| 製作者 | 高架橋下のアイツ |
| 出場大会 | 第7回 |
| 経歴 |
設定
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名前の元ネタ:サンゴシトウ(花言葉:夢、童心)
昔から、とある田舎の山奥には妖怪の村がある、という伝承がある。文明の発達した現代でもその村の住人はその伝承を語り継ぎ、妖怪が山を下りて悪さをしないように山の神社に毎年お供え物をする習慣があった。
だが、若者が都会に出てゆき、人口が減るにしたがって、神社の中には手入れが行き届かずに忘れ去られるものも増えていた。
◎月×日 たまきちたちと もりであそんだ。じんじゃのたんけんをしたら じいちゃんにおこられた。「にんげんたちがちかづいてきてるからあぶない」だって。
またじんじゃにいくやくそくをした。たのしみ。
;月・日 あしたまつりがある。みんなでいくやくそくしたのに、じいちゃんに「あぶないからだめだ」といわれた。とうちゃんにねだったら「わがままいうな」といわれてしりをたたかれた。いたい。
でも、やくそくしたんだ。ぬけだしてでもいってやる。 そういえばじんじゃでそのはなしをしたら、ひとのこがめずらしくじっとこっちをみていた。いきたかったのかな。でもつれてけないよな。にんげんだし、あんなによわいし。 名前:志藤 珊瑚
イタコの娘に生まれたが、父子家庭で育ち、親の経済的な理由で山奥の廃神社に捨てられた少女。母は数年前に通り魔事件に巻き込まれて亡くなっており、それがトラウマになって血を見るのが苦手になってしまった。
神社に捨てられた次の日、彼女は不思議な影がやってくるのを見た。影はその日は複数人で彼女を囲み、木の実と水桶をおいて去り、翌日から毎日現れては食べ物やら毛布やらを置いて帰っていった。最初はあまりの不気味さに何も口にしなかったが、空腹に限界がきて少しずつ食べたり、使うようになった。
日がたつにつれて少しずつ影の言葉や形が見聞きできるようになったが、彼らの、いやそれらの姿を見て何も信じられなくなってしまった。なぜなら、それらは皆昔話に出てくるような妖怪の姿だったからだ。鬼が1匹、着物を着た青白い幽霊が1匹、尾っぽが分かれたキツネが一匹。でも、それらに共通していたのは、みな「子供」という点だった。話し方も、やっていることも、自分と同じくらいの子供とまったく同じだったのだ。
それらは自分の目の前で、まるで道端の捨て猫を世話する子供のようにふるまうのだ。 いや、本当にそうなのか?もしかして、このまま太らせて喰われるのでは? ああ、恐ろしい。帰りたい。助けて、父さん、母さん…。 彼らが通い始めて3週間がたった時、自分の世話をしながら鬼が話す。
「なな、聞いたか?祭りの話!」 「うん、面白そうだよね。いろんな妖怪が来るんでしょ?」着物の幽霊が答えた。 「聞いた話では、外地の『どらごん』や『ぞんび』もくるとかこないとか・・・」キツネは顎に手を当て、少し自慢げに加える。 「ふーん、聞いたことねーなー」 「でも、こんなに集まってるんじゃ妖怪も人間も区別つかないんじゃない?」 「いいのではないでしょうか。最近は妖怪じみた力を持つものも増えてるらしいですよ」 「なんにせよ、面白そうだな。一緒にいこうぜ!」 「うん、行きたい!」 「かまいませんが、この子はどうしましょう?たとえ1日でも放っておくのは少しまずいのでは…」 「えー、でも人の子だぜ?普通っぽいし、万一つれてるのじいちゃんにみっかったら俺ら全員大目玉だよ。明日はほっといて、祭り行こうぜ」 「うーん、いいのでしょうか…個人的には非常に興味深いのですが…」 「えっと、村の方向なんだっけ?祭りの会場」 「みてえだな。」 「それでは、時間になったらここの前に集合しましょう。」 …明日はこいつらがいないのか。ならば、明日誰かが来るのを見計らってついて行けば、村に帰れるはずだ。恐ろしくてこれ以上は居られない。
