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Charles Duttine(チャールズ ダッティーネ)

 

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製作者 こめつが 
出場大会 第八回大会
経歴 VSアオイ=B=エンフェルネ 敗北 

 

 

 

 

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「あっ…すみません、ぶつかってしまい!申し訳ございません!!

…おや、もしかしてここに出場する方ですか?あぁやっぱり!とてもお強そうだったので。

私ですか?…実はお恥ずかしながら私もなのです。こんな貧相ななりではありますが、ここでなら私の様な人でも能力があれば大金を稼ぐ機会はありますからね。

あぁ、貴方も賞金が目当てで。私ですか?私は結婚しておりまして…あ、もう20歳にもなる娘もいるのですがね。しかしながら妻は悪い能力者に殺されてしまって…。ふらりふらりとしているうちにここにたどり着いた口であります。

でも何だか損した気になりません?確かに大金を頂けますが、大きな利益を得るのはここの主催者です。博打打ちの入場料、掛け金の数%、能力者の紹介料等々…それらを頂戴しているのですよ。出場者が得られる賞金よりもずっと巨大な額。

しかしその大金は何処へ消えるのでしょうかね?

…まぁそうですよね。私腹を肥やすためですよね。いや、あくまで噂話なのですがね、その大金を使ってもっと大きな富を築こうとしているらしいのですよ。

どうやって…?そうですね、例えば戦争…なんてどうでしょう。兵隊や軍備、その他入用になる物や需要が高まる物をそのお金であらかじめ買い付け、いざ戦争が始まればそれを必要な方々に売ったり貸し出したり。首領のない今、違法武器でさえ購入することも容易なはずです。富を持つ者がその娯楽のために開いているなんて言われてはいますが、この大会自体も実はそのための兵隊を見極めるものだとしたら…?

え?戦争になるとしても対能力者部隊に殲滅される?どうして?…あぁ確かに。

ここに住む者たちには統率力はありませんものね。自分のしたいことをするのがここに住む者たちの基本スタイル。そもそも軍は統率力がないと動かせませんし、なければ戦争は成り立たない、一方的な虐殺と化してしまいます。

いえ、しかしいつの時代にも例外は存在するのですよ。そのうち統率力のある者、及び軍隊が現れます。いくら悪い人間でも、環境・目的同じくすれば自ずとチームワークは出来上がりますから。檻の中で仲良く暮らしたりなんかして。

何が言いたいって?…あの特殊収容所、じきに崩れるってことです。対能力者部隊、引いてはそれを後押しする自称正義の集団のお手を煩わせた、無秩序で凶悪な方々が脱走してくるのです。そのためのピースは揃っているはず、揃えなくともじきにそうなる。

そんな方々が参加する戦争。一度起きれば、どうです?今賞金を得ることなんてちっぽけでしょう?

…「そこまで考えておきながら、何故この大会にお前は参加するのか?」ですか?そうですね…私が参加する理由は2つです。

一つ目は頼まれ事の為。ある方に出場者を見定めてほしいと頼まれていまして。

いぇね、不定期ではありますがそこそこに回を重ねてきたこの大会、そろそろ表舞台の方々に勘付かれている可能性が高いわけですよ。そういった方々をみつけて、少し“お話する”のが私の役目なのです。

それから二つ目。自分の為です。私は祖父の代から「周りにとらわれず自由に生きるように」と家訓として受け継ぎました。私自身、妻が亡くなったことを除けばこの信念で私の人生は成功してきたと言えますし、妻と共にそれを実践した結果、娘は良い子に育ちました。

だからこそ、自信があるのです。自由に生きることは素晴らしい、と。

これは他の方々にも知っていただきたい事実であります。いやしかしこの世の中、真なる自由は誰も手に入れていると言えません。私たちは自分の強いた可能性でしか自由を享受しない。可能性を広げたとて、法という籠の中で、許された部分でしか自由に飛び回ることができない。それはよくありません。

それに私は楽しみなのです。ずっと牢につながれ、規制を強いられてきた囚人たちが自由を手に入れる瞬間、後の戦争で皆が自らの自由の為に戦う姿、そして戦争によって法という束縛がなくなること。私は自由を手に入れる皆様の瞬間を見届けたい。きっと幸せを手に入れられるはずです。

だからこそ、語りかけるのです。

「貴方の信念は本物であるか?」と。

…長々とお話してしまい申し訳ありません。つまらなくありませんでしたか?ありがとうございます。そんな、興味深い話だなんて。

えっ?私が主催者側の人間?ははは、まさか。私の様な冴えない人間がこのような大きなものを動かせる方々にお遣いできる訳がありません。それに主催者側の人間が内情をよそ様にお伝えする訳がありませんか。もしかしたら、貴方とただ世間話がしたいがために引き留めようと、冗談を語っているだけかもしれませんよ?年寄りは話すことが大好きですから。

そうですね、こんな話好きの年寄りの為にどうです?試合が始まるまで互いに語り合いませんか?

