
| 製作者 | がらく |
| 出場大会 | 第六回 |
| 経歴 | 予選敗退 |
設定
菩氷学園 一年
オカルト研究部 部長
界川 ミコ(さかいがわ みこ)
彼女の才能が目覚めたのは今から10年程前のこと、始まりはテレビで流れた黒魔術特集。
『現役魔術師がカメラの前で黒魔術を披露!』
という見出しの陳腐な番組であったが、そのファンタジックな挑戦は、当時6歳だった彼女の心を惹きつけるに足るものであった。
中でも胸を躍らせたのは、魔術師がトリに披露しようとした『魔界の住人をこの世に呼び出す』という黒魔術。
案の定それは失敗に終わり、悲しげにスタッフロールが流れ番組は終了したが、彼女の高揚は収まらないままだった。
「あの魔術師は調子が悪くて失敗してたけど、わたしならできるかもしれない!」
根拠の無い自信と赤のクレヨンを手にした彼女は、両親の目を盗み、寝室の床に見よう見まねで小さな魔法陣を描いた。
普通ならば、後ほどその落書きを見つけた母親に叱られるだけだっただろう。
しかし驚いたことに、その歪な魔法陣はあたかも丸い窓のようになり、見たことのない風景を映し出した。
赤銅色に曇った空、蠢く異形の生物達。おどろおどろしさに満ちたそこはまさしく魔界。
魔界の住人を呼び出す事こそできなかったが、彼女の非凡な魔術の才能は現世と魔界を繋げることに成功したのだ。
だがそんな事態に驚くよりも前に、彼女の目は1体の生物に釘付けになっていた。
それはいかつい顔をした人型の生物、見たところおよそ悪魔と呼ばれるものに相違無いだろう。
同じ形貌のものは他にも居る。しかしただ一つ、その悪魔には他の悪魔達とは決定的に違うことがあった。
体が白いのだ。
スラリと伸びた筋肉質な四肢も、大きく広がった両翼も、鋭く尖った角や牙も、全てが目映いほどの白に染まっている。
「かっこいい……。」
彼女はその時、弱冠6歳にして恋に落ちた。
それからというもの彼女は、彼に会うため魔術の研究に執心した。
空いてる時間は魔術の本を読み漁り、空いてない時間は魔術の実験に没頭。
息抜きに魔法陣を描いては遠くの彼を見つめ、また本を読み実験を行う。
呪術、占術、錬金術・・・あらゆる魔術にも手を出し、そのどれもがまるで神か悪魔にでも導かれているかのように上達していった。
だが、数年が経っても肝心の召喚術に関しては思うような成果が出なかった。
今まで召喚に成功した物といえばマカイムシにマカイウオ、良くて1羽のマカイドリ。いずれも彼には程遠い物ばかり。
彼女は悶々とした日々を過ごした。
さらに数年後、彼女はその才能を買われ菩氷学園に入学。
同時にオカルト研究部を設立し、優れた設備と環境のもと研究に励んだ。
しかし、それでも彼を召喚するには至らない。
「一体どうしたら彼に会えるの。
魔法陣は綺麗に書けてるし、呪文だって間違ってない。それは何より私の直感が告げている。これ以上どうしたら……。
……供物、そう供物よ。
コビトカバの頭蓋骨やマダラヤドクガエルの胆嚢なんかよりももっと上質な供物があればきっと……。」
そんな時だった、彼女のもとへ調停委員選挙開催のチラシが風に舞ってきたのは……。
彼女は、この学園に通う若い人間達を悪魔召喚の供物として利用すべく調停委員を目指す。
本来、猟奇性など欠片も持たない、聡明かつ少し口下手な普通の女子高生である界川ミコ。
だがしかし恋は盲目なり。
彼と結ばれるためならばどんな犠牲もいとわない。
◯技
【戦えワラ・アーミー・メン】
藁人形に自分の髪を編みこむことで、五寸釘の剣を手にした藁人形の兵隊『ワラ・アーミー・メン』を生み出す。
彼らはミコを守るため、ベレー帽をかぶったキャプテン・ジャック・ストロウの指揮のもと命を懸けて戦う。
キャプテンがやられると統率が乱れてしまうが、ベレー帽をかぶればだれでも新たなキャプテンになることができる。
スピードは無いものの、岩肌にも釘を刺すほどのパワーを持つ。
今日のために30体の兵をこしらえてきた。
【クリスタルゲイザー】
水晶玉を通して未来を覗く。
水晶玉には常に6秒後の未来が映しだされている。
【ラブポーション】
十二の素材から作った桃色の惚れ薬を飲ませる。
一口飲めば最初に見た人間に胸がときめき、一瓶飲めば永遠に心を奪われる。
マントの中に1本だけストックできる。
【運命のタロット】
タロットカードを飛ばす。
きゅうりぐらいなら切れる。
補足