
| 製作者 | 風鈴屋 |
| 出場大会 | 第十回大会 |
| 経歴 |
設定
「生きて遊び続ける?それとも死んで楽になる?」
【過去】
エディトは誰も遊び相手のいない少女だった。
何時も一人で本を読み、空想の世界に思いを馳せている何の変哲もない普通の少女だった。
だが、ある時に友達ができた。
一緒に遊んでくれるその子は人と違うからという理由で仲間外れにされていた。
まるで昔話に出てくる吸血鬼の様だと言われ、子供達からも大人達からも嫌われていた。
エディトはそれでも嬉しかった。
ただただ楽しい時間だけがそこにはあった。
ある日、何時もどうりに遊んでいる公園へエディトが行くとそこには血まみれになった。
吸血鬼なら生き返るだろうと誰かが言った。
そのまま放置されたその子をエディトは本を読みながら待ち続けた。
「永遠に生きられたら、ずっと遊んでいられるね」
「死ぬ事が無いのなら、きっと楽しい事もずっと続くわ」
エディトは何日も何日もその子が目覚めるのを待っていた。
いつしか彼女は思うようになる。
この子が生き返らないのは、私と遊びたくないからじゃないか?
死んでしまえば永遠に遊ぶ必要が無いからではないか?
永遠に生きていたら永遠に遊べる。
永遠に死んでいたら永遠に遊ばなくていい。
その考えに至った時、彼女の体は引き裂かれるような痛みと共に何かにむしばまれて行った。
湧き立つようなそれにあらがう事ができず、彼女は崩れるように地に伏した。
その後、公園にはほとんど白骨化した幼子の遺体と吸血鬼伝説の本のみが残されていた。
【詳細】
不老不死の病に感染している少女。
何の変哲もない普通の少女なのだが、能力のせいで見た目が異形のものになってしまっており、誰も遊んでくれない事にひどく悲しんでいる。
もっとも彼女の遊ぶは不死になることが前提なため、非常に厄介である。
対能力者部隊に保護されて以来、行動を共にしているが能力による不老不死化を行えない現状は遊び相手がほしい彼女にはあまり好ましい環境ではなかった。
対能力者部隊の監視下にあるうちは不老不死の病を人に移す事を禁止されていた為、大人しくしていたが、今回の戦争においては、監視下から逃れ、囚人数名に質問を投げかけに言っている。
自身が満足すれば終わりにするつもりらしいが、本人の意図しないところで不死者は増えていっている・・・かもしれない。
【能力】
本の中に出てくる不老不死の能力に感染する能力。
それぞれの病は感染した者の元の細胞を完全に破壊し、新たな体に作り変えてしまう。
その性質上、複数の病に同時にむしばまれる事は一切なく、感染するたびにそれまでにあった不死の細胞を消滅させ、新しい肉体へ変化していく。
また、病は全て感染症であるため、病に罹った者から第三者へも感染させる事ができる。
例外的に、エディトは全て病に耐性があり、人々が求めるリスクのない不老不死の状態であり、全ての症状が体に出ている。
『不死鳥病』
右目から流れる血の涙から感染する。
一番リスクの少ない不老不死であり、一番求められる不老不死の病。
しかしそのリスクは生物には致命的であり一度かかれば違う病の方がいいとすぐに返還される能力でもある。
そのリスクとは、痛みを感じることである。
生物としての脆さはそのままに身を焼くような痛みを伴い続け百年たてば完全に灰になるまで燃え尽きる。
そしてまた生まれるのだが、その際には完全な鳥になっているだろうとエディトは語る。
『吸血鬼病』
唾液から感染する。
数ある吸血鬼の物語の中から古典的な設定のものから感染した。
肉体的にかなり強化され、治癒能力も高くなる。
また、3秒だけ不可視になる事ができる。
弱点として付与されるのは、日光、銀の弾丸、心臓に杭を刺して首を刎ねる、水、十字架、ダンピール等から三つを選択。
リスクは高いがその分強い力がてに入る。
『人魚病』
足から流れた血を飲むと感染する。
人魚姫の童話から感染した。
人の足だとナイフで抉られたような痛みが走る。
6秒先の未来を見る事ができる。
愛する者の血をすすれば完全な人魚の姿になる事ができ、美しい姿と声を手に入れる事ができる。
弱点は人型時は人魚である事を言い当てられる事、人魚になった時は乾燥と水のない場所。
【弱点】
『ハッピーデッドエンド』
エディト自身の弱点にして彼女の理想。
沢山遊んで満足した後に大好きな人達と皆で死ぬ。
その思いから自身が死亡した際に病を患っている者達すべてを殺す能力。
誰も置いていかない為の彼女なりの優しさであり、彼女自身はこれが正しい事だと考えている。
能力の発動条件は彼女が遊び疲れ、もう思い残すことはないと言う事。
発動と同時にどんなに隠れていようと、どんなに逃げようと平等に死がやってくる。
補足