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楽器の王様と呼ばれるピアノは、まず音域や音量の幅広さなどが際立つ長所を持った鍵盤楽器です。ピアノは独奏だけでなく歌声や弦楽器とのアンサンブルやオーケストラとの協演にも欠かせません。偉大な作曲家たちもピアノのために名曲をたくさん遺しています。


ピアノは19世紀にピアノ製作者たちが様々な形や機能を持ったピアノ製作を試みて急激に進歩し、その結果、いずれも鍵盤数が88のグランドピアノとアップライトピアノに大別されました。黒塗艶出しがこれまでは主流のピアノでしたが、近年は木目を生かした生地塗装ピアノの需要が年々高まっています。


クリストフォリのピアノをはじめ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパンといった作曲家たちが活躍した時代の楽器も鍵盤楽器であるピアノです。しかし、音色は現代のように大ホールであってもきらびやかに響き渡るピアノではなく、現在のピアノの音色を実現できたのは19世紀とされています。


ピアノは、大きく分けてグランドピアノ、アップライトピアノ、電子ピアノの三種類になります。グランドピアノは、弦が水平に張ってありすばやい連打のある曲などは美しく奏でます。アップライトピアノは、弦が垂直に張ってあり、コンパクトさが特長です。電子ピアノは、電気製品なので、多種多様な音を作る事ができます。


ピアノとは本来グランドピアノのことをいいます。幅広い豊かな響き、ダイナミックで多彩な音色などそれらのすべてが、作曲家が曲にこめた豊かな音の表情を奏で伝えているのではないでしょうか。グランドピアノの特長には、ピアニシモからフォルティシモまで、豊かに響く音の微妙な表情をバランスよく表現しています。


最終更新:2007年05月11日 11:50