Run Away内検索 / 「ぷちっとふぁんたじー」で検索した結果

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  • ぷちっとふぁんたじー
    コマンドを押して進むミニゲームです 無料ゲーム/配布元/ 素材チビコン/作者チビコン
  • ブログ/2007年06月28日/安堵。
    #blognavi さてさて期末一週間前なわけですが。 なーんも勉強してない(゜Д゜) やる気がおきません。 そして部屋は暑い。 今年はどうやら猛暑になるそうです。げー。 昨日のゲームの鯖ダウンは、今日にはもう回復していましたb 嬉しい限りです。 とはいえ、理由が、管理人様が鯖との契約を更新するの忘れてたそうなんですが、それって…と思います。 そのゲームはプレイヤー数1000人ほどなので、もうちっと自覚持っていただきたいですねー…。 明日は暑いのでしょうか。 カテゴリ [日々の日記] - trackback- 2007年06月28日 19 40 43 名前 ...
  • 1
    1 -エピローグ- 「此処にも、お前の探す物は無かったな、レンよ。」  小高い丘に立つ長身の若い女は、眼下に広がる小さな里を見下ろしながら、傍らに控える小柄な少女に向き直った。  “レン”と呼ばれた少女は、静かに目を閉じ、呟いた。 「この世界の何処かには在るのだから、それはきっと見つかる。こうして探していればね……。」  風が一陣 さあ とふいて、木々の葉がそよいだ。 小説置き場 次へ

  • 母のいた意味は 結局分からない それは母だけではなくて 私も 父も そして龍も 「――松本さん、辛いのは分かるわ。学校に行きたくないのも、先生は嫌というほど分かるの。」 「何故?」 「先生も貴方くらいの時に、父を亡くしてね。後を追って、母も亡くなってね。学校なんてもう行きたくないって思っちゃったの。だけどその時の担任の先生が、優しく私を導いてくれた。だから私は先生になったのよ。」 母が死んでから1ヶ月と2週間後 担任の菊池先生から 電話がかかってきた 優しく響く声に 私は聞き惚れてしまって その時だけ 自分の運命を忘れた 「――明日は学校にきなさいね。みんな待ってるから。」 「……。」 いとも簡単に 乗せられてしまった私 結局学校に行って 母が死ぬ前と...
  • 夜桜を観に
    夜桜を観に ――今年もまた、春がやってきた。  田辺彰子は、今が盛りと咲き誇る桜が行儀よく立ち並ぶ並木の下をゆっくりと歩いていた。  日本の四季は美しく、どこか哀しい。春は桜、夏は向日葵、秋は秋桜、冬は梅。季節毎に様々な花が咲いては散り、また咲いては散る。もう少し咲いていてくれればいいものの、花たちはどうして中々せっかちである。次の季節の訪れを知らせる風が吹くと、まるで魔法をかけられたかのように、花たちは可憐に散りゆくのだ。そこには未練も何もない。それが花ってものでしょう―とでも言いたげに、潔く華やかに散ってしまうのだ。もしかしたら、それが“花の美学”なのかもしれない。  世の中に存在する大部分の人間は、“花の美学”を知らない。いつまでも往生際悪く立ち振る舞い、無意味に時だけが過ぎ去っていく。物事には必ずさかりと衰退が訪れることを、知らない振りをしている人は痛々...

  •  拒否する俺に構わず姉貴は続けた。 「まあ察するに、高嶺の花さんへの告白だろうけど。」  鋭い。  俺が反応に困っている様子を見た姉貴は、満足そうに顔を歪めた。 姉貴の顔はそう悪いほうではないが、この顔はよそ様には見せられないな、と感じる。 それほどに醜悪だ。  悠紀に比べると相当顔のレベルの低い姉貴はさらに続ける。 「でもそれは上手くいかないわね。」  おいおいちょっと待ってくれ、その言葉は聞き捨てならない。 今までの、“告白”“高嶺の花”のツーワードは残念だが120パーセント真実だ。 だが、上手くいかない、というのはまだ分からないじゃないか!第一俺は姉貴の弟だ、顔はいいほうだぞ!  俺は後先のことも省みず思ったことを素直に言ってみた。 「おい、姉貴それはない。断じてない。」  自信たっぷりに言い切った―と同時に姉のすさまじい笑い声が朝のしじまに響き渡った。 ...
