴィルヘルミナは最悪の場合のフォローにと、忙しく動き出す。

  • 第21話「参陣の心得・庶民編」
    • 王子たちについて行く行かないで悲喜こもごもの血兄弟たち。持参金届けてからも公都にとどまっていた月やマリオ&ルイジたちも含め、やらない夫は訓話込みの酒の席を提供したが、スルーされっぷりに涙。しかし、それに同情していた月や慎二も、やらない夫が美人の彼女持ちであることを知り、一瞬で視線が絶対零度になるのであった。とりあえず、最後まで油断するなと忠告。
    • 村では参陣する若衆オボロに名主たちが最悪の場合の保証についての話を済ませ、誰が参陣するかで角突き合わせていた。跡継ぎ不在の阿部は早々に脱落、カミナとジュンの間で、実力行使が開始される。代官に対してはあまりにも渋々だったのに、やる夫の為なら嬉々として参陣するのを見て、呆れる山崎。それに対して阿部は領主の武威を上げることをメリットを語る。それを聞いたオボロも、参陣に新たに意欲を燃やす。ハルヒが村に戻るのとあわせて、公都のやる夫達に真紅が侍女として送られることが決定。翠星石との会話で、村から出られないことを人質だと語る一方。そこまで思われていることを羨む真紅。

  • 第22話 「討伐戦・初動」
    • 出征するやる夫に過保護なほどに生き延びることを要求する亜美を揶揄する大河。それに対して亜美はやる夫の人となりを含めた価値を力説。
    • 公都を離れ、ニューソクデの軍法をジュンに尋ねるやらない夫、腰が低すぎるとたしなめられ、従士長の責務を説明されて立場の重さに愕然とする。
    • 予想以上の参加人数のメリットを語るジュンとオプーナ。初陣に戸惑いつつも交流をするできる夫とオボロと慎二。通常の行軍も憶えることがたくさんで、それだけで疲れる若手たち。竜児も目と頭をフル回転させることに。キョン子の頼みで古泉家から参加したジュドーとともに竜児につけられたひこにゃんはそれを懐かしげに眺める。
    • 公都の川嶋屋敷では、真紅が到着。ハルヒが村に戻ったこともあり、人が居なくなった屋敷に珠姫は寂しさを感じる。それをたしなめる亜美。居残ったランサーやシモンたち男衆もただ帰りを待つことにストレスを感じていた。
  • 第23話「軍議・それぞれの立場」
    • 山賊に襲われた南方の集落メドローアに到着したやる夫たち一行。領主マトリフ、嫡男ポップから、最新の報告を聞き、聞いてもいなかった想像を上回る敵戦力に愕然とする。面子の問題もありさらに増援を頼むわけにも行かず、現有戦力での山賊の駆逐に頭を悩ます。さらに集落領主の寄親の子爵も国境沿いの小競り合いで動けない状態で、連鎖的に悪化した治安に集落の性悪も合流していたことにやる夫は放心一歩手前。状況を総括したジュンはバイパー勢の援軍に気づかれないうちの強襲を提案。全員それしかないと準備を開始。
    • 軍義中の見張りに愚痴るできる夫をたしなめるジュドー。レンの言葉にプレッシャーを自覚。レテの陪臣領主嫡男ダイ・デ・ドラゴニック登場。弱みを見せられない相手に気合を入れなおすできる夫。陪臣との関係を考えできる夫に近寄ろうとするレンを今だけは止める慎二。月が強襲総力戦の伝言を携えてきて、準備に取り掛かる一行。

