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倉太真音(くらた・まお)

製作者 山田屋
出場大会 第五回大会
経歴  

 

 

 

 

設定

●経歴

 

 2013年の埼玉県某所在住、某大学二年生。
 ご近所でも学校でもさして目立つ存在ではないが、動画サイト『ピコピコ動画』にてゲーム実況プレイ動画を公開している生放送主。
 あらゆるジャンルの様々なゲームでハイレベルな腕前を披露し、常勝無敗を誇っていた。
 しかし、あまりにも長く続いた常勝無敗状態に加え、生放送で叩きのめされる事による挑戦者の減少から対戦型のゲームに飽きてしまい、現在は地味なものづくりゲーム『マイワールド・オン・ザ・クラウド』にはまっている。
 今日も今日とてだらだら生放送を開始しようとしたところ、『ピコピコ動画』のサイトが見慣れぬデザインに。
 バージョンを示すロゴも今までの『19』から『GINGA』と無駄かつ派手に変わっていた。
 それと同時にピコンと鳴るメールの着信音。
『ピコピコ動画』の運営から送られてきたメールには、ただ一文。



 

『ピコピコ動画』最強のゲームプレイヤーであるあなたを最強の大会へご招待致します
 参加しますか?
 Yes No



 

 何かのイベントか、ちょっとしたミニゲームか。
 特に疑いもせずに『Yes』のボタンを押した、その瞬間。
 生放送のために申し訳程度に片付いていた自室にいたはずの彼女は、見知らぬ巨大建造物の前に立っていた。

 

「え、なにこれ」

 

 そう呟いたその時には、既に目の前のモニターにはこう表示されていた。

 

 受付完了:Mao Kurata

 

「何の受付? てか、ここどこ?」

 

 状況こそわからないものの、ゲーマーとしての経験が思考を止めさせない。
 説明書も攻略サイトの閲覧も無い状態でクリアしてきたレゲーにしてクソゲーの数々に比べれば、この程度の状況把握は容易い限り。
 いつの間にか脳裏に刻まれた <貸し与えられた能力> が、コントローラーを操作し動きを確認するかのように理解されていく。

 

「だけどまいったなぁ……こんな事になるなら、もうちょい格ゲーとか続けてればよかった」

 

 まいったと言いながらも彼女の表情には笑みすら浮かぶ。

 

「ま、縛りプレイも嫌いじゃないけどね」



 

●基本能力『ゲーマー』

 

 異様なまでの動体視力と、相手の僅かな動作一つから『次に何ができるかできないか』を全て予測し1フレーム毎に情報を絞り込み相手の行動に対応する能力。
 相手の動きを見れば見るほど情報が蓄積され対応は完璧に近付いていく。
 小足見てから瞬獄殺余裕。


 

●特殊能力『ゲームプレイ』

 

 大会参加のために与えられた異能。
 その身体にゲームキャラクターの能力を付与し、かつゲームを操作する感覚で動かし、ゲームに存在するルールで物理法則を支配する。
 能力所持者がその時点で一番やりこんでいるゲームが能力として発現する。


 

●特殊能力『マイワールド・オン・ザ・クラウド』

 

 『ゲームプレイ』によって発現しているゲーム能力。
 1立方メートルの物質を自在に設置・破壊する他、物質の配置次第で様々な道具を作り出す。
 1立方メートルサイズまでならば、液体だろうが光線だろうが何でも切り取って回収、収納、再設置、別アイテムへの再構築ができる。
 射撃攻撃などを切り取って回収した場合、向きを自由に変えて再設置する事で性能をそのままに射出する事も可能。
 ただし自意識を持って自立思考する存在は回収不可能。

 

 真音の頭上には10個のハートが浮かんでおり、攻撃を受ける度に1個のハートが消費されハートが無くなると死亡する。
 惑星を破壊するような攻撃であろうと、何百何千という打撃を繰り出す攻撃であろうと、『一つの技』のダメージで消費されるハートは1個だけである。

 

 また全身に装備された防具は部位毎にハートの減少を肩代わりし、ヘルメット(3)、レギンス(7)、ブーツ(5)、アーマー(10)の順で破壊される。
 ()内はダメージを肩代わりする耐久回数で、ハートの減少と同じパターンで消耗される。
 防具の形状は眼鏡、ジーンズ、靴、パーカーとなっている。
 後述の能力の都合によりハートの減少は実質死に性能であり、防具が全て損壊した(25回の攻撃を受けた)時点で敗北が決定すると言っても過言ではない。
 破損装備の作成、修理、交換はゲーム的な処理で行われるため、リアルな時間が掛からないとはいえ数秒のアクション停止を余儀なくされる。

 

 攻撃は当たり判定と認められる位置に当ててしまえば、当たり方などは物理法則に関係なく一定のダメージを与える事が可能。
 威力は装備などに準拠。(基本は鉄製の剣、強力なものではダイヤモンドカッター相当)
 基本装備(防具のみ)は試合毎にリセットされて再装備されるが、試合場以外では能力が発動しないため、事前に強力な装備を揃えておく事は不可能。

 

 身体能力はさほど強化されておらずそこいらのスティーブ並であるが、真音の反応速度と思考力でカバーする闘い方となる。


 

★『マイワールド・オン・ザ・クラウド』というゲーム

 

 雲の上に広がる無限の世界に自分の思うがままに世界を作り上げるものづくりゲーム。
 環境の異なる雲の世界を探検したり、様々な物質を採取・再設置して建造物を作ったりできる。
 オンライン接続により多人数プレイも可能。
 プレイヤーキャラを遠くから見詰めていたかと思えば突然襲い掛かってきたりする上に不死身という謎のエネミーキャラクター「アイザワくん」がユーザーに大人気で、真音の着ているパーカーはそれを模したデザインとなっている。


 

●特殊能力『ピコピコ生放送』

 

 真音を大会に送り込んだ『ピコピコ動画GINGA』の能力。
 彼女が死亡するようなダメージを受けると判断された瞬間、元の世界に強制転移させられる。(試合放棄により敗北する)
 また彼女の防具、つまりは着衣の破壊が進行し裸体を晒すような事態になった場合は、規約違反によりアカウントがBANされて同様に元の世界に強制転移させられる。

 

 彼女の試合は生放送で配信されており、多数の視聴者がその動画にコメントを流す事ができる。
 視聴者のコメントは物質化して試合場に出現し、弾幕による打撃支援や視界阻害を行う。
 このコメントは彼女には一切制御できないが、ある程度は意図的に誘発も可能。(歌唱によりサビ部分の弾幕を発生させる、など)


 

★『ピコピコ動画』というサイト

 

 動画に視聴者がコメントを流す事ができる動画投稿サイト。
 一企業が運営するにはおかしい規模を誇っており、動画のみならず様々なコンテンツの投稿・共有・意見交換が可能。
 ユーザー登録によりユーザー自身がリアルタイムの生放送をする事も可能で、多数のユーザー放送者によって大規模なコミュニティが形成されている。
 一方で、予告など一切無くインターフェースを一新する事が多々あり、慣れた頃には新しくなるとユーザーからは非常に不評だったりもする。
 今回の『19』から『GINGA』へのアップデートは殊更不満の声が大きい。

 


補足

 

 

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最終更新:2014年06月18日 00:18