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焔 散軌

製作者 浅祈
出場大会 第六回大会
経歴

設定

むかしむかしあるところに一人の男がいました。
その男は人間とは違う特殊な能力を持っていました
ただその能力を持っているだけで他の人とは一切変わらないのです
その男は能力を持っていることで怖がられ普通の人間に怖がられ避けられている今の状態をなんとかしないとと思っていると同時に
自分の一族を継ぐ子供が欲しいと思っています。

一族は自分一人、じゃあどうする?より強力な力を持った子供を持てばいいのです

「力を持てば、一族はきっと大丈夫だ・・人の助けも安易にできる――」

そうして男は、自分の一族とは違う力を持った女と結婚しました。
能力者と能力者の子供はきっと強い子供が生まれると思っていたからです

かといって、男は女をちゃんと愛してなかったわけじゃありません
男と女は強い絆で結ばれやがて身ごもり、男の子を出産したのです

それがこのお話の主人公 「焔 散軌(ほむら ざんき」です。


散軌が生まて数年後、まだ家族は楽しく暮らしていました
ですが散軌が3歳になった時、散軌の瞳が両目共赤く変わっていました

「これは!!能力が目覚めたか・・・!!!」

男・・・散軌の父はそう言い喜びましたが母はどことなく悲しそうな顔をしています。

「あなたと同じ、綺麗な赤い目ね・・・」

「俺の一族は精神を司る一族・・その特徴にこの赤い目だからな・・散軌も精神に関係する力が何かあるはずだ」



それから数年間、散軌の能力を呼び覚ます特訓をし、その合間に父は警察に協力し未解決事件などを解決し
普通の人の信用を徐々に手に入れ始めました


「おい!!!ちょっと来てくれ!!!!!!」

いつもの特訓のときに父は大声で母を呼びました
母が駆けつけると、父は何かに押しつぶされるように床に倒れていました
目の前には父に向って手をかざす散軌の姿があります。

「ちょっと、あなた!?何をしてるの!!???」

「はははっ、散軌は…大した奴だよ・・・と、りあえず・・散・・軌を止めてくれないと・・し・・ぬッ」

母は慌てて、散軌のかざしてた手を下させ抱きしめました。
すると父はすっと立ち上がり少し辛そうにしています

「散軌はお前の力も受け継いでるようだ・・こりゃ大物になるぞ」

父の能力は精神的なもので母は攻撃的な能力を持つ一族だったのです
父が散軌は重力を好きに操れるんだと力説している中
母は、散軌の赤い目を見たときと同じような悲しい顔をしました。



「この子・・・こんなに力をもって・・幸せになれるのかしら・・・」




それから数年後。
散軌は13歳になり、ずっと能力覚醒の特訓をしています。
けれど特訓の成果は出ずじまいです

「重力は割と使えるようになってきたんだけどな・・・どうして精神の方はなんもできないんだろうな?なぁ散軌」


「・・・・・・・ごめんなさい・・」

謝る散軌に、しまったという表情でゆっくりと首を振る。

「いや・・いいんだ・・父さんが悪かった。散軌、父さんはな・・散軌に強い人間になってもらいたいんだ。強くなって母さんを守りそして人の役に立つ。
今父さんが警察とかに協力して頑張ってるから散軌も頑張ってほしい。そして一族を絶えさせないでくれ・・・・じゃあ父さんまた手伝いに行ってくるな」

散軌は父の背中を見送ると、一人特訓を再開する。


そうして時間は過ぎ去り、散軌の能力も開花しないままある事件が起きるのです。
難解事件、凶悪事件解決に手を貸していた父の周りに良くないことが起こりつづけ人々はそれを父のせいにし始めます
そうして、父は人々から逃げる立場になってしまったのです。
散軌は大きかった父の背中が段々小さく丸くなっていくのを見て不安になります

「父さん、人間と共存なんて無理だったんだよ・・もう諦めよう?僕怖いよ・・・」

散軌がそういうと力のない笑顔で答えます

「父さんがあきらめちゃだめなんだ・・・何としても仲良くしないといけない・・お前もそうしてほしい。散軌、明日一緒に出掛けるか?特訓ばかりで疲れただろう?」

生まれて初めて父と出掛けられると散軌は喜びました。


そして出かけた日の事です。


―――焔だ!!!おいみんな焔がいるぞ!!!!殺せ!―――

周りにいた4,5人の男が一斉に散軌の方へ集まってきました
父は、散軌逃げろ!!!といい散軌は背後に突き飛ばされます

散軌は恐ろしい形相の男たちに腰が引け逃げ出そうとしましたがやはり父を置いてはいけないと距離をとるだけにし
自分の力で父を助けようと男たちの方に向け手をかざします。