  • 第24話「奇襲」
    • 進軍前にバイパー衆に「人と思うな兎と思え。これは狩りだ」と訓を垂れるジュン。
    • 道案内につけられた誠は山賊に寝返った父親と友人の振る舞いを嘆きつつ、できる夫が約束した恩赦を期待し案内に精を出す。見張りに加わっていた誠の父・止と泰介。先行部隊を率いるジュンは狩りの作法に従い、もう一人の見張りの山賊を射殺、泰介は伝令に走り、止は応戦したがまわりこんだひこにゃんに惨殺される。
    • 戦闘は強襲に移行し、バイパー衆は陣形を変更。ひこにゃんは左翼のできる夫の部隊に、オボロ&ドリィ&グラァは右翼の竜児の部隊に合流。本隊のやる夫は恩赦と引き換えに降伏を勧告するが…舌噛んだ。
    • 後衛にメドローア衆が配置されたことをダイはマトリフたちに尋ねるが、山岳で動くための案内人不足と根本的な戦闘力の無さを確認するだけだった。
    • 山中の炭焼き小屋をアジトにしている盗賊集団・仮面傭兵団の団長ジャギは泰介の強襲の報告にいらだっていた。副団長のアミバは早々に配置を済ませ、二つある弩弓とジャギと分割、手ごわい重歩兵(できる夫)へブシドーが対応を立候補した。先発隊が出た後、ブシドーはジャギが騎士階級ではと問うたが、ジャギは騎士の次男のブシドーなら対応次第で降伏しても助かるだろと返す、が、ブシドーは家族にあわせる顔が無いとのさらなる返し。はぐらかしを指摘され、ジャギはあまり格好よく聞こえない理由を吐き出し、弩弓を手に横合いから射殺す準備に入るのであった。

  • 第25話「授業」
    • 仮面傭兵団との戦闘は総力戦に移行し、相手の抵抗が崩れないことに、指揮官の出現を感じるジュン。矢の消費や本隊以外の消耗を危惧し、やらない夫の投入の準備も開始される。
    • 一人倒したできる夫の前に現れるブシドー。矢をものともせず、できる夫の攻撃をあっさりといなす段違いの強さに、ひこにゃんも参戦しての総力戦。あまりの強さにひと時弓兵の存在をわすれたできる夫に弩弓の一撃が迫る。
    • 竜児の部隊も一人倒し、敵を先に見つけるルイジのおかげでモグラ叩きに精を出せていた。
    • やる夫の本隊は味方の士気の意地と部隊配置のために宣告を続けていたが、今回はそれがあだとなり、弩弓を手にしたジャギが発見。矢が命中したが、王家から下賜された鎧・クシャトリヤのおかげで命拾いした。宣告が止まったことに気がついたマトリフが合流。勝ち逃げになる時点での退却を提案。
    • 盾すら貫く弩弓の一撃に脚に重傷を負う慎二。ほとんど傷を負っていないブシドーへの包囲の人数が減少し、再び弩弓が巻き上げられたが、後方から援軍に来たダイが弓兵を切り捨てる。新たな援軍を得て、できる夫は仕切りなおし。
    • ジャギに肉薄していたジュドーは三対一の戦いで重傷に。やらない夫はアミバ相手になれない山岳戦にいいところ無しだった。先行隊の矢もつきかけ、突撃を算段するジュンとオボロ他のバイパー衆。ポップが合流した竜児も苦戦中。
    • この時点でやる夫から集結命令が発令。強襲戦は仕切りなおしとなった。一部の面々は戦果らしい戦果を得られず、気落ちするばかりであった。

