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不思議な力で錠前を操る少年。
あらゆる鍵を開錠することに加え、その力で作った錠前で相手を無力化することが出来る。
女手一つで育ててくれた母への恩返しのため、自分の力がなんなのかを知るために学園への入学を望んでいたが、
激しい人見知りのため入学試験で緊張しきってしまい、叶わなかった。
再試験を頼み込むが断られてしまい、彼は学園長への直談判をするためその能力を使い学園への侵入を敢行した。
数人の職員を無力化した後捕縛され、一時は処分されると思われたが、学園側はあえて彼を学園の警備を兼任する形で生徒としての入学を許可した。
いかに不意のことだったとはいえ、彼の能力は学園のセキュリティを越えてきた、その危険度を考え、彼を近くに置くことを選んだ。
入学できたことを一時は喜んだ施錠だったが、朝昼晩の警備と自身の人見知りが災いし、学業はまだしも人間関係を築くことが出来ない。
このままでは自身の力がなんなのかのヒントが得られない、この特異な環境に入った意味が無いと思い始めたのだ。
そんな折、彼は調停委員の話を耳にする。
調停委員になれば、警備の兼任など振りほどけるのではないか、そう考えたのだ。
性格:人見知り。
かろうじて帽子を目深に被っている間はある程度落ち着いてしゃべることが出来る。
自分の力を過小評価しがちで、その上で慎重に物事を見ることが多い。
心から決めたことに対してのの行動力は良くも悪くも持ち合わせている。
能力:不思議な力で鍵を開錠、錠前を作り出す。作り出せる錠前は最大4個。
彼が試した限りでは開けれなかった鍵はない。
また、解くのは錠前に限らず、紐の結び目や鎖のつなぎ目も外すことが出来る。
作り出した錠前は物理的な力を持たず、物と物を繋ぐことで初めてその真価を発揮する。
錠で留めた鎖や縄は相手の力を抑え込み、大の大人を紐1本で拘束・無力化するほど。
直接人体に留めることで一時的に力を抑えたり、感情を抑えるなどの効果が得られる。
(彼が帽子無しで人と喋る際の最終手段である)
警備に当たるようになり、支給された特殊警棒は数少ない彼の攻撃手段。
スタンガンのような弱い電流が流れるもので、攻撃向きではないが能力とあわせて鎮圧・無力化向き。
弱点:人見知り。
運動はある程度人並みに出来るが、熟考することは苦手で、大体答えがまとまらない。
メンタル面は能力に頼っていることもあってあまり強くは無い。
補足
最終更新:2014年06月20日 16:35