製作者 | 翡翠煉 |
出場大会 | 第十二回大会 |
経歴 |
設定
「一人でも多くの子供が愛され、大人になることのできる世界を目指しています!」
・設定
デフォルメされたお化けをあしらったローブを羽織っている18歳ほどの女性。
ブレイブ国の議会に所属、議会の中で最年少だが、強さや知恵などの水準が高く、軽くみられることはない。
そんな彼女だが、幼いころに親から捨てられた過去を持つ。
理由は、彼女の持つ希少属性である霊属性で、霊属性をもつ彼女は、幽霊と話すことができたからである。
きっかけは、彼女が物悲しそうにさまようとある幽霊を見つけ、話し相手になってあげたという優しい心を持っていたという話である。
しかし親からしてみれば、何もない空間に、まさか幽霊がいるのかのように話す我が子は呪われた子ではないかと思ってしまい、呪いが自分に来ないように子の名前を空間『クー』の幽霊『ワイト』に変え、森に放り出してしまった。
強力な獣がいる森に放りだされた幼子が生きることができるはずもなく幸い獣に襲われ気絶してしまう。
このまま彼女が獣に食べられてしまうのを、とある幽霊は見逃すことはできなかった。
幽霊は過去の英雄であり、生に固執するがゆえに成仏することができず長い孤独を味わっていた。
孤独から救い出してくれた彼女をすくうために、幽霊は彼女の魔力をもらい実体化し獣を倒すことには成功した。
しかし、森には強大な獣が多く、そのたびに魔力をもらっては足りなくなってしまう。
そこで、幽霊は目が覚めた彼女に自分の持つ知識、力、その他すべての役に立つことを10年近くかけて教えた。
幸い彼女には素質があり、さらに過酷な環境を生き抜くため十全とは言えないが英雄に匹敵する力を持つことができた。
彼女が成長するたびに、幽霊は人生に満足してゆき、どんどんと消えてゆき、見えなくなってしまった。
少しの悲しみを感じつつ、彼女がどうするかを考えていると、獣に襲われている少女を見つけ、助けた。
その少女が昔の自分に重なり、このような子供を一人でも多く助けたいと思った。
その後少女とともに街に出ると国の選挙が行われており、助けるために出るべきだ! と強く思い立候補する。
選挙に出るための知識の試験をクリアし、選挙戦で多くの観客を魅了し優勝。その後、多くの票を獲得。見事議員となる。
その後、大魔導決選が始まることが公表され、議会の論争の結果、この議会で最も若く、トップクラスの強さを持つ彼女がこの決戦に参加することになる。
彼女は、一人でも多くの子供を救うためにそれを了承した。
・能力
希少属性である霊属性の魔法を使うことができる。
彼女霊属性の魔法を3種類使うことができる。
微霊体化 少しだけ自分の体を霊体にして、物理的なダメージを減少させることができる。また、ほんの少し浮かび、地面に仕掛けられた罠などを回避することができる。
霊撃 自分の拳に霊属性の魔力を纏わせ(武器などにも可能だが魔力消費上昇)、相手に殴れば恐怖させやすい。当たらなくても少し効果あり。
ポルターガイスト 魔力を物体や魔法に宿し、自由に移動させる。重かったり遠かったり早く動かしたりするほど魔力を消費する。
霊撃の効果から、相手に接近し、ローブ越しに直接殴りつつ微霊体化と回避を交えた格闘スタイルを好む。
ポルターガイストはいうなれば魔法使いととしての必殺技。相手の強力な魔法を止め、変則的な魔法の押し合いで勝利する。
また、ローブは自作で、霊魔法がかかっており、汚れを落とすことができる。
・弱点
微霊体の際は、幽霊の弱点などの魔法を受けると高い効果を発揮してしまう。
また、彼女の強さは英雄の受け売りで、少しだが最新の戦い方に適応しきれていない。
・英雄は成仏したわけではないかもしれない・・・?
・助けた少女とは今は一緒に暮らしている
・黒髪ロングである
【 所属国家設定 】:
ブレイブ王国
国内に山と海があり、豊かな国だが、その分強力な獣や過去に資源を狙う侵略者を迎え撃つために多くの英雄が生まれ、武力が一つのステータスになっている国。
議会制を採用しており、王と10人の議員により政治活動が行われている。議員の年期は4年で、2年ごとに5人ずつ選挙(知識があるかの試験で候補者を選定、戦いを行う『選挙戦』と大都市に住む国民投票)で決められる。
人体や物体に属性を付与する魔法『付与魔法』は半数以上の国民が使うことができ、たとえば細い鉄の筒に水属性魔法を付与して一定量の水を自由に出すことができたり、
布団に風属性魔法を付与してふわふわな布団にすることが可能。
とはいえあくまでもこれは例であり、誰でも上記のような付与魔法をつかえるわけではなくほとんどが火属性魔法で持ち物を少し温める程度でない。
さらに人によって微妙な個性や癖が出てしまうし、属性の魔力を定期的に流さなければ持たなければ劣化が酷く、国民全員が付与魔法がかかった道具をつかえるわけではない。
逆に、付与魔法以外の魔法を使う人間は片手で数えるほどしかいない。
補足