  • 第26話「敵味方の思惑」
    • 公都・川嶋屋敷離れ。寝室で心ここにあらずと言う感じでやる夫の無事を思う亜美に、真紅は妻としての振る舞いに羨望を抱く。
    • ところ変わって南方メドローア集落領主館。なんとか「勝ち逃げ」で引き上げられた一行だが、軍義で戦果が芳しくなかったことに申し訳なさを感じている面子をマトリフが叱責する。やる夫は矢を使い切ったことで、再出撃に二日は欲しいと要望。メドローアに鏃を作る鍛冶屋が居ないことで村と集落の違いに話が移り、ド田舎話を蒸し返されたことで、マトリフは地雷踏んだと内心頭を抱えるのであった。
    • 一方山賊のアジトでジャギはアミバ、ブシドーと経理担当のアカギ相手に未だ解決しない路銀不足と、強襲され弩弓の一つを奪われた損害で、夜襲で騎士の殺害・路銀の強奪に焦点を絞ってとっととトンズラをかます方向で決定。陽動に火付けの準備。手向かう奴は誰であろう全員斬ることも。そして寝返った農民の離反防止込みで、今夜強襲。
    • 慎二の手傷は焼いての治療となり、ランサーへの申し開きに憂鬱になるできる夫。弩弓を奪ってきたレンをねぎらい、立場上抗弁して見張りを代わろうとするダイに、剣の無い状態では役立たずだと休息を取らせようとする。代わりの装備の調達に行こうとするダイに月がやる夫が貸すようにとの伝言と剣をできる夫に渡す。待機や見張りも単独で行わないようジュンの伝言も伝え、二日後の再出撃に備える一同であった。

  • 第27話「闇の中の乱戦」
    • アカギの号令とともに火矢がかけられ、火に包まれるメドローアの家屋。チウは住民とともに消火にかかるが、間髪をいれず、ジャギが強襲する。
    • さやか登場、できる夫とやる夫を探す竜騎士ブシドーが率いる部隊に他の住民共々負傷させられ、苦痛にのたうつ。現場に到着したポップとダイ。怒りのあまり、ブシドーに立ち向かうポップ。心意気を汲み、ダイはできる夫を呼びに走る。
    • パイパー衆も夜襲に気づく。じれる月をたしなめ、やる夫・月・ルイージに隠れているように指示をだし、やらない夫はマリオと迎撃に向かう。女子供の悲鳴にちゃっかり者のマリオも戦意をたぎらせる。
    • マミさん登場。隠れていたやる夫達の目前で、マミの祖父主馬がいたぶられる風景。見過ごせず出ようとする月とルイージ、やる夫もガタついていたが、ジャギがマミに手をかけようとしたその瞬間、月もルイージも追い越して突撃する。目標を発見したジャギは大音声で、傭兵団に集合を命じた。
    • ジュンの率いる部隊は、アイン以下向かった方面の傭兵団三人を殲滅。ひこにゃんを戦闘に索敵を再開。オボロに敵味方を見分ける簡単な方法を指示し、さらなる戦闘へ。
    • 消火作業中のマトリフ率いるメドローア衆。若衆はチウにまかせ消火作業を命じ、マトリフは年配衆を率い、裏手の林に伏せている傭兵団の部隊に向かう。そのマトリフ隊に気づいた傭兵団のアカギ、この期に及んでビクつく泰介の尻を叩いて立ち向かう。
