アリサ


製作者 haruyan
出場大会 第四回大会

女 15歳 懲役年数 8年とちょっと


科学都市のごく普通の家庭で生まれた彼女・・・
学校では成績優秀、友達も多く周りの評判もよいクラスの人気者・・・
というのはすべて彼女の妄想・・・
勉強はそこそこ、友達はいない、クラスでは周りから避けられる・・・


アリサの両親は彼女を生んですぐに離婚した、引き取ったのは母親だった。
母親はアリサを育てるためにたくさん働いた。
アリサと母親が顔を合わせるのは食事のときくらいで母親はほとんど働いていた。
アリサは誰よりも母親の愛を与えられて育った・・・はずだった。
しかしアリサは母親がいないのは自分の事が嫌いなのだと思っていた。
そのせいか学校ではいつも黙っていた、独りだった。
そうして長い間暮らしてきた。
なかなかかまってくれない母親への不満が日に日に積もっていく。
そして・・・アリサは・・・
アリサが母親の愛を始めて感じ取ったのは・・・アリサが母親を殺したとき、母親のやさしい笑顔を見たとき・・・
母親はずっとアリサに向かって笑顔を見せていたのだ・・・ずっと・・・
アリサが母親の顔をしっかり見たのはこれが最初で最後かもしれない。


このときからアリサはおかしくなってしまった・・・


アリサは人からの愛情を求めた。
求めすぎた結果学校ではすべてを失った・・・
ただ人の温もり、愛情がほしいだけなのに・・・


そんな時あの事件が起こり能力を手に入れた。
相手の心を読み、干渉する能力を・・・


アリサはそれを良いことに使おうとした。
しかし失敗が続き何人も傷つけてしまい、何人もの人を自殺に追い込んだ。
その数50以上。
アリサはそれでも助けようとした。


しかしアリサは捕まった。


牢獄で泣いて、泣いて、そうして暮らしているうちにどんどん心が廃れていった。
母親のあの笑顔も愛もすべて心の奥底に押しやられていきそうだった・・・
ただ、誰かに愛してほしいだけなのに、ますますアリサの心は廃れていった。
牢獄でボーッと過ごしているうちに収容所は騒がしくなっていた。
その中であの言葉が聞こえた。

「ボスを決めよう」

アリサは思った。
この人たちの頂点に立てば私を愛してくれるかな?
こうしてアリサの愛を求める戦いが始まった。


技:

能力を使うときは必ず相手と眼を合わせないといけない

  • アイシテクレル? 相手の心に干渉し弱みなどを掘り起こして苦しめる
  • イカナイデ! 相手の心とアリサの心をつなげる。アリサの気持ちを相手と共有する
  • どうして・・・だれも・・・ アリサの悲しみが相手の心の闇を増幅させそれによって相手を押しつぶし戦闘不能にまで追い込む、あまり頻繁には使えない


眼帯はなんかそれっぽいからです戦闘中ははずす気がします。懲役年数が短い気がするのは気のせいです。

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最終更新:2014年06月20日 05:33