  • 知らないところで
     私は……名乗るほどのものでもありません。でもそれでは、これからお話しするのに少々不都合が生じますでしょうから、そうですね……N、とでもしておきましょう。これから私のことはどうかNとお呼び下さいますよう。ただ、えぬです。その前にお、などの丁寧な言葉はつきませんし、後ろにさまなどの敬称のつくわけもありません。ただ、Nです。どこにでもいそうな、Nです。これだけはお忘れなきよう……。  私は――否、Nは、別に之といった個性もない、ごく普通の女の子です。学校から家に帰れば、まずはパソコンを開いたり、本を読んだり。テレビはあまり見ませんが……。Nは騒々しい物を好みません。それは人も然り、です。  Nの学校には沢山の生徒が通っていて、その中でNはちっぽけで矮小な存在でしかありません。  ですが、考えても見てください。ちっぽけで矮小な存在が幾多に集まれば、どうなるのでしょうか?答えは貴方も知...
  • 第一話
    ――ねえアンコウ、あたしとあんたが出会った日は、朝から雨だったよね。  その日は朝から雨だった。町を行く人々の横顔はどこか物憂げで、見ていて此方まで鬱々としてくるような、いいことなんて何一つないんじゃないかと思えるような、そんなRainy Day。まさかこんな日に、奇跡があたしに舞い降りるなんて、誰が想像できただろう。 次へ
  • 第七話
    そう直感したとき、あたしは自然と頷いていた。 「そういえば俺、名乗ってもないしあんたの名前も聞いてねーや。お前なんてーの?」  さっき居た裏通りからはとっくに抜けていて、賑やかな大通りを歩いているときに、男はふとあたしの方に向き直って言った。 「失礼だなー。人に名前を聞くときは自分から言うものでしょ?」 「むう……。分かったよ、名乗るよ。」 「俺、アンコウってんだ。よろしく。」 前へ 次へ
  • 第2章 [2]
    [2]  それは中2の期末の事だった。  莉奈は、英語の成績が芳しくなかったらしい。聖歌学院では、英語と数学は習熟度別クラスに分けられる。今まで、莉奈は帰国子女であるプライドを守るために、一番上のクラスに血の滲むような努力でい続けていたのだが、初めて1個下のクラスに落ちてしまった。そして彼女はこう言った。 「絶対あんたを蹴落としてやるから!」  美玖は一瞬耳を疑った。――蹴落とす?一緒に上のクラスにいようね、っていう事じゃないの?この私を、莉奈は蹴落とすって、今確かにそう言ったよね……。  信じられない。しかも彼女は、その言葉を目をギラギラさせながら、美玖に言い放った。言葉では表せない衝撃が美玖に走る。  クラスが落ちて動揺したのは分かる。美玖だって、そんな状況だったら、誰かに当たりたいのは分かる。それに、1学期に2個目のクラスで、そこから這い上がってきた美玖が、憎らしか...
  • 道 the road
    道 the road 第1章 中2・冬  裏切られた気がした。  あんなに、高校の話で盛り上がっていたのに。 2人で一緒に高校で、笑おうねって、約束したのに。 なのにあんたは、私を置いて違う道を進んじゃうの? 答えてよ、莉奈(りいな)。 [1]  中2の冬。冬なのに初雪はまだ降っていなくて、世間では暖冬だと騒がれている。寒くもない冬なんて、なんだかおかしい。少し気味が悪いと感じていた冬だった。  そんなある日の事、美玖はいつも通りB組の千川莉奈と下校していた。中1の1学期から一緒に登下校をしていた。親友、なのかもしれない。だけど、2人の距離感は本当に心地よくて、好きだった。話す事はいくらでもある。そして、莉奈はいつも通りに、今日の出来事を順番に語っていった。美玖はいつも彼女のおしゃべりを黙って聞いている。それが、日常だった。だが、その日は違った。 ...
  • 英雄
    英雄 ずっと 僕の英雄であってくれ ずっと 僕に戦う勇気をくれ 気付いたら君は僕の傍で 眩しく耀いていた 気付いたら君は僕の傍で 勇ましく闘っていた そんな君を僕は とても羨ましく思っていたんだ そんな君を僕は とても誇らしく思っていたんだ 何時でも君は強かった 何時でも君は真剣だった 気付いたら僕は君の傍で 大人しく立っていた 気付いたら僕は君の傍で 慎ましく見つめていた そんな僕を君は とても愛おしく思ってくれた そんな僕を君は とても誇らしく思ってくれた だから ずっと 君は僕の英雄であってくれ ずっと 君は僕の英雄であってくれ ■アトガキ■ 僕の英雄であってくれ モドル
  • ブログ/2007年06月27日/え、ちょっと待って!
    #blognavi どうも今晩は、蜜柑です。 大変です。 私のお気に入りのゲームが何と…鯖ダウン? え…? しかもアク禁…? は…? もう何がなんだか分かりません(´;ω;`) すごく気に入っているゲームなんです。 困ります…OTL しかもゲームの中で役職やってるので、迷惑かけちゃいます…。 管理人様、至急対応望みます。 てこんなところで言ってどうする。 カテゴリ [日々の日記] - trackback- 2007年06月27日 20 19 59 名前 コメント ...