………祭りの夜。
「見つかったか!?」
「ううん、神社の中にはいなかったよ。」 「マジかよ、どうしよう。山で迷ってんのかな…」 「いえ、それはないでしょう。最初から逃げるつもりなら、わざわざ今日に逃げる意味がありません。おそらく、昨日の会話で私たちが『人里に降りる』と勘違いしたのでしょう。」 「え?でも、祭りは俺たちの村だぞ?それじゃあ人里にたどり着けねーじゃんか!」 「早くいかないと!」
祭りの会場に、彼らは走った。草をかき分け、近道をたどり、祭りの妖怪の群れをかき分けた先には、戦いの控え席に青ざめた表情で震えながら座る人の子の姿。彼らは駆け寄る。
「おい、どうしたんだ!巻き込まれたの「イヤアアアア!!!」
「えっ…」 「もういや!村なんて無いし、影まみれで、突然つかまれたと思ったらこんなとこ連れてかれて!怖いよ、助けてよ…母さん…」 「…どうしよう」 「祭りに巻き込まれれば棄権はそうそうできない。まして人間の彼女は妖怪を認識すらできないはずです。私たちは除いて、ですが。」 「…そうだ、この前、長老様から憑依の仕方、教わったじゃない!アレ使おうよ!」 「それだ!あったまいいな~お涼!」 「確かに、あれは私たちが身代わりになれる。いい方法ではありますが、精神的な負担が彼女にかかるうえに、私たちだって教わったばっかりでうまく使えるとも限らない。」 「でも、ほかに方法あんのかよ、玉吉!」 「それは…そうですが…」 「…もう、ここまで来たら何とかするしかないだろ。何かあったら、この鬼の酒衛門様がまもってやらぁ!」 技・能力:
主に、3匹の妖怪が珊瑚に憑き、体を操りながら戦う。珊瑚の体は憑依した妖怪の影響を強く受けて筋力や体質が大きく変化する。ついている間は珊瑚に意識はなく、術や攻撃の影響は直接妖怪たちに来る。また、戦闘中は玉吉の術によって憑いていない2匹の姿が透明になる。
珊瑚:イタコの娘。幽霊や妖怪を自分の体に取りつかせ、とても弱い敵は取りつかせたうえで滅することもできる。これまでの経緯から精神的にも体力的にも非常に弱っていて、1人では戦えない。
酒衛門:村の近くの山にある、妖怪の村の長老の孫。単純な力としては将来有望な鬼だが、超自信過剰で世間知らず。自身の2倍ほどの長さの金棒を振り回して戦う、純粋なパワータイプ。珊瑚につくと体格が大きくなり、筋力が付く。金棒の長さはちょうど珊瑚の頭が6個分。攻撃を防いだり、避けるのはまだ苦手。
お涼:村の家を周り歩く座敷童の一人娘。線は細いが度胸があり、長老に教わった合気道を使って相手を返り討ちにするのが得意。反面、自分から攻撃を仕掛けるのは不得意で、力の喧嘩の時は酒衛門に身代わりを頼むことが多い。
また、お涼が出ている間、相手は必ず有利な状態になるが、長くいた分だけ別の妖怪に変わった瞬間から絶不調の状態になる。
玉吉:山のキツネたちの集団に入ったばかりの野狐。頭と妖術の腕はいいが口ばっかりで体力がない。戦闘中は主に妖術で戦う。使える術は以下の通り。
・幻惑 相手に幻を見せる。見せる幻覚はその時によってさまざま
・壁 自分の思う場所に壁を作る。まだ未熟なのですぐ壊れる。 ・狐火 火の玉を操って相手に火で攻撃。 |
補足