なに、少し“お話する”だけですから」



キャラクター
名前:Charles Duttine(チャールズ ダッティーネ)
性別:男 年齢:48歳
身長:177cm 体重:75kg

科学タワーで働いていた科学者。主に分析化学や合成化学について研究していた。決して天才とは呼べなかったが、絶え間ない努力と根っからの研究者気質により科学タワーの一員となり、そこで後に妻となる人と出会う。結婚し、娘もできて順風満帆な生活を送っていたが、娘が進学のために引っ越していくその日に科学タワーの落雷事故が起こり、自らも能力者となる。混乱のさなか娘を見送り、その後何とか生き延びていたが、自身の能力は妻を自殺へと追いやってしまった。間接的ではあったが妻を殺してしまったことに怯えて裏社会に逃げ、またそのことにひどく絶望し、一度自殺を試みようとしていたが能力は彼自身にも及んでいた。能力によって価値観を変えた彼は「自由に生きる」という意味を歪ませ履き違えるようになり、その上他人の為にできることを尽くす性格が相まって、彼は「皆が自由に生きる素晴らしさを知ることができる」ように生きるようになる。その為にはと、手始めに裏社会で「秩序も規則もない自由」を人に説き混乱させていたところを、今の組織に拾われた。組織の「ビジネスの為に戦争を起こす」方針に賛同し、囚人たちの脱獄や戦争が起こることを心待ちにしている。

彼は優しく献身的だが少し頼りない、どこにでもいるような父親であった。その性格自体は変わってはいないが、能力の影響によって何よりも自分の信条を優先するようになったので、相手のことは考えずに“自由”を押し売りしようとする(人が自由に生きることで幸せを得られるとは言ってはいるが、実際は他人が“彼の言う自由”になる瞬間を見たいというエゴイズムの持ち主)。皆が自由を得られるのであれば誰がどんな風なことになっても構わない、最悪自分が死ぬ結果になっても良いようだ。しかし後の起こることを楽しみにしているので、多少の生への執着はある。

彼がこのトーナメントに参加している理由は、組織に「紛れ込んだ正の能力者をみつけ出す」様に指示された為。彼は今までもこのトーナメントに反抗的な者や軍兵になり得る者、組織に利用価値のある者を裏で言い惑わしてきた。だが今回は特に表社会の能力者が参加してくるであろうと組織のトップが判断し、その能力者を彼の能力で無力化あわよくば手駒にしようと考えたためである(正義の能力者にトーナメントで優勝された後では組織の目的が暴かれかねない上に、この試合の様な本気で戦う場所であれば相手の素性が分かりやすい、それに本戦に勝ち残ってきた能力者であれば強い者を手に入れられることも考えられたので、彼には舞台裏での暗躍でなく試合に出ることを命令した)。しかし主催側の人間が出ていると知られてはいけないので、「悪の能力者に追われているうちに、気付いたらここに出場するようになっていたサラリーマン」を装う。


能力:掻混攪拌(そうこんかくはん)
モノを掻き混ぜる能力。「掻き混ぜる動作をした」地点から半径15cm内の物質を混ぜ合わせることができる(ただし「掻く」動作をした道具は15cm内にあっても混ざり合わない)。別種の物を同時に掻くことによって、それらを混ぜ合わせることも可能。しかし能力自体は「混ぜる」だけであり、そこから新しい物を生み出すことは能力外のことである(既存概念で「混ざりあうと発生するもの(化学反応など)」が生じることはあり得る)。化学反応や能力によって固まる現象が起きない場合、掻き混ぜたものは少し粘性を帯びた液体になる。またこの能力は物質の表面を小さく掻くことでも発動することが可能なため、一見すると「触れた部分が溶けだす能力」に見える。

副産物として、この能力は精神にも作用することができる。混ぜ返すような言葉や話を語りかけることで発動。相手の常識や善悪の判断をかき混ぜる―撹乱状態にする。この術にはまった者は今までの価値観をリセットされ、自身の立ち位置や生き方等について苦悩することになる。その後、「自身は惑わされている」と自覚し立ち直るか、その言葉に惑わされ新たな自分を発見し変わり果てるかはその人次第である。彼はこの術に関しては、指示通りに正義の能力者や厄介な者には使用するが、そのままにしたら面白い・もしくは自由を理解してくれそうな人物には使わない。


欠点:主に手で掻く動作をするので、直接触れると危ないモノ(溶岩や強酸性の物質等)を彼は掻き混ぜようとはしない。また、元はただの科学者であるため身体能力は高くなくスタミナもあまりないので、長期戦を苦手とする。

 



補足

 

 

 

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最終更新:2015年02月09日 08:39