  • それからの一ヶ月間は 記憶にほとんど残っていない 唯一しっかりとした色をもっているのは 真っ白な菊の花だけで 真っ黒なスーツを着ていた 母さんの恋人で 上司だった人の顔は 思い出せない その人は私を見て 少し悲しそうな顔をした 予定では 私はその人の娘になるはずだった 少なくとも 母さんはそのつもりだった その人も きっとそのつもりだった 私はというと それは違っていて その人の存在すら 母さんには教えられていなかった 籍も入れる予定だったと聞いて 母さんの幸福を思った きっとあの人なら 母さんは 幸せになれていただろう 私もきっと 幸せだったのだろう だけど 母さん 何故死んだの? 運転には自信があって  「あなたを遺して事故で死ぬ難なんて、そんなの耐え...
  • 楽園へ
    裸足でもいいんだ 僕には君が 君には僕がいる ただそれだけで 僕らはきっと 楽園への道を見つけられるんだよ その道はきっと舗装されちゃいないさ 猛獣が潜んでいるかも知れない 鋭く尖ったものが散らばっているかも知れない だけど僕には分かるんだ 君さえいれば何も怖いものなんかないんだと その道を探すのは多分楽なんかじゃないさ 何度も足を挫くかもしれない 泣かなければやっていけない日もあるかも知れない だけど君には分かるんだ 僕と君ならそれはいつか絶対に見つかるんだと 時間がかかってもいいのさ そこには枯れることの無い泉があるし いつまでも林檎の成る木も生えている そして僕らは知っている また楽園が失われても必ず取り戻せるんだと 何も持ってなくてもいいんだ 僕の手には君の手が 君の手には僕の手が握られている ただそれだけで 僕...
  • 嘘つき
    嘘つき お前 嘘つきだったのか 知らなかったよ 酷いなあ もし俺が知っていたなら きっとお前を好きになることなんて なかった こんなにもお前のことで苦しむことなんて なかった お前 嘘を吐いていたのか 俺に気があるように 演技していただけだったのか 知らなかったよ 酷いなあ もし俺が知っていたなら きっとお前を深く愛することなんて なかった こんなにもお前を想うことなんて なかった お前 本当に嘘つきなのか 俺と交わした数々の言葉は 虚言だったのか 嘘だろ? なあ 信じたくないから俺は 信じないぞ 哂ってろよ 愚かな奴だと俺を哂えよ だけど お前 嘘つきじゃないから そうだと 信じているから ■アトガキ■ 「私嘘つきなの。貴方にも嘘を吐いていたの。」 モドル

  • 中学校に入って 部活にも入って  ようやく中学が 私の場所になり始めた 中学2年生の頃 突然 母さんが死んだ 朝目覚めたら 母さんがいなくて 車もなかった きっと仕事に出掛けたのだろう 職場に行って 何かを学ぶために 行ったのだと思った 私は気にもせずに学校に出掛け 3時間目の終わる頃 最悪の知らせが届いた 「松本さん、ちょっと来て。」 「貴方のお母さまが、亡くなったって――。」 嘘。 あんなに昨日まで 元気だったのに 「事故だったそうよ……。身元の確認に時間がかかったって……。」...
  • 恋人たち
    Epilogue  深い森があった。  その中に澄んだ湖があった。  そのほとりに小さな小屋があった。  そこには、焦げ茶色の髪の少女が、真っ黒な犬と住んでいた。 EpisodeⅠ――恋人たち―― 「……ということなのです。お願いできますか、サクさん。」  プラチナブロンドの髪が、雪のような白い肌によく映える、美しい女性が言った。彼女の端整な顔には、困惑しているような、不安に駆られているような表情が終 始浮かんでいる。  一方、“サクさん”と呼ばれた焦げ茶色の髪の少女は、年齢にそぐわない落ち着いた、穏やかな様子を崩さない。少女は微笑みながら、不安げに指を組ませ俯く若い女に言った。 「お話はよく分かりました。私はその恋人さんに、突然貴女をおいて祖国へ帰ってしまった理由を聞けばいいんですね?」  サクが自分の頼みを快く承諾し安心した為か、美しい女はこ...
