製作者 | A0_nbs |
出場大会 | |
経歴 | 第十二回大会 |
設定
アイラ・ウォーカーは不遇だった
生まれて間もなくして超常現象を起こし、親の顔も知らぬまま忌み子として施設に預けられた
だが悲しいと思ったことはない
アイラ・ウォーカーは不真面目だった
初等学校に通わされるやいなや、あらゆる生徒たちに珍しがられた
「炎も出せねえのかよ」「気味悪ぃ、近づくなよ」
バカにもされた
だが辛いと思ったことはない
「うああ!痛い!折れる!」「まて!よせ、許してくれ!」
「大丈夫よ、これ以上は曲げられないから」
気づけば悪友ばかりができていた
学校を修了してからは仲間と悪事を働いて周り、着々と活動範囲を増やしていった
そんなある日、アイラが首の紐で野良猫と遊んでいるところに仲間の男がやってくる
「アネさん、うまい話があるんですよ...」
彼が言うには、大魔道決戦に出場するための国内大会が近々開かれる
そこに形だけ参加し、出場者の金品を片っ端から盗んでやろうという
二つ返事で了承するアイラ
しかし、参加者はなんとアイラ・ウォーカーだけであった
結果的に大会優勝はアイラのものになり大魔道決戦への出場権が与えられる
困惑するアイラをよそに、やってやったという顔の仲間たち
状況をやっと飲み込んだアイラの顔には不思議と嬉しさや使命感が湧き上がってきた
「やってやろうじゃん!」
アイラ・ウォーカーは恵まれていた
特徴
18歳の女の子、168cm
喧嘩っ早くすぐキレる
首輪から伸びている紐状のものはアルキバという樹脂と金属の混合物でできている
使わないときは左腕に巻きつけている
上着の下はサラシを巻いただけ
パンツは穿いてる
紺色
体質
酸素を触媒に体内で魔力を生成するが、より多くの魔力を必要とするときは
皮膚から酸素を吸収する(呼吸ではない)
その為、基本的にいつもスカートを身に着けている
それでも足りないときは上着の腕をまくったり、脱いだりする
魔法
-テレポート
・任意の物体や生命を自分の好きな場所にテレポートさせることができる
ただし移動される対象は瞬間的にすべてが移動されるわけではなく、
その対象を縦に10分割したものが上から順番に送られる
(クラッシュ・バンディクーのブォンブォンブォンブォンってなるアレみたいな感じ)
・全て送られるまではおおよそ1秒と1秒で2秒ほど
・対象が意思をもって動いている場合(命をもった生き物のこと)や大きなものになるほど、
テレポートまでの時間は長くなり、必要な魔力も増える
大きさの基準はアイラよりも大きいものにはテレポートまでに時間がかかると思ったほうが良い
アイラの2倍ほどでおよそ5秒、3倍の大きさになるとおよそ14秒
・対象が生物ではなかったり、完全に活動を停止しているものであれば
どれだけの大きさであろうとすぐテレポートさせることができる
-念動力
・自分が触れているもの、且つ可動する範囲に限り自在に動かすことができる
・水などの流動体は動かすことこそ可能だが自在ではなく、流れに逆らって動かすことはできない
コップに入った水のように止まってさえいれば、触れることで好きな形にすることができる
・動かすには触れ続けていることが必須
苦手なもの
・なめくじ
・あっち向いてホイ
・雷
・靴ずれ
【 所属国家設定 】:
炎熱系の魔法に優れた国
魔法によって生み出された超高温の炉によってあらゆる物質を溶かし加工できる
特に特産物となっているのがカエデの樹脂とアルミニウムの混合物
ゆっくりと力を込めれば押し返すような弾力性があるが、急な力が入るととてつもない硬度をしめす
国民のほとんどが火を扱うことに長けており、生活にも深く根付いたものになっている
そのため可燃ガスや石炭などはほとんどが工場によって消費される
魔法が使えない人もごく僅かだが存在するが、アイラのような人物は極めてまれ
補足