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鬼火
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鬼火というのは、日本各地で伝えられている怪火のことだね。
今から三百年くらい前に日本で出版さた百科事典では、
土に染み込んだ戦死者や、馬や牛の血が、歳月を経て変化したものだと記している。
松明に灯された火のような形で、散ったり集まったりしながら人に近づいて精気を吸うとされてるんだけど、
面白いことに、同じように霊の仕業だとされている人魂や陰火なんかとははっきりと区別されていたみたいだね。
多くの場合鬼火の色は青いそうなんだけど、例外的に赤いのもあるみたいだよ。
『長さ90cmくらいの、糸のような細い火がひらひらと燃えているのを見た』なんて幻想的な目撃談もあるんだ。
でもね、特に『人の怨念が真っ赤な火になって現れたモノ』を鬼火って言うこともあるんだって。
うわぁおっかないおっかな~い♪
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最終更新:2012年02月16日 12:00