「だめだ・・これじゃあ、父さんも巻き込んでしまう・・どうすれば・・・どうすればいいんだ!」

その間に父は男たちに囲まれ殴る蹴るの暴行を受けてます
男の中の一人がナイフを取り出し振りかぶります

「やめろおおおおおおお!!!!!!」

散軌が叫ぶと同時父はピクリも動かなくなりました。
よく見ると父の胸に刺さっているナイフが見えます

散軌はゆっくりと立ち上がり男たちを見ました
男たちが散軌に気付くと父に刺さったナイフを抜きそれをもって散軌の方へ歩いてきます

――あいつも赤い目だ・・こいつの息子か・・殺す・・不吉な一族め!――

散軌は無表情で男を見ます 赤い目が一瞬光ると
ナイフを持った男は仲間を次々と刺し殺します。そして最後には自分の胸へとナイフを突き立てます

――なんだ・・・これは!俺はっ・・俺はやってない・・やめろ・・死にたくないやめろおお―――

男は自らの手で自分の胸にナイフを突き立てたのです。
散軌は男の死体を横目に父の元へ向かい傍へと座り込みます

「父さん、なんか力覚醒したみたいだよ・・ねぇ父さん・・ちゃんと見ててくれた?父さん・・僕・・父さんの遺志を継ぐよ・・でも父さんみたいに甘くしない・・だって
周りみてよ・・誰も助けようともしてくれないんだよ?父さんはこんな奴らに必死になってバカだよ・・」

散軌たちの周りには人だかりができていたが誰も手を貸さず近寄ろうとしない人々に散軌は憤りを覚えたが無表情で父の襟首をつかみそのまま引きずって岐路につく
散軌は無表情だったが頬には一筋の涙が伝っていました
父を引きずりながら家に帰ると母は散軌たちの姿を見て泣き崩れた

「母さん、僕・・力目覚めたよ。だから父さんみたいに人間と共に生きれるように頑張るよ・・でも母さん、今はとても危険だから実家に帰って。
僕の事は大丈夫だから、僕がちゃんとやって僕たち能力を持ってる人が傷つかないその時になったらちゃんと迎えに行くからね。あと父さんの事よろしく」

母はいつもとは違う散軌にただ頷くと生活に困らないお金を散軌に渡し父の亡骸を車に乗せると

「散軌、母さん・・あなたを愛しているわ。どうか無理だけはしないでね」と抱きしめ散軌を残し車で走り去った

散軌は無表情でそれを見送る。


「人間・・・許さない・・父を殺した人間・・人間と共存してやるよ・・違った形でね」

散軌はそれから人が変わったように作られた笑顔で取り繕い
父と同じように警察に協力し、実際に使うことで能力を自分のものにしていく。
悪者は徹底的に殺していく上で、人々には感謝されたがやはり半分以上の人には敵対されていた
敵対され続けるのも気が滅入るから少しでも気がまぎれるようにと紙袋をかぶり顔を隠した このとき、散軌は16歳である。

そんな毎日が続く中、ふと街中の張り紙が目に入る。



        『菩氷学園新入生募集 調停委員選挙まもなく』

散軌はこれだ、と思いさっそく入学し調停委員の選挙に立候補する。



「僕が一番になれなきゃ僕はそこまでだ・・だから僕はここで一番になってここの奴らを自分の好きなようにし、焔家を最強にしそれから人間と共存してやる。」


散軌がこの後どうなったのか、調停委員になれたのか?母とはどうなったのか
それはこれとは違うまた別のお話 あなた自身の目でご確認ください


                                          おわり。


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名前:焔 散軌(ほむら ざんき)
性別:男
年齢:16歳
身長:171cm
体重:54kg
利き手:右

特徴:両目が赤い 紙袋をかぶっている

■能力■

精神

  • 過去を見ることができる(全て)
 人の過去を掘り下げて相手をずたずたにするのが好きなので多用する

  • 先読みができる
 ただし得意ではないので15分先までしか読むことができない

  • 操ることができる
 相手の意識の中に入りすべてを操れる。
 操っているときは本体無防備で使い続けると体力を消耗するので奥の手で多用はしない

※上記3つの能力は相手と目が合うだけで発動できる。
 ただし相手が何らかの理由で心を閉ざしてる相手には発動が遅れる。

攻撃方法

※父方の血が濃かったのか此方の力は未熟で、散軌自身精神破壊が好きなので最低限な事しかできない

  • 重力バリア
 能力がない散軌は非力なので近接攻撃には耐えられないので
 近づかれないように自身の周囲に見えない重力のかかったエリアを発生させる
 そのエリアは自身が動くとついてくる

  • 対象に重力をかける
 散軌が狙った対象に重力を掛けることができる
 こちらは精神の力を使うより体力を消耗するので奥の手にして
 比較的消耗の少ない重力バリアをいつも使う



補足

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最終更新:2014年06月20日 10:50