    • ポップの無茶を知ったできる夫、レンに負傷中のジュドーと慎二を任せ急行する。
    • やらない夫とマリオ、昼にてこずったアミバ部隊相手に優勢に戦いを進めていたが、そこにジャギの集合命令。部下に足止めを任せて急行しようとするアミバに慌てふためくやらない夫とマリオ。
    • ブシドー相手に時間稼ぎに徹するポップのところにもジャギの声。部下を行かせ、やってくるできる夫を待ち受ける。
    • ジャギの部隊を相手にやる夫は苦戦。近接戦では騎士の水準には程遠いやる夫はジャギにいたぶられ、月も長柄武器で小突かれていた。マミと主馬を逃がしたルイージの援護射撃に月にも逃走を促され、月とルイージが盾になっている間にやる夫は馬で離脱。
    • 竜児は一郎と雄二とともに、戦えない住民を守っていた。マミと主馬を預けて戦場に戻っていたルイージに煽られて討って出ようとする一郎を、住民を見捨てず、できることをしろと叱責。すぐに考えを改め、一郎は竜児とともに住民の護衛に、雄二ははぐれた村人を探しに走り出す。
    • 逃走中のやる夫、アミバと交戦中のやらない夫の近くに来たが、ここでしくじって落馬。ジャギたちも追いつき再び危機。落馬のショックで悶絶中のやる夫を傭兵団の下っ端が狙うが、近くまで来ていたひこにゃんに切り殺される。厄介な相手と見たジャギは弩弓をひこにゃんに向け、引き金を絞った。なすすべなく射殺されるひこにゃん。自分をかばって死んだも同然のひこにゃんを前に叫ぶやる夫。包囲しようとするジャギにジュン・オボロ・ドリィ&グラァが横合いから攻撃。戦いは再び乱戦模様へ。
    • アミバをしとめるやらない夫、ジャギと戦うジュン、その他とオボロたちが戦っているさ中。「目の前のアレらは悪い兎」とブツブツつぶやきながらジャギに向けて弓を引き絞るやる夫。それに気づいた傭兵団員をやらない夫が惨殺。それにも気を留めず。戦いを決める一矢が放たれる。
    • 乱戦に弓を撃ちまくるやる夫に驚愕するジャギ、ジュンに足留めをされ「それでも騎士か!」と吠えはするも、その口も乾かぬうちに、致命傷部位に魔弾が突き刺さる。
    • 即降伏をジュンが打診する一方で、生き残った傭兵団員もドン引きする勢いで、やる夫はジャギを矢衾にする。やらない夫も止めるが、ひこにゃんの死を看てとったジュンは気の済むようにさせてやれとやらない夫に意見。オボロ達に戦闘終了を通告に回るよう依頼。すぐに分散する三人。
    • 三人がかりで、ぎりぎり優位だったブシドー戦。勝算ゼロではなかったが、ジャギの死亡にブシドーは降伏を申し出、できる夫はそれを受け入れる。
    • マトリフと戦っていたアカギは捕虜になるのをよしとせず、この場での殺害を要望。マトリフは受諾。
    • 戦い済んで、ほっとして涙ぐむマミ。勝利での戦いの集結に安堵する竜児たち。
    • 消火している間に戦いが終わり、戦闘に何も関われなかったことに苦い思いのチウ。誠と刹那が慰めるが、マトリフが戦後処理の最初にやるべきことを指示して、慌てふためくのであった。

