
| 製作者 | VEN |
| 出場大会 | 第九回大会 |
| 経歴 |
設定
『メアリー・スー』
・どういう人?
全世界の中二病諸君の妄想が、姿を成した存在である!
・戦い方
魔文憑剣『グリューエン・ゼーゲ』
・魔法文字が記された本と同時に用いることで真価を発揮する、独自の魔法剣。
・威力は普通の鉄剣とさほど変わらない。
・剣士としての腕前はやや未熟。
魔文聖典『エアフォルシェン』
・百の魔法文字が記されている。
・一度使うと、その文字は消滅する。
・文字の付与効果が続く時間は、10秒。
・「剣」は、何度でも使える。
・予備は忘れた。
・実は普通の本と同じ素材で作られており、魔法防御の類もない。
よって、水に濡れたり燃やされたりなどは、メアリーにとっては致命的。
もちろん、自分の攻撃で本が駄目になる可能性もある。
『魔法文字』
炎、氷、雷、風、水、土、毒、光、闇、冥。
伸、爆、溶、衝、分、盾、飛、巨、癒、壊。
眩、遅、速、眠、酔、双、病、槌、切、貫。
鋼、金、銀、銅、巻、蛇、銃、縛、轟、黙。
盲、波、鏡、鎖、封、解、壁、潔、幻、操。
抗、狂、冷、熱、棘、吸、引、斥、浮、筋。
腐、弾、棒、重、曲、絡、衰、美、知、達。
霊、魔、手、威、砲、透、影、探、調、忘。
惚、木、小、傷、翼、瞬、穴、跡、短、戻。
数、泡、柱、追、貯、輪、罠、城、花、剣。
彼女は、何かと、戦うために生まれた。
彼女は、望まれない存在だった。
何の変哲もない世界においては、彼女は怪物だった。
想像の中で、憧れとされていた彼女も
現実では、全く必要とされないものだった。
悪心を持たない彼女を、人々は必要以上に恐れていた。
彼女はテレビを見ていた。
非力な人間、されど勇敢な人間。
テレビの中のヒーローが、本当に羨ましかった。
「ワタシもあんな風になれたら……」
少し後の出来事。人気のないところにも、とある情報が届く。
仮想世界での闘技、そしてヒーロー。
ヒーロー……。
彼女は、淡い期待を抱いた。
――これで勝てば、ワタシはきっと皆に信頼されるヒーローになれる。
――本当にそうか?
――仮想空間とはいえ、全てを消し去るしか出来る事の無いワタシが?
――ワタシは、"化け物"だ……。
ふと、目の端にポスターの人物が映る。
メアリーは彼を知っていた。
昔住んでた街の、曲芸師。
決して人気とは言えなかった彼は、だが確かに人の心を掴んでいた。
――そうか、彼もヒーローに……。
なれるかもしれない。
ワタシも、ヒーローに。
ほんのちっぽけな、望みだったが、彼女はそれに縋った。
――どうか、もう一度……
補足