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菩氷 細(ぼこおり ささめ)

製作者 山田屋
出場大会 第六回大会
経歴

【プロフィール】

●プロローグ

「ふむ、調停委員に選ばれる者は、絶対的な力を持っていなければならない……か」

 調停委員選挙の手続き書類を眺めながら、少女は軽い溜息を吐く。

「上から御されなければ己を律する事もできず、わざわざ示してやらなければ相手の強さも察する事もできない生徒ばかりか。菩氷学園も随分と質が落ちたものだ」

 少女はさらりと立候補書類にペンを走らせる。
 名前だけが書かれたその書類に、受付の事務員は首を傾げる。

「やれやれ、学園はこの有様で私の顔も名も忘れられているか。時の流れとは残酷なものだ」

 少女は大げさに両手を広げ、肩を竦める。

「この選挙で私の目に適う者が居なければ……この学園の在り方、考え直さねばならないな」


●詳細情報

 菩氷学園創始者にして初代理事長であり、調停委員の創始者にして初代委員長。
 自らも学園の生徒として過ごした三年の間で全ての制度を磐石のものとしたのち、「我が学園の生徒、強者たれ」という言葉を残してふらりと姿を消してしまった。
 学園の創立から考えればかなりの年月が経っているが、見た目は学生として在席していた頃と全く変わっていない。
 あらゆるものを掴みあらゆるものを投げる、理不尽なまでの武術の使い手。

 弱者を鍛え強者を磨き、悪は叩いて打ち直す事を至上とする徹底的な教育主義者。
 現状の学園の有様を非常に憂いており、己の目に適う者が存在しないようであれば再度頂点を取り学園を解体、一から全てを作り直す所存である。
 反面、見込みがある者がいれば全てを任せる意思もある。

 性格は一言で表せば、天上天下唯我独尊。
 良く言えば頂点の器、悪く言えば独裁者タイプ。
 戦いとなればまず相手の全力を要求し、その全てをいなし捌き投げ飛ばした上で叩き潰す。

 弱点は、強者の余裕というか横綱相撲を好む性格。
 また、少々思考が古くセンスや語彙は明治時代辺りで止まっている。

 身長:144cm
 体重:38kg
 年齢:不詳(外見は13歳程度)
 性別:女性

●能力・菩氷流合気柔術(ぼこおりりゅうあいきじゅうじゅつ)

 菩氷細が創始者であり、他に扱える者は誰一人として居ない武術。
 その技量は自らに向かってくるありとあらゆるものをその身体に触れさせる事無く投げ飛ばす。
 拳、蹴り、体当たりは当然の如く、銃弾、気弾、光線、水、空気、呪詛すらも投げ飛ばす。
 基本的には相手の攻撃を捌いて投げ倒す技術だが、様々なものを投げ飛ばす事で能動的な攻撃を行う事もできる。

☆飛天(ひてん)

 相手を空中へ投げ飛ばし、落下してきた相手をまた投げ飛ばすを繰り返す。
 空中から離脱または反撃できない相手はギブアップするまで投げられ続ける。
 並大抵の相手ならば10人程度はジャグリングのように文字通り手玉に取れる。

☆氷雨(ひさめ)

 熱のみを投げ飛ばし空気中の水分を氷の針にして相手へと投射する。
 威力は低く、牽制や手加減しなければいけない相手へ使う。

☆陽炎(かげろう)

 空気中の熱をまとめて投げ飛ばし熱線のように投射する。
 炎が発生するほどではないが、かなり熱い。

☆空壊(くうかい)

 空気を投げ飛ばし、巨大な鞭でなぎ払うように相手に叩きつける。
 射程は5メートル程度で、先端になればなるほど遠心力で速度が増し加速度的に威力が増す。

☆光転(こうてん)

 自分の身体に当たる光を別の方向へ投げ飛ばす事により、相手の目に映る視覚認識を狂わせる。
 細の姿は光を投げ飛ばした先に映り、本人の姿は相手には見えなくなる。
 ただし一瞬の事なので主に不意打ち用。

☆光纏(こうてん)

 前述の光転に質量を加えて相手に叩きつける。
 威力で言えば光速の体当たり。

☆螺閃(らせん)

 捻り渦を巻くように投げ飛ばした空気によりライフル状の空気のトンネルを作り上げ、その中を通すように攻撃を投げぶつける事で命中精度と速度、そして威力を格段に上げる。
 投げぶつけるものによって威力や見た目は変わる。

威力弱:空気(見えにくい、叩きつけるような打撃)
↑  :熱(空気が大きく歪むために見えやすい、一点に集中するためビームのように貫通力が増す)
│  :光(強烈な閃光を伴うために発生がわかりやすい、熱よりも威力が非常に上がり速度も速い)
↓  :氷弾・石粒(実弾として目に見える、命中箇所を引き裂き粉砕するため当たっても死にそうにない相手にしか使わない)
威力強:気弾(見えない上に当たればモビルスーツぐらいなら軽く消し飛ぶ。殺さないと世界がヤバイ相手にしか使わない)

☆死鍼(しばり)

 拘束専用技。
 指一本で相手の体の力の動きを制御し地面に押し伏せる。

☆地天(ちてん)

 最終奥義。
 地面に手を触れ逆立ちするように身を転じ、相手に地球を投げぶつける。
 相手は地球の質量を打撃として食らう事となる。
 様々な天変地異を起こしかねないので絶対に使わない。



●能力・校則禁術(こうそくきんじゅつ)

 文字通り、何かを『禁止する』能力。
 指定された文言に関わる一切が菩氷学園の敷地内で一切禁止され、何者も禁止された行動を取る事はできない。
 ただし生命活動に影響があるもの(呼吸、心臓の鼓動、個々の特殊な事情による能力など)や、日常の学園生活に支障があるもの(感覚や、通常の肉体運動など)は封じる事はできない。
 本来は100まで禁止事項を制定できるが、学園創立時に99項までを使って何かを封じているために現在使えるのは1項目のみ。
 戦闘中に使う場合は、相手の技を一つ禁止し使えなくさせる事ができる。
 よほど悪質かつ世界にとって害悪な能力でない限りは、細の意思により勝敗に関わらず戦闘後に禁止は解除される。
 悪質かつ世界にとって害悪な能力を封じた場合は、それを解除しない限り以降の試合ではこの能力は使えない。
 また、細が死亡する事でも解除されるが、その場合は先んじて封じられている99項目も解除されるため、学園の制度を形作る様々な禁止事項が開放される。


補足

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最終更新:2014年06月19日 04:30