製作者 | なべ子 |
出場大会 | 第6回【学園】 |
経歴 | なし |
設定
『お料理大好き今流行のお弁当男子!』
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読者の皆様からの声が多く3週にわたって本誌登場!
男の子なのに美味しい手料理と人懐っこい笑顔で人気上昇中の、万物長利くん。
18歳の男子学生と料理人の両方の顔に迫ります!
<<世界に或るあらゆるモノ全てが食材、お残しは許しません!>>
―一昨年行われたワールドクッキン グシェフトーナメントで全審査員の舌を震わせ、
全ての試合で完全勝利を成し遂げてしまった世界が注目する天才シェフ、万物くん。
しかし、実はまだ18歳という若さで、かの有名な菩氷学園に在席する男子学生なんですよね。―
「在学といっても最近まで世界各地を回って食材探しやイベントなんかに呼ばれていたんで、
留年しているんスよ(笑)なんで18歳だけどまだ一年生。最近になって自分の時間がとれるようになったし、
それに【とっても良い食材】を見つけ出したんで、そろそろ学園に戻ろうかなって」
―そのいい食材とは?―
「実はその調理は未完成で、完成するまで今はまだ秘密です(笑)
でも食材を明かさずに味で勝負する大会で一 度出してみたらこれがもう好評で!
みんな美味しい美味しいってバクバク食ってましたよ」
―それは私も是非食べてみたい!秘密ということですが、ちょこっとだけ教えてもらえません?―
「ん~強いて言うなら、【世界に或るあらゆるモノ】ッスかね。
簡単に手に入るモノでもあったり貴重なモノだったり?」
―…なるほど、と言いたいところですが全く私には分かりません(笑)―
「ですよね(笑)でも、今回菩氷学園で行われる選挙で調停委員に選ばれれば、
きっと理想の料理が完成出来ると思うんスよ。そのために学園に帰ってきたんス。」
―ほう。調停委員選挙といえば菩氷学園の名物行事だと言われてま すね、噂ではかなり危険な選挙だとか…
謎の多い学園としても有名ですが、そういえばなぜ菩氷学園に通おうと思ったんですか?―
「やっぱり何でも自由っていうのが魅力ですねー。
制限が多い社会の中でいわゆるあそこはそういうのに縛られない、
一つの王国だと。そこのキングになれば自分の思った通りの制度を作って実行できるわけでしょ?
これほどいい条件の学園はないッスよ」
―じゃあもしその調停委員になれたら、どんな制度を作りたいと?―
「いっぱいあるんスけど、今のところ決定してるのは【学園生徒は俺の手料理しか食べちゃダメ】って事と、
あとお残し厳禁!【料理残すやつ大っ嫌い】なんすよね。」
―聞きましたか女性読者の皆さん、どうやら残さずいっぱい食べてくれる子がタイプらしいですよ、
これはメモしないとですね!―
「はは(笑)」
―本当に料理が大好きなんですね万物くんは。ぜひ調停委員になれるよう応援してます!―
「ありがとうございます、頑張ります!」
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Name:万物 長利(ばんぶつ ながとし)
Age:18歳
Sex:男
料理人一家の長男として生まれた彼。
幼い頃に捨てられ死にかけていた所を助けた、大切に、大事にしていたペット。
ソレが息を引き取る前に彼に言った。
「ゴミになってしまうのなら貴方に調理されてしまいたい」
その願いを聞き届けた彼によって、ペットは美しくそして美味しい料理になった。そして彼の口に運ばれ、溶けていった。
その日から彼は取り憑かれたかのように色んなモノを調理した。
自分では食べきれないので 、周りにいる者に分け与えた。
みんなみんな美味しい美味しいとバクバクと食べてくれた。
でも使った食材を告げるとみんな吐いてしまった、
体に溶け込むことなく床にベチャベチャと吐き出されてしまって。
( ああ、もったいない )
才能
なんでも美味しい料理に調理してしまう才能。現時点で料理できないモノは無い。
調停委員へ立候補した理由>
自分の調理した料理を全生徒に残さず食べてもらいたい。
どんな食材でも使用可能にしてもらいたい。
戦闘方法>
彼の内側から染み出て くる黒い、かつて大切だった、大事にしていたモノの思念体があらゆる調理器具に形を変え、
万物の身体に憑依し相手を調理または主を守る。
〇技一覧
『Cut-カット-』 | 切る |
『Mince-ミンチ-』 | みじん切り |
『Grind-グラインド-』 | すりおろす |
『Spit-スピット-』 | 串刺し |
『Knead-ニード-』 | こねる |
『Stir-ステア-』 | かき混ぜる |
『Mash-マッシュ-』 | つぶす |
『dissolve-ディゾルブ-』 | 溶かす |
『Heat-ヒート-』 | 熱する(強火、中火、弱火) |
『Roast-ロースト-』 | 焼く(加熱) |
『Chill-チル-』 | 冷やす(冷凍) |
『Boil-ボイル-』 | 煮る、茹でる |
特殊条件と弱点>
普段の身体能力は特別優れているところはなく人並みだが、
自分の料理を愚弄されると周りが見えなくなり暴走する。
暴走すると移動速度、加速度が上がり休むことなく技の連鎖を繰り出す。
しかし命中率は下がり、また大きな隙ができやすい。
補足
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