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漆黒のヘルハウンド

 

 

 

製作者 レヌ
出場大会 第三回大会

 

 

 

 

設定

【参加動機の話】

 

1日の半分以上が暗い闇で覆われる常闇の惑星、ラーニア。
その星で最大の都市ラドールの路地裏のさらに奥で、きらびやかな服を着た男が数名のガードマンに守られながら一人の黒い男と対峙していた。
その男はまるで影のように黒く、この常闇の惑星を覆う闇を切り取って形を作ったかのようだった。
きらびやかな服を着た男は黒い男に一枚の用紙を渡す。

 

「今回お前にはこのバトルトーナメントに出てもらう」

 

黒い男はその紙を眺める。

 

「参加者の生死は問わない。お前はただこれに勝ち抜くだけでいい」

 

黒い男がきらびやかな服を着た男の方を見た。ざわりと空気がざわつき、ガードマンたちが身構える。
しかしそんな心配を知ってか知らずか、黒い男は紙を懐にしまうと踵を返し、一瞬の瞬きの間にその場から消えてしまった。
残された者たちが安堵の溜息をつく。

 

「まったく面倒なやつだ…猟犬め」

 

男は吐き捨てるように言った。


 

【詳細】

 

通称、漆黒のヘルハウンド。
惑星ラーニアで暗躍する、闇にまぎれて音もなく現れターゲットの息の根を止め、そしてまた音もなく闇に消える、凄腕の殺し屋。
彼の仕事は、要人から殺しの依頼を受け、それを完遂すること。

 

彼の声を聴いたものは一切おらず、本当の名前もどんな声なのかすらわからない。
そして、おどろくべきはその速さである。彼は一瞬のうちに10mほどの距離なら軽々と音もなく移動してしまう。
そして高速の蹴りでターゲットを打ち抜き、鋭い爪で体を引き裂くのだ。

 

全身に巻かれた鎖は力を制御するためにあるといわれている。


 

【性格】

 

性格は冷淡とまではいかないが自身のことすら他人事のようにして考えることがある。
殺した相手に対する同情や謝罪はないし、殺しを依頼するクライアントを軽蔑することもない。
淡々と依頼を受け、それをこなす。

 

たったひとつだけ彼の心を動かしたものがある。
それは花屋の少女だった。
お互い名前は知らない。たまたま花屋の前で止まったら少女がいて、少女が男の姿を見ただけ。
ただそのとき、恐れるでもなく不思議がるでもなく、ただ少女は、いらっしゃいませ!と元気に男に声をかけたのだ。
そんな普通のことが男の心に不思議な光をもたらしていた。
今では時々、花を一輪だけ買いに来る黒ずくめの男がいるという。

 


補足

 

 

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最終更新:2015年01月31日 23:47