Joel on Software
著者:Joel Spolsky
訳者:青木 靖
発行:オーム社
概要
ソフトウェア開発に関連する諸々の問題について、
元Excel開発者のJoel Spolsky氏がブログにて書いたものを
まとめたもののようです。
ソフトウェア開発での有用なTIPSが大量に記述されています。
感想
仕様書に関する項目については、現状の文章形式にとらわれず、
必要なことを書く為の方法について記述されている。
仕様書を書く際に、これらの方向を理想として書くことで、
良い仕様書になり、より良いソフトウェアが作成できる
のではないだろうか。
また、開発環境の面においてはジョエルテストと言う開発環境で
必須の12項目を提示し、それぞれの項目について必要な理由を
記述している。
私もテストをしてみたが、2項目しか該当しなかった。
これらの項目を満たすことで開発効率、ソフトウェア品質があがる
ことは間違いないと思う。
その他、プロジェクトマネジメント、ビジネス戦略についての
考えが記述されている。
これらについては、通常プログラマーからは考えることの
少ない項目であると思われる為、違った視点からのソフトウェア開発を
考えるきっかけになって良いと思う。
以上、ある程度の項目にしぼって感想を書いたが、
結論としてはソフトウェア開発にたずさわっている人なら
一度は読んだほうが良い書籍だと思う。
著者のプログラマーとソフトウェアマネジメントを両立している
立場からの意見は非常に説得力があり、的確であると思う。
ぜひ、この本を読み現状のソフトウェア開発を考え直してみてほしい。
最終更新:2008年05月11日 16:20