  • 第28話「終戦の夜・明日への準備」
    • 戦後処理のためにマトリフは隆也をモンク集落、悠一郎をフェザー村に走らせる。二人が出立した後マミに言い含め、笑顔でそれを受け入れるマミ。近くにいたまどかは安堵とやっかみをこめてそれを見つめ、ポップも複雑な視線を向ける。
    • 内心の不安を押し隠し、選ばれたことの自負を再確認しながら、やる夫の部屋を訪れるマミ。ひこにゃんの死に打ちのめされているやる夫は、マミに声をかけられて驚くが、マミは態度を崩さず「今宵お世話させていただきます。何なりとお命じください」と言う。このもてなしに否応はないことにすぐに理解し、亜美と翠星石に内心詫びながら彼女を受け入れる。
    • 近くで様子を伺っていたジュンとやらない夫、チウはそれを確認して安堵する。とはいえ、ジュンはやらない夫に「こういうことも覚えておいてね」と教育。チウは今夜だけで6人死んで、21人が怪我人になったことを説明、バイパーの名主としてのジュンに「家を継げない次男三男にメドローアに移住して一家を持たないか」という勧誘を依頼、ジュンは(相談が必要で、人数は限られるが)承諾する。人目のあるところで、領主同士にさせられないやり取りも仕事のうちとやらない夫は理解。他にないかと促すジュンに、チウはメドローアから出て行きたがる連中の面倒を多少でもいいから見てほしいとも依頼。さらにマミの扱いを尋ねるが、集落に残ってパイプ役になってほしいので残してほしいとチウ。ジュンはやる夫に話を通しておくと了解する。
    • 集落に設置された臨時救護所で軽傷・寝ていない者たちで、戦勝の宴が始まっていた。好きなだけ飲み食いどうぞともてなすほむら。女の子をもてなしにつけてやれないことを詫びるポップに今晩は色気より食い気の月は意にも介さない。頭割られて左腕骨折しながら旺盛に食欲を発揮している月に、右足の怪我が痛む慎二はその元気さに呆れる。「慣れってヤツだよ」と話すジュドーに、少しは戦闘訓練を若い衆にさせたほうがいいのかとポップは考え込む。
    • 「可愛い女の子かと思った?残念、さやかちゃんでした!」食事をむさぼり続ける月におかわりの皿が差し出される。怪我人なのに割り込んできたさやかをポップはとがめるが、さやかは火傷の火照りと臭いで寝れないから気晴らしにお手伝いさせてほしいと願い出る。じゃあ自分もとおかわりを頼む慎二を留め、月は「君は十分にかわいい」と自虐を止めさせ口説きだす。自分は傷だらけだからとそれを否定するさやかにさらに押す月。脇で繰り広げられるナンパに慎二は呆れ、いきなりの良縁の予感をポップは歓迎する。ところが、嫁にもらってくれるかとの問いかけには自分はやる夫のためにいざとなったら死ななきゃならない立場であることを話し、脊髄反射で決められないと保留の態度。ジュドーは脇から茶々をいれるべきではないとポップと慎二を連れて離れ、慎二とポップは寝ているルイジとレンをたたき起こして時間つぶし。
    • ジュンとの話し合いをマトリフに報告するチウ。話を切り替えて、仮面傭兵団の装備や各集落からの略奪品、捕虜などの「戦利品」の分配を言及するマトリフ。捕虜となった生き残りに殺意を隠せないチウをマトリフは「バイパー卿は助命勧告した」ことと、傭兵団に寝返った農民はメドローアの人間だけではないとたしなめる。穏当ででしゃばらないやる夫が増援にきたことで頭を痛めることは近隣村落集落との交渉に限られ、そのように手配した麻呂に感心する。