  • ブログ/2007年06月27日
    ブログ/2007年06月27日/え、ちょっと待って! #blognavi
  • 3
    3 「今日はお客さん、ほれ、手紙が一通来てますだ。」  宿屋の店主であるマダム・セラフィーは、食堂で朝食を食べているレンの姿を確認すると、クリーム色のエプロンのポケットから白い封筒を取り出した。 「お前様のお名前はフランドル・アルエ・レンでよかったですだね?」 「ええ、そうです。どうもありがとうございます。」  レンはスープを飲む手を止め、手紙を受け取った。ほのかにバラの香が広がった。  受け取った手紙は少し重量感があり、中の手紙の重さを感じさせた。送り主の欄にはただ、“アナトア”と書かれている。 「レン、その手紙はゾナタス伯爵からか?」  レンの横でパンを頬張っていたグレーズが、レンの手紙を覗き込むようにしながら尋ねた。パンくずが少し落ちた。 「うん、そうみたい。この間、この宿屋名義で手紙を送っておいたから、それの返事だと思う……。アナトアは心配性だからこまめに手紙を...
  • 心象風景
    ねえ 今年も桜が咲いたよ 川辺には花びらが舞ってとても綺麗 ジークフリート、私と一緒にあの道を歩こうよ ねえジークフリート 聞こえているの? 私があなたを求める声 呼ぶ声が 今年の梅雨は長引くのかなあ ねえブリュンヒルデ 今だけあなたのジークフリートをください 寂しくて仕方ないから いつかきっと返すから そんなに泣かないで ねえ 聞こえている? ■後書き■ ニーベルングの指輪をください。

  • 嘘 嘘を吐いて頂戴 私嘘なんて大嫌いだけれど 今だけ赦すから 嘘を吐いて頂戴 嘘を吐いて頂戴 私騙されてあげる 上手に騙されてあげるから 嘘を吐いて頂戴 嘘を吐いて頂戴 私哂い転げるから 泣くほど哂い転げてあげるから 嘘を吐いて頂戴 嘘を吐いて頂戴 私貴方がもう居ないだなんて信じない どんなに現実を見せられても信じないから モドッテキテ ■アトガキ■ ずっと待ってる モドル

  • 隣に貴方が居る事は 分かってるの ほら だって 鏡の中に私の隣で 微笑む貴方がいるから だけれど ふと鏡から目を逸らすと 貴方は隣に 居ないの 其処に在るのは 微かな 仄かな 貴方の気配 貴方の香り 鏡の中でしか会えないの なら この世界なんて 要らない 鏡の中の世界 貴方が隣に居る世界 そうなれば いいのに 鏡を 割ったら 貴方は出てきてくれるの かな 飛び散った鏡の破片が 私を刺しても 痛くは無いの だって それは貴方の 肉の塊だから 出てきてくれないかなあ…… ■アトガキ■ いい音がきっとするもの モドル
  • ブログ/2007年07月19日/成績返ってきちゃいました
    #blognavi 成績表が返されました。蜜柑です。 例によって例の如く理科が玉砕。 期待していた社会科はイマイチ…という結果に終わりました。 まあいいんです。 もういいんです。 なんせ終わったことですから♪ 私には過去が見えません♪ 視力が0.2ですから♪(違。 2学期はもっと頑張ろう… カテゴリ [日々の日記] - trackback- 2007年07月19日 13 54 07 #blognavi
  • バイバイ
    バイバイ 犬に手を振った バイバイ 電車に手を振った 恐らくアタシの目は濡れていたんだろう バイバイ いつもの店に手を振った バイバイ 昔友の契りを交わした人に手を振った 多分アタシは傷だらけだったんだろう バイバイ 父さんに母さんに手を振った バイバイ アタシに手を振った きっとあたしはサヨウナラと言ったんだろう ありがとうとも言ったかも知れない バイバイ この世に 手を振った ■後書き■ 人生の終わりの日に。
  • 第三話
    その白いバッグは、2ヶ月ほど前にとある雑貨屋であたしが勇気を振り絞って買った物だった。値段は2500円。月に3000円しかお小遣いを貰っていないあたしにとって、どんなに重大な決断だったか。 それを、見知らぬ若い男に落とされ、汚された。 「ちょっと……どうしてくれるんですか?」 男は答えない。ちらりとあたしを一瞥した目は、とても怖くてまるで狼の様だった。 ――怖い。 前へ 次へ

  • 茨の棘が刺さって抜けない。 自分の力だけでは抜く事など出来ない。 それ程に強く疵付けられてしまった。 もう取り返しが付かないと、あなたは知っている? ああいっそあなたにも刺してあげたい。 この痛みを知ればきっと私の苦しみも少しは和らぐ。 そもそも茨など あなたは手にしてはいけなかった。 間違っていた。 だけど貴方はいい。 創は持たない。 だけど私は、もう私は這い上がれないのに。 茨の棘で死んでしまえ。 □後書き□ 傷つけられたら殺してやる。

  • 血 紅く濡れて溺れるの 夜闇に映える赤で染まって居たいの ずっと一緒に居て欲しいの だから 血で証明して 貴方は私だけの物って証明して 私の血に塗れる貴方は美しいって証明して だって そうしないと貴方は 何処かへ消えてしまう 血で塗りたくらなかったら 貴方は何処かへ 消えてしまうもの そう 血で濡れた貴方は美しいの 血で塗れた貴方は美しいの 血で埋めた貴方は美しいの 血で染まった貴方は美しいの 血で濡れた貴方は 血で塗れた貴方は 血で染まった貴方は 永遠に私だけの物 そうよね? ■アトガキ■ どこへも行かないで モドル
  • ブログ/2007年07月09日/定期テストとその意味
    #blognavi お久しぶりです。 ただいま蜜柑は、テスト期間中です。 腐ってます。 火曜日でやっと終わりますが、まだあと6教科……。 うう……。 しかもPC禁止令が出ているので、HP更新がなかなかできませんでした。ごめんなさい。 定期テストってやる意味あるんですかねー? あるのでしょうけれど、それは私には理解しがたいですね。 寧ろ理解したくもない……。 夜が更けてまいりました。 カテゴリ [思った事] - trackback- 2007年07月09日 02 02 09 名前 コメント ...
