設定
あるところに一組のカップルと一匹の愛犬がいました
カップルはまだ若く、結婚を反対され駆け落ちをした為、貧しい生活をしていました
男は工場で、女は教会で来る日も来る日も働き続けました
それでも二人は幸せでした
家に帰れば愛する人と愛する犬がいたからです
女は男の帰りを待っていました
しかしいくら待っても彼は帰ってきません
心配になった彼女は彼を工場まで迎えに行きました
もちろん愛犬を連れて
そこで彼女が見たものは…
「血と肉が飛び散った床に右腕と半分になった頭が落ちていました
ふと気がつくとかわいいあの子の首も切り落とされて耳をそぎ落とされていました
きっと私もそうなるのでしょう
そう思った時の私はいやに冷静でただ神に祈りを捧げていたのです」
殺人鬼に殺された愛する彼と愛犬の綺麗に残っていた部分を自分に縫いつけた変人として人々から嫌われているシスター
しかし彼女は実際には数十年前に病院で死亡が確認されており教会に墓も存在している
だが教会には人はおらずそれを知る者はすでにこの世にはいない
非常に信仰心が強く全人類、全生物、この世のありとあらゆるものを愛しているがその愛を返してほしいとは一切考えていない
それどころか人からの愛を嫌っており自分を愛していいのは神様だけと考えている
その為か人殺しであろうと誰からも愛されない嫌われ者であろうと懺悔に来ればすべてが許されるという極端な思想をもっている
現在でもかなりの愛犬家であり教会内には気に入った犬の死体が点在しており教会に来た人々はこれらが動いて襲ってきたと噂されているが彼女にも真実が分かっていない
彼女の名前は死んだ彼とあの子の名前を繋げたものである
神様から百鬼夜行の先導をしろとお告げがあったらしく久々に外に出た
引きこもりでもある
能力
能力
神様の加護
彼女が生きていられるのはこの能力のおかげ
人の命と引き換えに願いを叶える能力
彼女の死因は皮膚を剥がされたことによる失血死だったがこの能力により血がなくても生きていけ、腐敗もしない不老不死に近い体になった
さらに断面さえあれば自身の体に他の生物の一部を能力を保持したまま取り付けられる
愛する貴方の右腕
工場に勤めていた彼の右腕に宿った願いの能力
トラック1台を楽に持ち上げられる腕力と人の頭蓋骨を砕けるほどの握力を有している
非常に優れた能力だが元が彼の最後の願いから生まれた能力の為願いがかなうと消えてしまう
彼の願いは「彼女の事を愛してくれる誰かが見つかりますように」
愛しいあの子の耳
二人で可愛がっていた愛犬の後悔から生まれた能力
防音処理の施された部屋からの音でも聞き取れ、危険が近づくとピンと皮膚が張る野生の動物のような能力
また耳を通った血から能力を伝達し身体能力を人外レベルまで高めることができる
あの子の後悔は「飼い主を守れなかったこと」で願いは「彼女を危険から遠ざけたい」
生まれる筈だった誰かの命
彼女が死亡する際身ごもっていた双子の赤子の命が不老不死になる時に成長をストップしてしまった為に意識のみが外に出されてしまった状態
まだ意思をもっていないが自身の体を守るために犬の死体に憑依し彼女を守っていた
能力はもっていないが生きているものから無機物まで様々な物にとり憑くことができる
ちなみに双子は他人の体で何回も死んでいる為願いを無数に叶えることができる
弱点
人の幸せや太陽などの温かく眩しいものが苦手であり直視することができない
呪い
殺人鬼の面の皮
彼女が死んだ事件の犯人の顔からはぎ取った厚い皮
彼女が教会で一人になった数日後、逃げ延び、のうのうと生き、家庭まで築いていた犯人が懺悔に来た為に彼女の孤独が始まった
教会にいった優しい父親が帰ってこないと犯人の家族が町の人々に話し、探し回った為に教会に行った人は帰ってこないという噂ができ、人が来なくなった
犯人が死ぬ瞬間に願った事は家族のことではなく「もっと殺したかった」だった
それにより彼女はロザリオを刺した人を殺す事が出来るようになった
補足
最終更新:2014年08月24日 00:43