  • 第29話「戦後処理」
    • 近隣村落・集落との会談の直前、マトリフはやる夫に戦後処理交渉の下駄を預けてもらえないかと申し出る。やる夫は戸惑い、やらない夫は自分に振られても困ると及び腰、ジュンは結果を保証するならと肯定、マミからも口添えがあり、懐具合が激しくマイナスにならない限りは黙るとやる夫は決める。マトリフは感謝し、やらない夫はストレスだらけのブラックな職場に、ハゲることを心配するのであった。
    • 交渉の席。領地持ちの責任者会議ということで、フェザー村落領主アバンの嫡子ヒュンケル、モンク集落領主ブロキーナの娘マァム、やる夫、マトリフが着席。マトリフが議長を申し出、最大戦功者のやる夫でないことに安堵し、マァムもヒュンケルも受け入れる。まずマトリフは仮面傭兵団の装備と降伏した捕虜をすべてやる夫に引き渡すことを通告。装備はともかく、自分の領地出身の捕虜に引き渡さない発言にヒュンケルとマァムは反発。マトリフは犠牲を出したのはバイパーとメドローアだと釘をさすが、二人は戦費の供出を持ち出し食い下がる。内心ピクピクしつつも、マトリフに任せるやる夫。メドローアとバイパーの具体的な人身損害を伝え、金でカタはつけるところではないと、一蹴するマトリフ。
    • 傭兵は全員殺すか捕虜になったが、寝返った農民はうちもらされ逃げたものがいるという話を出すマトリフ。逃げた連中の最後の始末を近隣村落で片付けることをマトリフは提案。仇討ちの最後の始末がつけられないことにわだかまりを感じるが、下駄を預けるとの決定を覆さず受容する。武名を稼げることにマァムは戦利品放棄・戦費負担で了承。ヒュンケルも大筋同意だが、乳兄弟ノヴァの注文した髪飾りは返してほしいと申し出、やる夫も了承する。
    • 泰助を囲むメドローアの若衆たち。「焼き討ちはしてない。俺は誰も襲ってない」と自己弁護するが、怒りの収まらない元希の拳が叩き込まれる。誠と刹那が庇うが、詫びの言葉もいまだ出ず、元希はもちろん、隆也もほむらも身近な人間がなくなっていることもあり怒りが収まらない。それでもまだ去就が決定していないことを持ち出し誠が庇い続けるが、元希の忍耐がすでに決壊。若衆の総意として追放を宣告。売り言葉に買い言葉で刹那も誠に従うと決意表明。その態度に若衆達ヒートアップし、三人が私刑にしようとするが、できる夫とポップが制止。
    • 捕虜の処遇がきまり、泰助はできる夫の農奴に。若衆もポップも憤懣やるかたないが、やる夫の決定は無視できないことも説明。さらにできる夫は他の報酬をすべてあきらめる羽目になって後悔しまくりであった。元希は助命嘆願なんて撤回してくりゃいいのにと不機嫌に呆れるが、ポップはブシドーを降して自分を助けてくれた相手にそれは止めろとたしなめる。さらにポップは誠に泰助庇った以上、追放するしかないと宣告。しかし、遠まわしにできる夫に頼ってみろと助言する。しり込みするできる夫だが、ポップは泰助を助けたことを持ち出し、ちょっと仕返しをするのであった。
    • 虐待される捕虜、そしてさやかを横に眺めながらヒュンケルに付き従う乳兄弟ノヴァ。そんなノヴァに気づき、ヒュンケルは声をかけてこいという。躊躇するノヴァによその村の男に取られてもいいのかとケツを叩かれ走り出したが、追いついた先で見たものは、さやかが月に求婚の返事を聞く姿だった。
    • さやかと月の話し合い。従士でやる夫のそばを離れることができず、妹がいて、命の保障がある立場ではないことを語る月。嫁にきてくれるなら、まったく知らない土地で、狼や山の民などの危険と隣りあわせで暮らしは決して楽ではないと逆に覚悟を問う。物陰で絶望するノヴァ。覚悟できたら返事を聞くという月に、帰ってしまうと非難するさやか。交流は続くとさやかに話し、それを聞いたさやかは一人娘であると語り、両親と話し合うことになった。最後に浮気すんなと釘をさしたが。そしてやはり物陰で見ていた慎二と(尻に矢を食らった)ルイジは煮え切らない態度の月に呆れつつも、嫌いになれないのであった。そしてやってきたジュンは覗き見をたしなめてから、これからの予定を説明する。同行していたオプーナは御剣商会の人員を吸収して、戦争景気にホクホク顔でベラベラを軽口を叩く。実際戦争の矢面にたった面々はそれに対して白い目を向け、ジュンは絶対零度の口調できっちり釘を刺す。さすがのオプーナも速攻で反省するのであった。

