
| 製作者 | F.P. |
| 出場大会 | 第八回大会 |
設定
あるところに、一人の研究者がいた。
その研究者は超人的な頭脳と技術を持っており、
実の娘を使って「ヒトとドラゴンのキメラ」を造ってしまうほどの研究狂であった。
しかし彼……もとい、彼とその娘は今、ある深刻な問題を抱えていた。
住んでいる所がド田舎過ぎて国から見つけてもらえず、研究資金が全く貰えないことであった。
「だからお金があるうちに引っ越そうと言ったんです。
いくら私でも研究所をまるごと抱えて飛ぶなんてできませんよ」
「だって今進めてる研究を中断させたくなかったんだもん……
それに! 今までの研究がバレたらきっと捕まっちゃうよ!」
「研究費が貰えなければ元も子もないじゃないですか」
「でもさあぁ……」
「……今度大会があるそうですね」
「え? ああ、でもそれは『あっち』の―」
「出ます」
「……え?」
「勝てばお金が出るんでしょう。
それに、『ヒトとドラゴンのキメラ』が出場すればそれなりに目を引けます。
うまく行けば『あっち』の雇用先が見つかるかもしれません」
「いやいやいやいやそんな! 危ないよ! 死んじゃうかもしれないよ!?」
「何のために私をキメラにしたんですか」
「いやそれはあくまで研究のためで……」
「働かざるもの食うべからずという言葉があります。私も働きます」
「……お前はなんて親孝行な娘なんだああああああ!」
「やめてください」
「よし! じゃあ心配だけど頑張って! その日は僕も見に行くから!」
「来なくていいです」
【リベトリア・アーネスト】
ドラゴンとヒトのキメラ。本名はリベトリアだが、よく略されて「リア」と呼ばれる。アーネストは姓。
まだ幼いが、キメラになった影響で脳が発達し、既に大人のヒトと同程度の知能を持っている。
無愛想で冷めており、あまり他人と関わろうとしない。
損得勘定をする癖があり、割に合わないと思ったことはやりたがらない。
リアの父親は病的なまでに研究好きであり、娘であるリアをキメラにするのだが
それと同時に自分の子供を愛せずにはいられない親バカであったためリアを家族と同じように扱っている。
リアは優しく研究熱心な父を慕ってはいるが、親バカなところをたびたび鬱陶しく感じている。
リアとその父はド田舎に住んでいるが、どこから話を聞いたのか彼らの研究に惹かれる
裏社会の人間がいるらしく、彼らにちょっとした情報を流しているとかなんとか。
リアは大会の賞金と、非人道的な研究でも容認してくれそうな裏社会に
父と自分を売り込むために大会に出場する。
【特徴】
リアはドラゴンの遺伝子によって大幅に強化されている。
知能は大人のヒトと同程度にまで成長し、視力や聴力、嗅覚は人間のそれを遥かに上回る。
身体能力や筋力も格段に強く、ヒト相手なら一撃で沈めることができる。
またそれらとは別に、リアはドラゴンの尻尾と翼を持っている。
どちらも堅い鱗で覆われていて傷つけるのは容易ではないが、尻尾の裏や翼の飛膜は比較的傷つきやすい。
尻尾は体内に収納したりできず出したままだが、翼は素早く収納・展開でき、普段はしまっている。
生命力はゾンビすら上回るほど高いが、治癒する速度自体はヒトより少し早い程度で
ダメージは蓄積するし力尽きたり気絶したりする。
材料となったドラゴンの性質上、炎や熱には非常に強いが水や冷気にはめっぽう弱い。
水をかけられると、鱗は石のようにもろくなり、飛膜はふやけてしまって飛べなくなる。
体温を奪われると全身がかじかんだようになり、動きが極端に鈍くなる。
生身の部分は弱く、剣で斬れば傷つくし銃弾が当たれば出血する。
【技】
・ブラスト
口から、爆発性のある炎の玉を発射する。
炎の玉は20~30メートル飛ぶ。威力は高いが距離減衰し、最終的には掻き消える。
息を吸い、力を込め、吐き出すという3アクションが必要なため隙が大きく、
力を込めてから発射するのを中断すると「不発」となり身体に大きな負担がかかる。
・ウィングシールド
大きな翼で身体を包み込み、相手の攻撃をガードする。
主に銃弾の雨やロケット砲などに対して、全身を防ぎたいときに使う。
欠点は多く、飛膜の耐久力がそこまで高くなくその場しのぎ程度であること、
またガードしている間は前が見えず、背後がガラ空きであること。
・ドラゴンアサルト
空高くに飛び上がり、そこから翼をすぼめて急降下、
地面すれすれで再び翼を広げ戦闘機の如く高速で飛行する。
目にも留まらぬ速さで相手を撹乱し、隙を見せたところを攻撃する。
空高く飛ぶのに時間がかかるし急降下中は無防備だが、ひとたび速度がつけば捉えることはほぼ不可能。
・死んだふり
死んだふりをする。野生の動物さえ欺くほど死んでいるように見える。父には見破られる。
【材料として使われたドラゴンについて】
基本的な特徴はリアに引き継がれている。
鷲のような脚やこうもりのような翼のある、西洋ファンタジーを思わせる赤いドラゴン。
火山近くで活動していたドラゴンで、熱や炎に対して非常に強い耐性がある。
体表は赤い鱗で覆われている。
虎や狼のような四肢で四足歩行をする。首はさほど長くなく、頭は胴と同じ高さにある。
地上に立ったときは平べったい印象を与える体格。
陸上・空中どちらもそつなくこなす種である。
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補足とか
デザインほんとはこうしたかった