  • Do you know?
    貴方は知っている? 月明かりで眠れぬ夜毎私が貴方を思い出し 断ち切れぬ想いに悶え苦しむ事を 白々と明けゆく朝に貴方を思い出し 受け入れられない想いに身体を縛られる事を 日の眩しい昼に貴方を思い出し 拒絶される想いに狂気を呼び覚まされる事を 貴方は知っている? 何度も貴方と心中しようと思った事を 何度も貴方の背後をそっとつけていった事を 何度も貴方の首が欲しいと所望した事を 何度も貴方の身体を傷付けたいと願った事を 今夜貴方を殺そうとしている事を ■後書き■ 貴方の血で溺れたい モドル
  • サディスティック
    貴方の全てが欲しいの どうかお願い 愛しい私の為なら 何だって出来る筈でしょう 先ずは貴方の耳を 貴方の血で紅く染まった耳を頂戴 そうすれば 貴方は何も聴こえなくなって 恐ろしい音も 誘う女の声も皆 貴方の耳には入らない 次ぎに貴方の眼を 貴方の黒目の躍る眼を頂戴 そうすれば 貴方は何も視えなくなって おぞましい物も 禍々しい事も皆 貴方の眼には入らない 最期に貴方の首を 貴方の麗しき顔の在る首を頂戴 そうすれば 貴方は何も感じなくなって 私しか判らなくなるの そして私はきっと…… あなたの首を抱いて眠るの 永遠(とわに御休み 私の愛しい貴方 ■後書き■ 愛の成れの果て
  • 第十話
    「さい、何食いたい?出来れば百円のやつで……。俺見ればわかると思うけど、金持ちじゃねーからさ。」  確かにアンコウの服装は細身の彼に対しては少し大きめのよれたTシャツと、これまた黒いジャージのような長いズボンで、いかにも安物、といった雰囲気だ。漆黒の髪の毛は様々な方向に飛んでいて、きちんとセットされている感じはしない。有名なスポーツメーカーの靴は底が抜けかかっていた。 「うん分かった。じゃあ、あたしコーヒーでいいよ。」 「わりぃな。えっとコーヒー一つとオレンジジュース一つ。」 前へ 次へ
  • 第五話
    思いもかけない言葉にあたしは驚いた。まるで狼のようにいらつきがあって、それでもどこか哀しげな男から、そんな言葉が出るなんて。 一寸拍子抜けしてしまったあたしは、ふうと大きくため息をついた。 「いいですよ、もう。謝ってくれればそれでいいから。」 その人は安心したのか、あたしににっこりと笑いかけていった。 「よかった。許してくれなかったらどうしようかと思った。」 その声は優しげで、最初に聞いたときよりもずっと暖かかった。そしてそれは、あたしの中で何度も反響した。 それがアンコウとの出会いだった。 前へ 次へ
  • とろり
    とろり とろり あなたのくちびるでわたしをつつんでよ それがわたしののぞみ むずかしくなんかはないわ やすくすむのよ いいはなしね とろり とろり あのおんなは あなたになにをのぞんだの? そんなのしらないわ だけどきっと おばかさんなおねがいでしょう わらっちゃうわ わたしのほうがかしこいの あたりまえね とろり とろり このこうすい かおりはあますぎるわね あなたのおんなはろくでなし おのぞみならば わたしがいやしてあげてもいいのよ えんりょなんていらないわ かなしくなるじゃないの とろり とろり こいのねつで とろけてしまいそう どこへもいかないわ だいじょうぶよ ごしんぱいなら ころしてよ あなたのうでのなかで死ねたら もうなにもいらないのに…… ■後書き■ 恋愛の狂気。
  • ブログ/カテゴリ/日々の日記
    (2007年07月27日)  夜の闇 (2007年07月23日)  雨 (2007年07月21日)  夏休み (2007年07月19日)  成績返ってきちゃいました (2007年07月18日)  昨日 (2007年06月28日)  安堵。 (2007年06月27日)  え、ちょっと待って! (2007年06月24日)  なんだかなー (2007年04月22日)  先輩 (2007年04月21日)  文化祭
  • ブログ/2007年06月24日/なんだかなー
    #blognavi 皆様こんにちは、蜜柑です。 さてさて、どうしましょう…。 チビファンのほうであたなぽの連載を打ち切ってしまったので、未だ完結せず…OTL やっぱり打ち切りは良くなかったか…。 まあ気を取り直して、現在構想中の【愛おしい罪たち】のプロットでも書きますよ(´ー`) これはちょっと前から書きたかったんです。 人間の罪について切々と書き殴りたかったんです。 あーでもやっぱりファンタジーノベルも書きたい! 一日が50時間くらいあったなら、そのうちの半分はPCに向かいますよ、私。 カテゴリ [日々の日記] - trackback- 2007年06月24日 16 06 34 名前 ...