  • 安価短編その20「とある貴族の世間話」
    • 青い血だからといって安穏と暮らせない、とある七位下世襲騎士三人とその寄親のお話。そげぶ・セロリ・浜面・ていと君とその奥様方登場。

  • 安価短編その21「昔は力関係が逆だった ~危機感の薄い子供達~」
    • まだやる夫の歳が二桁になるかならないか、蒼星石も生きていたころの、ある夏の日の村の子供たちとの話。

  • 安価短編その22「黄金の鳥籠」
    • ナナリーの一日。侍女ロベルタ登場。やる夫が派遣された南方についての情報。謁見にとある組のていと君がやってきた。派兵についてのルルーシュと麻呂の会話。目にも明らかな見返りを与えることはひいきに見られることを警戒する麻呂にナナリーは余計なことをしたのかと疑問を感じる。

  • 安価短編その23「人に何か言う前に、鏡を見ましょう」
    • 騎士修行について麻呂に尋ねるシャナ。途中から生死に関わる行為の強制についてのお説教に変わり、そのまま高嶺家での行儀見習い修行に一直線。長女紀理乃の微ボンがシャナにも発覚。麻呂は涙が止まらない。
  • 安価短編その24「愛・おぼえてますか?」
    • キョンとハルヒ、愛のメモリー。見つかった特産物。しかしそんなに甘くなかった。回想終えて、ニューソクデ屋敷に決意も新たに踏み込むハルヒ。キョン子もついていく。

  • 安価短編その25「繋げる血・もしくは火種」
    • 出戻ってクシャトリヤを磨く日々のハルヒに、現涼宮家当主・望は再婚を勧め、妹の茜はかかる生活費にやんわりと苦情の申し立て。ケンカになりそうなところを仲裁する望。オブラートに包んだ物言いで、過去ではなく未来を見て欲しいと促すが、逆鱗に触れたことにはかわりなくブチきれたハルヒの前に、撤退するしかなかった。
    • というところで、回想終わり。ニューソクデ屋敷で荘園を返納した山崎に手伝わせた書類の整理がおわり、公都に戻るときは、できる限りの便宜を図ること山崎はハルヒに再確認するのであった。勝手にそんな約束をしていいのかと聞く翠星石だったが、問題なしと一蹴。そんなことよりお前も子を生め、後継問題でもめるなんて贅沢なことなんだと促すハルヒであった。
  • 雑談所より 簡単なニューソクデの歴史「今に繋がる物語」
    • バイパー卿デ・ニューソクデ家の初代ドヤが夫、二代目いく夫、三代目キョンの(主に嫁取り)の歴史。なぜ桜田とデ・ニューソクデの関係。そして成功したやる夫、谷口の略歴。

  • 安価短編その26「あさくラブ!出会いから求婚まで」
    • やらない夫と涼子。公都の宿屋とお隣に引っ越してきたのパン屋の娘としての出会いから、彼らはいかにドリーム入ったかまで。烈海王・水銀灯・黒登場。
    • そして、やらない夫15歳、涼子13歳。ついに端から見れば血迷った夢に出会う。
    • 公国の青い血の中の青い血、アサシン・デ・パーソクデ夫妻(当時17歳と15歳)登場。

  • 安価短編その27「一夜・夢と現実の間で」
    • 夢から覚めず嫁き遅れ寸前のメドローア卿マジック家の侍女マミ。周りの結婚にあせるが、住民のプロポーズに応じるのも…とますます悪循環。
    • そんなさなか、やる夫のお世話係のお役目が…。

  • 安価短編その28 「誰かさんがチクる大魔王の血統」
    • 当主がなくなり、派閥抗争真っ只中のレテ伯爵家本城グロスブルグ。残った血統は姉妹二人のみ。降婿する綺礼の選択しだいで、選ばれなかった方の派閥が起こす揉め事を避けるためにどちらかが死ぬしかないと言い聞かせあう二人。
    • そしてやってくる本来の大魔王の後継者。虚礼抜きに大上段に切り込んだ凛の問いかけに「それでこそ我が妻にふさわしい」と返す綺礼。その言葉に、即効で桜を処断しようとするが、それを綺礼が押し留めて、凛を正妻、桜を愛妾ということで、派閥抗争の勝敗をなし崩しにしては、と、自身の提案を語りだす。
    • その根性の悪い提案を、姉妹双方あきれ返りながらも、レテの分裂が避けられる名(迷?)案であることを認識し、受け入れるのであった。
    • そして時は経ち、川嶋屋敷のバイパー夫妻の住む離れ小屋。亜美は衛宮王家の愉悦の一例としてそれをランサーから聞かされ、さらに深く付き合わないほうがいいと忠告され、両殿下対策をしっかりやる夫と話し合うことを固く決意するのであった。
    • ちなみに現公王陛下は割と恐妻家で折檻が怖くて多少は自重をせざるを得なかった。

