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種族:幽霊 その他不明
むかしむかしあるところにとても貧しい夫婦がいた。貧しいながらも二人は助け合い、幸せな暮らしを送っていた。
ある日、妻が子を授かり二人はとてもよろこんだ、だがこのまま子供を育てられるほどの余裕はなく夫婦は悩んだ。悩んだ末に夫はこういった「俺がたくさんの人を引き連れるくらい偉くなる!」そうして夫は肉体を鍛え知恵をつけた。
その後、夫はなんとか子供を養えるようにはなったが身分の壁に阻まれた。
夫はそれでもあきらめず頑張り続けたが壁は高かった。
ある時親子が平和に暮らしていると、突如大きな地震が発生して家は崩れ一家全員下敷きとなった。ずっと続くと思った平和は一瞬のうちに崩れ去ったのだった。
薄れゆく意識の中、夫は心の中で叫んだ、偉くなるって約束したのに!こんなところで死んでたまるか!
その後、強い未練を持った夫はそのまま成仏することができず、幽霊となりさまよい、妻との約束を果たすためさまよい続けているらしい。
現代。丑三つ時であろうとも強い光があたりを照らす大衆の町。その中をさまよう一人の幽霊がいた。彼はなんで幽霊になったかも、いったいいつ幽霊になったかも覚えてないほど途方もない時間を過ごしていた。なんらかの恨みや未練があったのかもしれないが、今となっては思い出せない。ただただなんとなく幽霊生活を楽しんでいた。
たびたび死神が自分を連れて行こうとするが、地獄に行く気はさらさらないのでうまいこと逃げ出したり、返り討ちにしている。夜は人間を驚かし、昼は幽霊仲間や妖怪と集まって遊ぶ。そんな感じでふらふらと毎日を過ごしていた。
最近は人間をからかうことに飽きたので、真夜中に勝手にテレビやパソコンをいじり現代を思う存分楽しんでいた。だが心の底から楽しむときに限って何かが胸にひっかかる。なにか大事なことを忘れている。でも思い出そうにも思い出せないので他のことで紛らわすことにしていた。
いつものように妖怪達と談笑すると、ある一つの話題で盛り上がっていた。なにやら妖怪達でおもしろそうな祭りが始まるとか、そして祭りの勝者は百鬼夜行の先陣をきれるらしい。
妖怪たちが百鬼夜行の話で盛り上がっているとふと、なにかが頭に浮かんだ。一組の親子、女性と交わした約束。はっきりとは思い出せないがそれが大事なことだということはわかった。そして今、自分が無性に百鬼夜行の先陣きりたいのはそのことと関係あるのもわかった。だったら答えはただ一つ、さっさと百鬼夜行の先陣きって、胸に引っかかる大事な人に自分の晴れ姿を見せつけてやろうじゃないか!
彼の名前は「斎藤 幽霊」。名前なんてとっくの昔に忘れているので現代風の名前を付けてみたらしい。肉体は存在せず、霊の力、霊力を使い魂だけで存在している。
魂だけと言っても妖怪の類なら触れるし攻撃もできる。傷をつけられると霊力でそこをふさぎ、霊力が切れると消滅する。ダメージが大きいほど消費する霊力も大きい。時間をかければ霊力は回復するが、攻撃にも使うのであまり余裕はない。
彼は魂を攻撃する技を持っており、魂を攻撃されると外傷はないが痛みはあり、魂が弱いものはすぐに死ぬだろう。
主な技
霊力の砲弾 霊力を固めて発射するシンプルな技。
情熱の炎 胸の底から沸き立つ情熱を赤き炎として吐き出す。気持ちが高ぶってるほど火力が強い。
生命の炎 魂を燃やす青い炎を吐き出す。相手がどんな鎧を着こもうと魂は燃えていく。普通の炎より霊力の消費が激しい。
鬼火の舞 赤と青の炎で鬼火を生み出す。鬼火は相手を追尾するもの、自分で動かすもの、好き勝手飛び回るもの、真っ直ぐ飛んでいくものがあり、自分で動かすものだけ制御しなければいけない。
怒りの雷 溜りに溜まった怒りを雷として放出する技。怒りが強いほど威力が高い。
恐怖の地鳴り 自身の恐怖を地震とする。恐怖が強いほど大きな地震が起きる。
死界の冷気 あの世からありとあらゆるものを凍てつかせる冷気を呼び出す。自分が追いつめられているほどより冷たく、より多くの冷気が出せる。
亡霊の囁き ぼそぼそと幽霊の言葉でしゃべり相手の恐怖やトラウマを呼び起こす。対象と近いほど効果が強い。
怨霊の叫び この世のものとは思えない叫びをあげて怯ませる。臆病なものほど効果が強い。
幽霊の食事 相手の魂の一部を食べ霊力を回復する。相手にしっかりとしがみつき、おもむろにかぶりつく。相手にしがみつけないと食べれない。
生霊の誕生 相手の魂を抜き取る大技。魂を抜かれたものは魂が殺されまでは生きており、その前に肉体に戻れば復活できる。ゆっくりと近づき、大きな予備動作を必要とするのでそうそう決まらない。
補足
最終更新:2014年08月24日 17:20