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陰摩羅鬼
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有名な妖怪小説のサブタイトルにもなった陰摩羅鬼。名前を知ってる人も結構いるんじゃないかな?
陰摩羅鬼は、中国の『清尊録』って古書に出てくるんだ。
ある人が立ち寄ったお寺の中で寝ていたら、急に自分を叱りつける声がして目が覚めたんだ。
ふと見ると、鶴に似た黒い鳥が目を灯火みたいにギンギンに光らせて、
羽を震わせながら甲高い声で鳴いていたんだってさ。
見たこともない恐ろしげな鳥に寝起きドッキリを仕掛けられた人は勿論慌てて逃げ出したんだけど、
その人が廊下に飛び出したら、その怖い鳥も姿を消してしまった。
それで翌朝お寺のお坊さんにそのことを離したら、
「ウチにはそんな化物はいないけど、十日くらい前に死人を運んできて仮置きしてるからそのせいかも☆」って言われたんだって。
陰摩羅鬼っていうのは、新しい死体の『気』が変化して生まれる妖怪なんだよ。
もしかしたら、「陰摩羅鬼になる前にちゃんとお弔いしてあげなさい」って戒めの意味があるのかもね?
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最終更新:2012年02月16日 11:59