
設定
ここ、惑星フロスタにも宇宙最強を決めるバトルトーナメントの報が届いていた。
しかし、「アンドロメダリバティ」の乗客達と先祖を同じくする「人間」が住まうこの星では、参加資格があるはずも無かった。
ただ一人、...いや、一体を除いては。
【アイスゴーレムの「ヘイズ」】
もともとは国王の護衛用として創られた、氷で出来たゴーレム。
創られてから既に200年ほどが経過した今では、国王が危険に晒されることもほぼ無くなったので、国のパトロールをするように。
無機物とは思えないほど人間味豊かで、とてもおしゃべり好き。ユーモアもあっていろんな人に好かれているが、
国王にも敬語を使わなかったり、重要な会議の最中に氷魔法で遊んだりと、つかみどころのない性格。「可愛い」と言うと怒る。
パトロールをするようになってから人を傷つけることはしないようにしていて、
パトロール中に出くわした騒動は全て怪我人を出さず、和解させて収めている。精神的な意味では躊躇が無い。
そんな彼がこのイベントに参加する目的は、自分と同じ不死の友人を作るためだった。
周りの人達が老いて逝くのを何度も経験したヘイズは、一人でも共に生きてくれる友人が欲しかったのだ。
その目的は明かさず国王に頼んでみると、一部からは参加できるのか、していいのかと疑問の声が上がったが、
国王は面白がって「惑星の本来の種族はヒト」ということを伏せて参加申請を出してしまった。
○特徴
身長は150cm、体重は60kgほど。決して溶けず、壊れない氷で出来ている。
口は開くか閉じるかしかできないが、氷の中で光っている目は表情豊か。頭には本人曰く「ツノ」がある。
胸の中に動力源となる青い宝玉がある。氷で包まれているものの、強い衝撃には耐えられない。
破壊されると、宝玉の欠片を残して体は蒸発する。欠片さえあれば、魔法を掛け直すことで復活できる。
何故か火が大の苦手。純粋に怖いらしく、ロウソク程度の火でも近くにあったりすると焦って使う魔法が狂ってしまう。
200年経っても克服出来ずにいるが、本人は諦めていない様子。
氷の魔法を使う。
手元にある氷なら形を変えたり、自由に操ることができる。量が多いほどスピードが落ち、離れすぎると操れなくなる。
攻撃に特化したような魔法はほとんど使えなくなっている。
【魔法】
○アイスウォール
自分の目の前に氷の壁を作る。最大で高さ2m、幅2m、厚さ10cmほど。多少であれば寸法を変えられる。
生成速度がとても速く、1秒足らずで立派な壁ができるが、連続して使おうとすると時間が掛かったり形が悪くなったりする。
生成される場所に何かがあると、氷漬けのようになる。
○ハンドブリザード
手から強烈な吹雪を出す。数メートル以内であれば人一人吹き飛ばせるほどの威力がある。
○フリーズドーム
自分を中心に半径3mほどの球状に、衝撃に反応して自動で氷を作るシールドを発動させる。
死角にも対応できる非常に優れた防御魔法だが、氷製のシールドなので強度はそこまで高くない。
発動中は全く動けない。もし動かされた場合は魔法が解けて、防いだ衝撃を防いだ方向からそのままに受ける。
○ダイヤモンドダスト
自分の周囲にダイヤモンドダストを発生させることができる。とても綺麗。
【惑星フロスタ】
年中寒い惑星で、平均気温が0度を上回ることが無い、少しへんぴなところにある星。
そのせいか来訪者は非常に少なく、他星へ行く技術も無いため、貿易や外交は滅多に無い。
この星では「魔法」という技術が発達していて、特に氷と炎の魔法が発達している。
ローブのような服装がメジャー。フード付きのものや、マントもよく見かける。ヘイズが着ている服は今と比べると古めかしい。
陸地は星全体の1割にも満たず、その小さな陸地で一国を成しているので、国王と言うと、この星フロスタの王ということになる。
本人の希望から、また他の星との交流を図るため、ヘイズを出場させる。
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最終更新:2014年06月13日 21:48