製作者 | 紺蝋 |
出場大会 | 第十二回大会 |
経歴 | 決勝戦進出 |
設定
「えーと……わが国の人口は、増加のいっとをたどっております。
みなさま、その、どうかご自身でうみだした魔法生物のかんりに……
あの、せきにんを持ってくださいますよう、お願いもうしあげます」
【「くれいどる」第72号】
魔法生物が住む国「くれいどる王国」を率いる一団「くれいどる」の一体。
「くれいどる」というのは国を治めている一団の名前で、
もともとはとある国で炭鉱夫の代わりとして魔法使いに作られた粘土人形達である。
動くし喋る。大きさは人より少し小さいくらい。
殴られたり千切れたりしても動き続けるが、水分が飛んでカチカチになると動けなくなる。
どういう経緯で彼らが建国することになったかは「所属国家設定」を見て欲しい。
「くれいどる」の粘土人形達はそれぞれ割り振られている仕事が異なり、
彼のもともとの仕事は、固い岩盤などを魔法で爆破するというもの。
今は、「くれいどる王国」にて問題を起こし続ける魔法生物や
危険すぎる魔法生物を爆破処理する仕事をしている。
昔から破壊魔法を扱っていただけあって腕前は申し分ない……が、
臆病なので自分で使った魔法にびっくりしたり、びっくりした拍子に魔法が出たりする。
団長の命令で大魔導決戦に出場することになったが、とても不安である。
内心「じぶんで出ればいいのに」と思っているが、縦社会には逆らえない。
危険な仕事をしているわりに他の粘土人形から労われることが全くないので、
もし優勝したらちょっと大きい態度をとってやろうと思ってたりする。
【魔法】
ランタン付きの大きな杖を持っていて、それで魔法を使用する。
杖が壊れると下記の「びっくり」しか使えなくなる。
・ばずーか
爆発を起こす魔法弾を発射する。
・がれき
爆破した岩や木片などを操って攻撃したり、盾にしたりする。
・びっくり
自分を中心に大爆発を起こす。
物凄くびっくりしたときに出る。
【 所属国家設定 】:
【くれいどる王国】
魔法生物が暮らす国。
人形達は、「魔法生物を隷属させてはならない」という条例が可決されてから
管理を放棄されてしまい、住むところがなくなってしまったので
まだどの国にも属していない土地を開墾してそこに住むことにした。
これが「くれいどる王国」のはじまりである。
それからは、自分たちと同じように棄てられてしまった魔法生物たちを
国に受け入れて人口を増やしつつ国を豊かにしていったが、
「魔法生物の国があるならむしろどんどん作って棄ててもいいじゃん」と
調子に乗った魔法使いたちのせいで、今ではもう人口過密になっている。
しかも、魔法生物の中には手が付けられないほど暴れまわるものや
壁を通り抜けたり空を飛んだりするものと様々いるので、とにかく大変なことになっている。
いい加減ガツンと言わねばならないと思った彼らは最も戦闘向きの粘土人形を
代表として出場させ、今回の大魔導決戦で勝利し、みんなに反省してもらおうと思っている。
補足