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第1章~拙い喧騒 - (2007/07/24 (火) 18:51:23) の1つ前との変更点
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本編導入部 Ver1.0 07/07/24
【大翔】「えっと…どちら様?」
やばい、素っ頓狂な声になった。
【???/レン】「こちらのお方は…その…」
【???/ユリア】「国の名前など、どうでも良いのではないでしょうか、レン?」
レンと呼ばれた少女は少し苦い顔をしたかと思うと、もう一度こちらに向き直る。
【レン】「承知しました。 こちらのお方は王女、ユリア・シルヴァナ様にあらせられる。」
は? 王女?
【大翔】「王女っていうと、やっぱりお姫様…ってこと?」
【レン】「そうだ。」
ユリアと呼ばれた少女に視線を移す。
目が合い、彼女は小さく微笑む。
【レン】「そして私は、ユリア様の侍女を勤めさせて頂いている、レン・ロバインだ。」
侍女。
つまりメイドさん。
メイドさん?
【大翔】「ちょっ、ちょっと待ってくれ。 考えがまとまらない。」
廃教会に、光と共に突如現れた彼女達。
で、彼女達はお姫様とメイドさん。
そして…
【大翔】「ん? そういや、さっき世界がどうとか言ってなかったか?」
【ユリア】「ええ。 この世界は、崩壊の危機にあります。」
まて
いまなんていった?
【大翔】「世界が崩壊する?!」
【ユリア】「正確に言えば何が起こるかは分かりませんが、便宜上崩壊という言葉を使わせて頂きます。」
何を言っているのかがまったく理解できない。
世界が崩壊する?
いきなりそんなことを言われて、はいそうですかと答えられるほど俺の頭はやわらかくはない。
【レン】「やはり信じては貰えんか…。」
【大翔】「そりゃまぁ、現実味無いし。」
顔に出てたか。
まぁ、どっちにしたって同じことだけど。
【ユリア】「ですが、これは本当なんです!」
ついさっきまで大人しい物腰だったお姫様が、急に激昂する。
【大翔】「で、でも…」
【ユリア】「でもも何も無いんです!」
ペースうp計画発動中。現在執筆途中です。