
| 製作者 | METU |
| 出場大会 | 第六回 |
| 経歴 |
設定
どこの学校にもある七つの不思議なお話。
この学園にも本当か嘘かわからないお話がある。
ひとつめ。
授業中、誰も通らない時間。一斉に校舎内の階段の段数が変わってしまう。
もし、最中に階段を下りてしまうと床に足を着くことはないだろう。
戻りたいのなら後ろを向かず、来た階段を上がっていくといい。
そこで振り返ったならばあなたは階段の底へと落ちていくだろう。
ふたつめ。
音楽室に忘れ物をしてはいけない。忘れ物をしても戻って取りに行ってはいけない。
戻ってしまったあなたは見てしまうだろう。すべての楽器が奏でる音を。
その音を奏でている者を。あなたが知っている音楽を。
そしてあなたも共に音を奏でる者になってしまうだろう。
みっつめ。
夏が終わってもう使わないプールに飛び込む誰かが居るらしい。
水も抜いて落ち葉がはらりと舞い落ちる底に落ちていく。それでもばしゃり、と水音がする。
その水滴があなたにかかり、ふとプールの方を見ると誰かがこちらを見ている。
目を合わせてしまったあなたはいつの間にか水の張っていないプールの底に沈むことだろう。
よっつめ。
旧校舎のことを思い出してはいけない。
何年か前に取り壊したはずの旧校舎。思い出してしまったらそこに行かなくてはならい。
用事がなくても行かなくてはならない。玄関を潜ったら出口はない。
だって旧校舎なんて無いんだから。
いつつめ。
校庭の運動部のよく使う水道。あなたの喉を潤しているのは本当に水なのか。
なにか別のものを飲んでいるかもしれない。それを飲んだあなたは本物のあなたか。
それとも水道から出てきた何かか。あなたは一体どんなヒトだった?
むっつめ。
体育館のステージの幕が閉まっている中、演劇の練習の声がする。
喜劇、悲劇、時にはミュージカルだったり児童演劇だったり。
それにしても聞こえる声が多いような気がする。演劇部はこんなに多かっただろうか。
それに気づいてしまったあなたは幕の中へ引き込まれてしまうだろう。
ななつめ。
もう使っていない奥の教室。何年生が使っていたかは読めないが八組と書いてある。
その教室を通り過ぎようとすると中から視線を感じる。
横を見ると。ガラス張りの窓から。たくさんの。
続きはあなたのその目で。
実はこの学園には八つ目の不思議がある。
とある学生の言うことは本当になるというもの。
その学生の名前は はちこさん。
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名前・はちこ
八組のただ一人の生徒。怖い話や不思議な話が好き。
いつの間にか他のクラスの一番後ろの席に座っていたりする。
人と話をするのが好きなため知らない人でもすぐ話しかける。
学生名簿には名前がない。人間なのか幽霊なのかは誰もわからない。
調停委員になったら八組に七人生徒を入れたい。
「わたしもたくさんお友達が欲しいわ。でも八組から出られないけれどね。ふふ。」
はちこができること
・言葉、仕草で相手を操る
はちこが言ったことを聞くと本当にそうなってしまう
手で押す仕草をすると相手は後ろに倒れてしまう、など。
「そこ、足元気を付けて。転びますよ。」「あなた目が見えるの?嘘、見えないくせに。」
相手を死に至るようなことは本当に怒った時しかしない。
息をできなくする、高いところから落ちるよう催促するなど。
「水の中に沈んでいるのに息ができるの?」「ねえ、音楽室に忘れ物してない?早く行った方がいいわよ。」
これらを回避するにははちこの言うことを全く信じなければいい。
ただし心のどこかでほんの少しでも信じていれば言うことを聞き入れてしまう。
はちこは暴力などは一切しない。言葉で攻撃し、言葉で受け流す。
補足