
設定
年齢:不詳
「悪は許されない、また、力がありながらそれを看過する者も、ね。」
(設定)彼女はタワー事件で発生した能力者ではなく、それより前の能力者である。
そもそも彼女は個人の感情を持ち合わせてはいるが、まず一般的な"ヒト" ではない。
なぜなら彼女はある神気取りの人間が天使として作り出した一種のホムンクルス、またはゴーレムのような物だからだ。
本人は誰に作られたのか、他の天使達の所在等も一切判らないが、自分を本物の天使だと思い込んでおりそれを疑いすらしていない、
それは彼女がそういう風に作られたからだ。
物事をよく善悪二元論で考えてしまう節があり、基本的に誰に対しても優しいが、
彼女が悪だと断定した相手に対しては非常に冷酷な態度を持って処理する。
今回は悪い能力者を狩る部隊を作るとの事で彼女は「正義を導く役目である私がその部隊を導こう」と考え参加を決めた。
プリンシパリティのヒエラルキー(階級)はその名の通り権天使{下級天使第一位(9階級第7位)}である。
その職能は権天使達を天から指揮する主天使(ドミニオンズ)力天使(ヴァーチェズ)能天使(パワーズ)の持つ
守護・統治・支配・時間・正義への導きを司る職能の代行権利を持つ。
(能力)
1守護:物や人に対して簡単な行動パターンを記憶した守護霊をとり憑かせる。
その守護霊は彼女の任意のタイミングか設定されたトリガーを満たす事でそのパターンを発動し、とり憑いた対象から離れる。
一度にとり憑けるのは五つまでで、とり憑かれた対象はその間外的損傷を負わなくなる。
ただし、彼女自身にはとり憑かせる事はできない。
簡単な行動パターンとはとり憑いた物が吹き飛ばされたりすると対象に向かって軌道を変えるといった事や、
仕組みを知っている機械や装置なら1動作だけ操作を加える、といった程度の事である。
また限界を過度に超えた命令は実行する事ができない例えば石を水にしろ、1tの物を高速で吹き飛ばせといった命令等
その場合は何も起きず守護霊は離れる
守護霊を設置できるタイミングは彼女がその対象に直接触れる時
_この守護霊自体に意思は無いし全て彼女の意思で動く思念のような物だが、彼女はこれを便宜上守護霊と呼ぶ
2統治:物事の秩序を見出す
敵の攻撃や物を実時間で累計10秒以上視認する事でその攻撃のパターンや生じる隙、使い方を見抜くことができる。
ただしこの能力のみで敵本人の弱点は判断する事はできない。あくまで仕組み知ったり攻撃を回避をしやすくなるだけである
_統治とは集団に一定の秩序を与える事である。秩序、つまり物事の順序、正当性を見抜く事も彼女の領域である。
3支配:話術による魅了を使う事ができる、相手の戦意を喪失させるまではいかないが場の雰囲気をなんとなく自分の物にしやすい。
例えば、普段無口な人がそこそこ問いかけに答えるようになるといった程度。
深手を負った人間にとって天使の魅了は時に癒しと感じる事もある。
_信頼関係が築けない従属関係は続かない、それが彼女の方針である。
4時間:自分、または任意の相手の体感時間を 0.1~2倍の間で変更する。一度の使用で実時間の最大5秒分程度。
また、この職能の権利執行終了後に再使用するにはインターバルが3秒必要
体感だけなので肉体の移動速度は大して変わらない、ただし自分の体感速度を下げる事により素早い動きを確認し
余裕をもった意識で対応する事が可能
_神でもなければ本当の時間を操作するということは大変な事である。それは彼女に於いてもなんら変わることはない。
5正義:相手の意識に存在する罪悪感を増幅する。その罪悪感はその人に軽度の頭痛や嘔吐感として現れる。
罪悪感に苛まれている人ほどその影響は大きい。
もとから罪悪感が少ない人間には殆ど効かない。
_罪悪感がある内はまだいい、しかし本当の極悪人と言うものは得てして罪悪感が欠如している。
だから彼女はそういった欠如している者を始末する役割にあるのだ。
また能天使の任務には対悪魔戦闘がある。
彼らの部下である権天使達にも、もちろん戦闘のセンスは必要とされる。
(主武装)
幅の広い剣:この剣を作った者と彼女を作った者は同一人物である。
素材はこの街で一番堅い素材が使用されている。
本人はこの剣を攻撃ではなく避けきれない攻撃を受け流す時に使う事が多いようだ。
(弱点)
彼女はどういったわけか最盛期の頃のどんな攻撃にも耐えた体は今は無く、
一般的な剣で刺されても致命傷となるぐらい脆い肉体となってしまっている。
とはいえまだ、よく訓練された非能力者の軍人と同程度のスピードとガード、パワーの維持
それに僅かな肉体再生機能の維持程度なら自分の力でまかなえるようだ。
※五つの職能は依然そのまま使用する事ができると思われる。
※肉体再生機能の程度は骨折を1日かけて直す程度の速度。擦り傷なら1分ぐらい、
あまりにもバッサリ切断されたら恐らく失血でショック死する。
所詮は人が似せて作った天使である。
過去補足設定
その昔、ある男が居た。
その男は物心が付いた時には既に能力者であったが、
まだその時代に能力者なんてものは政府すら「いるらしい」程度しか把握できていない程少数であったし、
世論でも気持ち悪い話として語られていた。
だからその男は他の能力者と同じく自分の能力を隠して生活する事にした。
みんなと一緒に暮らす事が一番だと思ったからだ。
その生活が十数年続き、その男の考えはいつしか変化していた。
(なぜそこらの人より優れた能力を持ちながら、それを隠して生きなければいけないのか。)
それから男は今まで殆ど使っていなかった自分の能力の限界を試してみたくなった。
初めの内、男は自分の能力は子供の頃に浮かせた玩具の経験からいわゆるサイコキネシスのような能力だと思っていた。
だが、使っているうちにそれは摂理を司る力だと感じた。
強く念じれば地震や嵐、季節外れな植物の開花等限界が無いように思えたからだ。
自分の能力を試す内に男は自分が神の生まれ変わりでは?という考えに至った。
それからは自分が神であると疑わず、自分の思い描く世界を作ろうと行動を始めた。
まず、自分の能力と進んだ科学力を融合し、天使に見立てた記憶と能力そしてそれらを詰める体をいくつか創造した。
それに満足した男は次に能力者が不憫な思いをする世界を無くそうと思い、自分の作った熾天使(してんし)達と思案した、
そして一つの方法にたどり着いた。
その方法の為にこれまでに無いほどの強力な力を使った。
それと同時にその男と大天使達は世界から末梢された。
なぜ末梢されたのか、そもそも本当に末梢されたのかも定かではない。
或いは"その"世界を知らず思慮も足らない男は傲慢過ぎたのかもしれない・・・。
補足
最終更新:2014年06月20日 05:08