
| 製作者 | カシヲ |
| 出場大会 | 第八回大会 |
| 経歴 |
設定
たったの一年足らずで裏社会に名が通る程に成長したマフィア組織、インクリースファミリー。
そのインクリースファミリーの頭目こそが、インクリースだ。
インクリースと名乗る巨漢の男は、一年前にふらりと裏社会に現れ、すぐさま頭角を現した。
方法は至ってシンプル、”暴力”だ。
暴力が暴力を呼び、その暴力も暴力で捻じ伏せた。
その暴力に魅せられた者が自然と彼の元に集い、更なる大きな暴力を生み出した。
こうして生み出された退廃的なループの先に、インクリースは裏社会で確固たる組織を形成する事に成功した。
そのインクリースも、科学タワーの落雷事故で能力を得た能力者の一人であった。
本来の彼の能力は「光を運動エネルギーに変換する能力」であったが、
一年前に生死を彷徨う重傷を負い、能力が変化してしまった。
現在の彼の能力は「光を運動エネルギー・栄養エネルギーに変換する能力」。
彼を生かそうとした細胞達が、生死の刹那に死に順応するために限界を超えて進化したのだ。
インクリースは、光を栄養エネルギーに変換する事で、身体の治癒力を飛躍的に向上させ、死を免れた。
しかし、それには大きな副作用をも彼にもたらした。
以前はエネルギーの変換を自由に行えたのだが、リミッターの外れた細胞は制御する事が出来なくなっており、
インクリースの体は光を浴び続ける間、全ての光を栄養に変え続けてしまうのだ。
その事に気付くまでの一カ月余りで、インクリースの体重は50キロほど増加してしまった。
今では常に白のハットとスーツを着込み、なるべく光を体内に取り込まないように対処している。
唯一体重が増加しない瞬間は、光を運動エネルギーに変えている間のみだ。
その時だけは、インクリースの体を栄養が蝕む事はない。
いずれこの体は、自身を殺すだろう。
そんな光を拒絶する彼が、裏社会へやってくる事は必然だったのかもしれない。
彼は憎悪と破壊のみで生きている。
自分を追いやった人間共、自分をこんな姿に変えた野郎、そしてそれを良しとする世の中。
この大会で彼は世の中に思う存分、インクリースという恐怖を植え付けるつもりだ。
そして組織を拡大し、裏社会をも飲み込んでやる。
それは復讐の狼煙に過ぎない、裏社会の次は、――――科学都市そのものだ。
****技****
光の吸収
光を吸収して視覚化させない。
完全な透明人間になる事が出来るが、そこに実在している事は変わりないので攻撃が当たればダメージになる。
光の屈折
光を屈折させ、A地点にあるものをB地点にあるかのように錯覚させる事が出来る。
エネルギー変換
光のエネルギーを運動エネルギーに変換する。
運動エネルギーは速度にして音速を超え、イクリプス曰く「疑似光速」に到達する。
衝撃波と共に繰り出される打撃は、鋼鉄の鎧すら形を残さない。
拳で殴るというよりは、衝撃波で”潰す”と表現するほうが正しい。
またこれを移動に活用する事も可能。
体に空気抵抗を受ける事から、連続かつ秒単位の使用は不可能。
衝撃波と爆音から隠密行動では使用できないが、この世界の生物が視認する事はおそらく不可能だ。
発光
吸収した光を体から放つ。
周りにいる人の視界が一瞬で白く染まり、あまり見過ぎると網膜が焼き付けを起こす。
補足