  • オルゴール
    オルゴール 貴方は言った 「これは今日から君のだよ 大切に 大切にしてね」 首を傾げる私に 貴方は言った 「もし僕がこの世界から消えてしまっても このオルゴールを僕だと思って」 その時何故か涙が出た 理由は分からなかった だけど 無性に悲しくなったから 貴方のオルゴールが鳴らない どんなに螺旋を回しても どんなに強く願っても 貴方の音は聞こえない もう遠くへ ずっと遠くへ 行ってしまったから 貴方は言った 「君が僕を忘れても 絶対に 絶対に僕は君を忘れない」 首を振る私に 貴方は言った 「もしもう君に逢えなくなっても 悲しまないでいて」 その時何故か嗚咽が漏れた 理由は今なら分かるけど だけど 分かってしまったから 貴方のオルゴールが鳴らない どんなに優しく諭しても どんなに強く祈っても 貴方の音は聞こえない もう...
  • 第十一話
    「オレンジジュースぅ?」  あたしは思わず声を上げた。訝しげなあたしの顔を、アンコウの端正な顔が覗き込む。 「何だよ、悪いかよ、さい。」 「でもさあ、なんだかオレンジジュースってアンコウに合わないよ。すっごい濃いブラックとか飲んでそうなのに。」  彼の服装が黒いからだろうか。それとも天気が暗いからだろうか。それともアンコウに、何か暗いものを感じているから?  そういえば、アンコウは何歳なのだろう。見た目は25歳くらいに見えるけれど、もっと幼いといっても通じるし、逆に36歳なんです、って言われても納得してしまいそうだ。 「俺はブラック嫌いなの。すっごい苦いし、現実以外にそんなに濃いもの要らないしさ。」  ――アンコウ、あなたの現実って何?それはブラックコーヒーよりも苦くて、そして濃いものなの? 前へ 次へ
  • 第十七話
     アンコウが疲れたような顔をして携帯をポケットの中に入れた後、あたしはおずおずと尋ねた。 「ねえアンコウ、今の人、誰?」  彼はちらりとあたしを見て、微かに笑った。 「仕事の仲間だよ。そして俺の唯一の友達でもある。」  寂しげな目をしていた。 「そいつはまあ……エンジニアなんだ、簡単に言うと。だけどただのエンジニアじゃない。もっと込み合った事情のある奴なんだ。」 「サー・アルワークに雇われてるの?」  あたしはさっき聞いた人名をそのまま口に出す。  彼は小さく頷いた。 「サー・アルワークは英国人でね。世界をまたにかけて活動する財産家なんだよ。知らないかい?」 「残念だけど聞いたことないなあ……。アンコウ会ったことある?」 「一度だけあるよ。さっきのエンジニア――アキノリ・シロタっていうんだけど――そいつがかけあってくれてさ。」...

  • あの頃は 友達と遊んでいればよかった。 幼馴染の友達と毎日一緒に学校から帰って、 電話をかけて一緒に遊んだ。 これが永遠に続くものだと思っていた。 その時は。 小学校4年生の頃 夢のマイホームを目指し、父母はぎりぎり手の届く範囲の 小さな一軒家を持ち家にした。 「転校するよ。」 突然の事に 私は勿論戸惑った。 生まれてからずっと住んでいた場所は思い出に満ちていて そこを離れるなんて 私の中では 想定外の出来事だった 「転校するの?どこに?」 「遠いところ。ここからは3時間くらいかかるよ。」 「学校、通えないの?私3時間なら大丈夫だよ。」 「馬鹿ね。無理よ。」 母は そう言い捨てた ...