  • 安価短編 第29話「とある長女の超縁談砲」
    • ちょっと昔の公都の市場。シスターインデックスは世襲騎士当麻・ラ・上条に買出しを手伝ってもらっていた。やさしくしてくれ、独身の世襲騎士に還俗して嫁入りの野望を燃やす彼女の前に…美琴・ラ・御坂という名のお邪魔虫があらわれた!
    • 美琴はうわべはは敬虔な信徒としてお手伝いという名の妨害をする!
    • インデックスはうわべはその感謝を受け入れながらも内心では「このお邪魔虫!」と悪態をつく!
    • さらにミサカも現れて手伝いにかこつけて横から当麻を掠め取ろうとする!
    • 美琴は妨害した!
    • ミサカは反撃した!
    • 当麻は状況がわからずとりあえずケンカを止めようとする!
    • インデックスはこの隙に当麻を連れ去ろうとする!
    • 美琴は隙を見せず本性見せて追っかけてインデックスを罵倒する!
    • インデックスは反論する!
    • でも美琴はひるまず罵倒を追い討ち!相手を変えて喧嘩再開だ!
    • 当麻はもう手出しができない!
    • ミサカは当麻の今後の予定を聞く!
    • 当麻は飯のお誘いがあることを話す!
    • ミサカは夕食に誘おうとする!
    • 当麻は遠慮する!
    • 美琴は喧嘩を切り上げて当麻をさらに誘う!
    • インデックスは飯で釣るなんてずるい!と文句を言う!
    • ミサカは鼻血がみっともないと冷たく指摘する!
    • 当麻は言い訳する!
    • 美琴は勝ち誇る!
    • ミサカは次女だから嫁入りには自分が有利だと宣言する!
    • インデックスは自分の武器が弱いことに駄々る!
    • 当麻はまだ言い訳する!
    • 美琴は切り札を切る!
    • ミサカは横槍を入れる!
    • 姉妹喧嘩だ!
  • 埋めネタ短編「ワールドイズマイン」
    • 昔々あるところに、王家に拾われ、がんばって出世して、忠誠心高く、戦にも強く、仕える者に優しい男爵様に危機を救われ、奴隷として仕えることになったひとりのジプシーがおりました。
    • でも、その男爵はわがままなお姫様に気に入られており、たびたび男爵の屋敷にやってきては我が物顔で振る舞い、そのジプシーも彼の近くにいることで醜いほどの妬みを抱かれていました。
    • そのためお姫様はジプシー本人には垂訓のつもり、実際は言いがかり丸出しのイジメに走っておりました。
    • 男爵様は自身の持ち物を大事にする方でしたので、お姫様の振る舞いに苦言を呈するのですが、お姫様は大好きな男爵様が他人行儀な態度を崩さないのが気に入りません。なにせ、男爵様にお嫁入りするために、出世してもらいたいので、国全体を戦争という暴走機関車に押し込みたがっているとんでもないお方なのです。そば仕えの侍女の制止にも止まった試しもありません。
    • そして仕え始めたばかりのジプシーも、ご主人である男爵様の境遇のとんでもなさを、すこしだけ理解するのでありました。
    • そしてお姫様の「教育」は今日も絶好調なのでありました。
    • あと、そのお姫様にはすでに彼女を「おばさん」とよぶ姪っ子がおりましたとさ。
    • 出演:クリプトン一族のカイト、駒城公国宮廷男爵直衛・ラ・新城、駒城公国第一王女なのは・モラ・駒城、駒城公国第一王孫女千早・モラ・駒城。駒城公国第一王女付侍女シグナム。

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最終更新:2013年10月12日 19:51
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