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百合元 ケイ

 

製作者 キノギ 
出場大会 第六回大会 
経歴  

 

 

 

 

設定

学園の教師であり、担当は保健体育。
常に首まで隠すマスクを付けており、喋る事も取る事も殆どない。意思疎通はジェスチャー、筆談等あらゆるものを使って行う。
マスクをしているのは、その下にある手術痕を隠す為。下にあるのは、移植された実姉の口(くち)と声帯。なので唇は女性の唇であり、声は姉の声である。
また、姉の唇も出来るだけ自分以外には見せたくないという独占的な感情もある。

ケイの姉は菩氷学園に通う生徒であり、ケイ自身は才能を持ちながらも平凡を望み、学園には入学しなかった普通の少年だった。
そんな彼は、行動的で優しく美人の姉を何より慕っており、それは普通の姉弟以上の想いでもあった。

ある時在学中に学園の生徒が行方不明になる事件が発生し、姉もその被害者となり消え失せる。
ケイは死に物狂いで探し続けるが、調停委員でもましてや学園生徒でもない彼は真相を探り当てる事が出来なかった。
そんなある日、彼宛てに小包が届く。中に入っていたのは、ご丁寧にも綺麗に整えられ冷凍保存されている、探し求めていた筈の姉の首であった。
何故姉さんが。悲しみと怒りが綯い交ぜになって湧き上がる中に――彼は愛する姉の首であるというのに、何故かこれ以上ない程美しいと思ってしまう。
そしてそれ以降、彼の愛するものは姉であり姉の首となる。

彼はその後医大に進学して猛勉強した結果優秀な成績を修める。元から持っていた才能も合わせて医師としての活躍を期待されていたが、卒業後に突然菩氷学園の教師として赴任する。
大好きな姉の唇と声帯を移植した彼の目的は、調停委員となりその力で当時の姉を殺した相手を探し当てる事。

――憎しみも勿論変わらずにある。しかしケイは未だ見ぬ犯人に対して、深い感謝の気持ちも抱いていた。
(ああ姉さん、貴方は本当に綺麗だった。もしかするとこれからその人に会えるかもしれないんだよ。待ち遠しいねぇ)
マスクの中の姉の唇を撫ぜ、ケイは期待に胸を躍らせていた。
姉と同じ死を与えると共に、姉の声で心からのお礼を言う事を。
「綺麗にしてくれて有り難う」と。

性格:
フラフラとした雰囲気でありマイペースな性格だが、先生としては真面目であり、教師職を満喫している。
しかし姉に関連する事柄・その障害となると容赦は無し、且つ嗜虐的になる。それは相手がさっきまで教えていた生徒だろうが、肉親だろうが同じである。

技:
■観察力の才能
ケイの持つ才能。
相手を目で認識すると常人を遥かに超える観察眼により、身長体重体脂肪率等の基本的身体データに始まり
調子の悪い部分や病、栄養等の健康状態・精神状態・物理的弱点を、外見や仕草から知る事が出来る。
些細な仕草に注目して行動の簡単な先読みなら可能。

■伝達の才能
自然と耳を傾けたくなるような心地いい声を持ち、喋ると自らの伝えたい事を寸分違わず心で理解させる事が出来る。一方的な疑似テレパシー。
元は姉の持つ才能だった。冷凍保存されていた姉の首から実験的に口と声帯を自らに移植した結果、不完全ながらも才能を会得する。
(姉の時は、相手が自分の意思だと勘違いする程の伝達精度だった)

■伝達応用・暗示
伝達精度を上げる為にケイが考え出した方法であり、彼の最大の武器。
マスクの中に自作の特殊な薬物を仕込んでいて、着けている間常に吸引している。
唾液に溶けた薬物は感受性を一時的に上げるものであり、何らかの方法で唾液を対象に投与すると効果を発揮する。(例:投擲物に塗布、注射、噛み付き等)
投与した対象相手だとケイの伝達の精度が上がり、心の内にある深い重い憎悪も相手に捩じ込む。
無理矢理共有した憎悪は対象の思考と溶け合い、沸き上がる恐怖心をも利用して、暗示を掛ける事が出来る。
単純作業・自白・自傷行為・簡単な刷り込み等なら問題なく掛けられるが、あまりに複雑な命令は掛け辛い。
自傷行為に関しても、命に即関わるような命令は出来ない。

■文具投擲
ボールペンを筆頭に尖った筆記用具を投げる。投げる際には暗示をかける為に唾液を塗布する場合もある。
元は趣味でダーツをしていたが、姉の失踪以後いつか来る時の為に鍛錬し続けていた。
筆記用具に落ち着いたのは「何処にでもあるし怪しまれない。補給も容易」である為。勿論ダーツも投げられるし、似た形状なら投げるのに支障はない。

弱点:
基本的に対人・対生物用の才能持ちなので、心や精神の無いものには効果がない。

 


補足

 

 

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最終更新:2014年06月16日 11:49
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