  • 6
    6 ………… ……… …… … ――やけに熱い。  フロイア王国王女、フロイア・アルエ・ヴェルハーレンは、突如熱気を感じ、深い眠りから目覚めた。  辺りの様子がおかしいことは、目を開けずとも分かった。先ほどから感じる熱さ、そして耳から伝わるぱちぱちという音と、何かが焦げるような匂い……。 ――部屋が燃えている!!  彼女は恐怖で体を起こし、重たい瞼を持ち上げ辺りを伺った。彼女は、その目で、自室が自分のいるベッドを残して燃えているのを見た。 「お母様!!」  驚きと恐れに顔を歪ませ、ヴェルハーレンは母を呼んだ。しかし彼女の高い声は、城の燃える音に掻き消され、声を発する王女にもその声が聞こえない。次第に火の勢いは増し、王女が取り残されているベッドへと触手を伸ばし始める。  精神に異常をきたしそうな恐怖の中、彼女は必死に泣き叫んだ。 「誰かっ、誰か助けて!お母様...
  • 第十九話
    その日は、あたしにとって生涯忘れられない日になった。塾を無断欠席したおかげで、先生や親には大目玉を喰らったけれど、アンコウに出遭えたことの意味が大きすぎて、あたしには説教の声は聞こえていなかった。  そろそろ家に帰らないとね、とアンコウが言った時、彼は自分のズボンについているポケットから小さな紙を出して、私にそれを握らせた。 「これ、俺の携帯番号の電話とメアド。よかったら登録しておいて。いつでも連絡よこせよ。」  あたしはだまってうなずいて、その紙を大切に鞄の中へ仕舞った。 「また会おうな、さい。」 「うん、絶対だよ。」  あたしは精一杯の笑顔を彼に向けた。またアンコウも花のある笑顔を見せてくれた。 「今日は楽しかったよ、どうもありがとう。」  アンコウはそう言って、消える様にマックから出て行った。残されたあたしはただ一人、アンコウ...

  • ねっとりと絡みつくように私を撫でる 母の手 家事をしていなかったから 彼女の手は 綺麗なままだった 父は 主婦業を全うしない母を 責めるような事はしなかった その代わり 私が小学校5年生の時 つまり 家を買って一年後 家から出て行った 「新しい女の人と暮らすんですって。酷いわね、父さん。」 母は 大して傷付いていないみたいに言った だけど私は 十分傷付いていた ようするにこれは ドラマや漫画でよく出てくる 離婚……。 あとで知ったことなのだけれど 母と父は入籍していなかった 私は私生児で 戸籍にはただ “女”と記載されているだけ 「そんなこと 気にしたってしょうがないわ。父さんと母さんは一時期愛し合っていた それだけ。その事実...
  • 第九話
    「で、お前の名前は?」  あたしは、輝きながら放たれるアンコウの笑みに負けないように、精一杯笑いながら言った。 「あたしは、さい。あたしにも勿論苗字あるよ、だけどやっぱり言わないよ。これでアンコウと同点でしょ?」  今度は、アンコウがくっくと声を立てて笑った。あたりにアンコウの楽しそうな声が木霊のように響く。 「同点、か。うんそうだな、さい。いい名前だよ。」  アンコウはポン、と、彼の大きな手をあたしの頭の上に載せた。それは適度に重くて、なぜか安心感があった。  もう少し歩いたら、いつものように鮮やかな赤い看板が見えた。 「おー、あったあった。俺実はこの町来るの初めてでさ、マック行くーとか言っちゃったけど、もしなかったらどうしようって思ってた。」 「こんな寂れた町だし、ね?」 「さい、正解♪」  今日、というかついさ...
  • 第十三話
    アンコウの表情も硬かった。彼は恐らく女たちからの媚びる目線に離れているのだろう。冷ややかにその下品な女を一瞥し、目をそらした。  あたしはその視線がもし自分に向けられたら、と思うと背筋も凍る思いだった。人からそんな風に卑下されるのは耐え難い。ましてやアンコウにならば。  アンコウの身なりは確かに見苦しく、汚いかもしれない。だけれどあたしにとってはそんな事はどうでもよかった。見ず知らずの女の子に安くても精一杯の謝罪を送る、彼の誇り高き精神を尊敬せずにはいられなかったから。  不図アンコウとあたしの目が合った。彼の形のいい唇が開く。 「えっと……。バッグ、ごめんな。それが今回の言いたかったこと。」 「そんなこと分かってるって。大丈夫、そんなに染みにはなってないから。」  あたしの白いバッグは布製だから、本当は小さな染みが残ってはいたけれど、これ以上アンコウにすまない思...

