コタロン

 

コタロン

 

製作者 なべ子
出場大会 第3回【人外】
経歴 大会出場(1回戦敗退)

 

 

 

 

設定

その星が誕生する原料となった物質は、宇宙ゴミだった。

科学によって生み出され捨てられたゴミに付着していた微生物の中で僅かなエネルギーを吸収して生き抜いた原生生物は、
様々な宇宙ゴミを引き寄せ合体を繰り返して一つの星そのもの(核)となった。


星の名は、スペースデブリ星(そのままの意味である)。


やがて宇宙ゴミに含まれるチタンやアルミ等の成分を主なエネルギーとして吸収するようになってから、より多くの宇宙ゴミが必要になり、
またエネルギーを得た際に出る不必要な物質(老廃物)の処理が必要になった星は、新たな生物を生み出した。


その生物は昆虫に似ており外見は統一しておらず様々。核であり母でもある星の為、
せっせと宇宙ゴミを集めては星から餌を与えられ、こうしてうまく循環し共存する役目を得た。
長い年月の末その間にも成長を繰り返した生物は、個々に知能も持つようになり、役目は仕事(使命)となり、
ゴミで埋め尽くされた星の中で生活を送っている。



その生物の一人、コタロンはその中でも変わり者だった。
集めてきた宇宙ゴミを使って何かを作ったり壊したりする事が彼の趣味で、仕事をサボっては歪な創作物を作っていた。
仲間たちは当初彼の行動の理解に苦しんだが、その創作性と技術で星の中に自分たちの住居を作ってくれたコタロンに皆感謝し受け入れている。
意外なことに外星からきた他種族たちからも彼の創作物は「芸術だ!」と高評価で、
今では宇宙ゴミでできた星は観光名星ともなっている。


そんなコタロンは様々な外星からくる観光客と接する内に、外星への憧れを持つようになった。
今回アンドロメダリバティからのバトル参加者募集の噂を耳にしたコタロンは、星に自分に行かせてほしいと願い出る。


もし優勝することが出来た時には、得た大金は大半は仲間たちに、
そして自分は残ったお金で宇宙ゴミを効率よく集められる高機能な機械を作ってみせる。
しかしその機械も星にある素材では作ることが出来ない、外星にある素材が必要であるため、旅に出る許可を得たい、と。


星は、それがコタロンの建前であることは分かっていた。
だが子を想う母心と、我が子達の住居を作ってくれた事、
汚いゴミの星と差別を受けてきたこともあった自分が、
コタロンの芸術によって観光客が来てもらえるような星になった事。


引き留められるはずがなかった。



そうして仲間たちからの応援を背に、コタロンは大会会場へと飛び立った―。



名前*

コタロン

外見*

サソリとクモの姿によく似ている。腕は6本、足も6本。
甲殻がチタンニウム、アルミニウム合金の成分でできており、非常に硬く耐熱性がある。

性格*

考えるよりも行動派。まずはやってみて、ダメだったらまた思いついた事をやってみる。失敗することに恐れはない。
とても陽気でよく喋る。相手が話を聞いてなくてもしゃべり続ける。あるいは一人でも喋ってる。喋りながら行動出来る。
一人称は「僕」、喋り方は「~だね」「~じゃないかな」「~だろう」といった感じ。

 

戦闘方法

「クラッシュコータント」
上段ニ本の腕で持つ宇宙ゴミから作ったハンマーで相手を圧縮する大振りの技。

「クリエイトコータント」
「テイクダウンコータント」
その他四本の腕で様々な工具を扱い創作or解体を行う。
工具種類(ドリル・レンチ・ドライバー・釘・ワイヤー)

「カッティングコータント」
先端に糸きり鋏のような鋭い牙が生えており、あらゆる物体を切断出来る。

「ペインティングコータント」
触角からはペイント弾が発射される。

「アドヒーシブコータント」
「メルトコータント」
尾からは粘着性(瞬間接着剤)の強い糸、又は酸性の強い紫の液体が出る。

能力*

スピード、瞬発力ともに優れており、足先には細かい毛が生えているので走行中の急停止やカーブが素早い。
ただし停止状態からの方向転換は鈍い。

硬い甲殻を盾とし、高い防御力を持つ。打撃・斬撃系、熱に強い。
が、甲殻を集中的に進化させてきた分、生身(人型部分)は柔らかく熱に弱い。
(甲殻でガードしていても長時間耐えると生身にも熱が伝わってしまうことが難点)
また背後が見えていない為、後ろからの攻撃が避けられない。

 


補足

 

 

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最終更新:2017年01月28日 17:06