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懲役三ヶ月
彼の名前はトニー。世界屈指のホワイトハッカーだ。
一応能力は有るものの、電気を少し操る位だ。攻撃には使えない。
まぁしかしその能力のお陰でパソコンに直接思考入力を行い、驚異的な速度でのハッキングを可能にしている。
彼は子供好きだ。ある日、久しぶりに出た街中で可愛い子供を見かけたので、追いかけて見た。彼に悪気は無い。
すると、なにやらボロボロの警備隊(?)のような人たちに囲まれ、『そんな小さい女の子まで襲う気かっ!この悪人め!!』
いきなり拘束されてしまった。(後で聞いたのだが、悪い能力者達が好き放題暴れまわっていたらしい)
そもそも強い訳では無い彼はなす術無く捕まり、冷たいコンクリートの部屋にぶち込まれた。
唯一のドア、鉄のドアの向こうにはムキムキのイカツイ看守が居た。
その中での暮らしには食事の量以外に不満は無かった彼だが、かなり暇だった。
そこで彼はイタズラのつもりで、ドアの向こうにいる看守の脳味噌ハッキングを仕掛けた。
始めての試みだったそれは三十秒ほどで成功してしまった。ほんの、ほんの出来心でそのまま看守を操り自分の部屋の鍵を開けさせた。
するとサイレンが鳴り響く。彼は泣きそうになりながらも、自分一人では脱出できなさそうなので他の部屋の鍵も次々開けて行く。
看守達を惨殺し始める他の部屋の人から逃げるように、簡単な電子ロックの掛かる扉を次々と開け、外までの道を開いた。
1.体は弱い。と言うか普通のおっさん。
2.電気をぶつけるだけではネズミだって殺せない。
3.脳味噌ハッキングは相手の思考が簡単な程早い。つまりバカ程…
4.今のところ、最大ハッキング人数は看守の人数であった五人まで。
補足
最終更新:2014年06月20日 10:38