  • 気付いたら私は 父が唯一残していった 小さな家で 母と2人 慎ましい暮らしをしていた  それが私の望みでなくても 母の望みでなくても そうやって生きていくしかなくて 4年生まで住んでいた場所に帰りたかった 新しい家の建つ土地は 寂しくて 私の性には合わなくて 母も勿論 嫌がっていたのに 「父さんのにおいがするの、この家。」 父の面影に囚われて動けない 私はその小さな家に 高校を卒業するまで住んでいた 途中で たった一人になってしまったけれど その家は大好きな父と 大嫌いな母の匂いが残っていたから 結局私は 母の子だ 本質は変わらない 変われない そして小学校を卒業する少し前 私はある人を好きになり ...
  • 第十六話
     彼の目が狼の如きそれに変わった事に気づいたあたしは、慌てて謝った。 「あっ、ごめんなさい……。」  失望されるかと思った。出会って間もないのだし、これ以上こいつは関わる価値がないと思われたら、そこであたしとアンコウとの縁は切れる。それはどうしても嫌だった。なぜかアンコウから離れたくなかった。  だけどあたしの心配は杞憂に終わった。 「いいんだよ、さいはまだ子どもなんだからさ。」  そう言って彼は笑った。  アンコウのくるくる変わる表情は見ていて面白かったし、とても華があった。ああこの人はいい人なんだと、心から思った。  アンコウの携帯が鳴った。彼は長ズボンのポケットから黒光りする携帯を取り出して、電話に出た。 【ああ、アンコウか?】  相手の声が少し漏れ聞こえる。あたしはアンコウの何かを知りたくて、耳を欹てた。 ...
  • 第2章 [3]
    [3]  3学期末、英語のクラス発表。美玖は、3学期の中間テストが散々な結果だったので、またA2に落ちる事は目に見えていた。だから、発表の紙を見て、自分の名前の横に小さくA2と書かれているのを見ても、何も悲しくなかった。  素直に、努力が足りなかったのだと美玖は思った。中3になったら、もっと頑張ればいい――。元々楽観的な美玖は、さして気にも止めなかった。  一方、莉奈はというと、3学期で名誉挽回とばかりに頑張ったらしく、A1へ上がった。美玖はそれを見て、心から良かったな、と思った。だからそれを、素直に口に出した。 「莉奈良かったね~。私、クラス落ちちゃったけどぉ……。」  莉奈は、嬉しそうに顔を輝かせている。その表情を見て、美玖も何だか嬉しくなった。 「えへへ~。凄いでしょ~。」  その言葉を聞いた途端、美玖は体中に電撃が走るのを感じた。今、目の前にいて笑う莉奈が憎い。...
  • 第二章 [1]
    第二章 中3・春 [1]  時は、特別な変化もなくゆるゆると、淡々と流れていく。気付けば、美玖は中3になろうとする春の中にいた。  冬に瑞穂が、莉奈が外へ出る事を知った後、美玖は不思議に落ち着いていった。瑞穂が知っているという事実が、美久の負担を軽くしたのかもしれない。元々楽観主義な彼女は、まだ莉奈が外へ行ってしまうと確定したわけではないから、と自分に言い聞かせ、多忙な日々を送っていた。それは瑞穂も同じで、彼女は部活と勉強の両立に頭を抱えて生きていた。全ては、一見解決したように見える、そんな、嘘でコーティングしたような春。  時が流れていくのに比例して、莉奈と美玖の間に、小さな亀裂が走るのを瑞穂は感じていた。その大きな理由は、美玖の、莉奈に対する倦怠だった。今までじっと莉奈を受け入れ続けていた美玖もさすがに限界を感じ始めていて、中2の終わりごろには、今までなんとも思わず...
  • 4
    4 「14枚も……。手紙が付いたのは早くても一昨日くらいで、ここまで送るには丸一日は掛かるから、こんな量1日で書いたのかしら、アナトアは。」  一枚目の“親愛なるレンへ”という文字を目で追いながら、レンは呆れつつ微笑んだ。 「ふむ……。余程重要な事が伯爵の身の上に起きたのかねえ?ま、無駄口叩かず読め、レンよ。」  グレーズの言葉に促され、レンは黙々と手紙を読み始めた。彼女の顔は、手紙を一枚読み終わるごとに、どんどん驚愕の表情に変わっていった。  14枚を尋常ならぬ速度で読んだレンは、たった今自分に驚きを与えた許婚からの手紙をグレーズに差し出した。彼女の表情には驚愕と、恐怖の色が見て取れた。レンが読んでいる間うとうとしていたグレーズは、レンの並々ならぬ様子に、手紙の内容が自分たちにとって驚くべき物であることを知った。  受け取った手紙を読み終わったグレーズは、一度乾いた笑みを漏...
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