製作者 | デオドラ |
出場大会 | 第十二回大会 |
経歴 |
設定
ヒョーイ・オルステッド
年齢82歳
・キャラ像
イゴール周辺都市ボブチャン出身にしてボブチャン唯一の覚醒した魔法使い。
自国では人に好かれる笑顔と物腰柔らかなその姿勢で人気者。
魔法使いとしての頼み事も多いが、良き相談役として人々から信頼され慕われていた。
目は日常では見えないが、魔力に満ちた特殊環境だと見える不思議な目を授かっている。
常に杖をついており、杖にはきれいな音色の鈴がついていていつも、シャンシャン鳴らし歩いている。
ワイン嗜み、礼儀正しく、だがたまにジョークもいう素敵紳士。
休日は自宅で本を読みながら愛する国の景色を眺めるのが大好きな人。
・物語
平和だったボブチャンをイゴールに占領されてしまい平和な町は一変してしまう。
無理な搾取や労働を強いられる都市の人たち。
そんな彼らを守るためにヒョーイは一人直談判しにいくがその時に領主から交換条件を出される。
ボブチャンの民を今まで通り平和な暮らしをさせたかったらお前が私の戦争の道具となれ。
イゴール帝国には魔法使いがあまりいなかったため、ヒョーイの魔法使いとしての腕を欲したのだ。
ヒョーイはその申し出を受けた。そしてその日からヒョーイの日々は激変した。
領主を欺くために強力な魔法で辛抱強く戦い多くの人々を殺していた中、今回の大魔導決選が開催される。
領主の信頼を得ていたヒョーイは国内の選定大会に推薦され優勝し、イゴール帝国の代表となった。
・大魔導師になったら
領主は当然自らを議長にするように命令している。
そして議長になった暁には全世界をイゴール帝国の手に収めてやろう。そんな野望を持っている。
が、当然ヒョーイはそんな命令には従うつもりもない。が、自ら議長になるつもりもない。
戦う中で出会った信頼にたる人物を探し議長になってもらいイゴール帝国もなんとかしてもらおう。
自分は議長なんて向いていないしなぁ。
それでも、他に素晴らしい思考の魔法使いがいないのなら、その時は・・・。
はぁ、愛するボブチャンの人々と共にのんびり老後を暮らしたいものだなぁ。
・魔法
ヒョーイは比較的多めな魔力を有しているので長時間の戦闘を可能としている。
それに加え、使用する魔法の大半が消費量少なめ、または要領よく使っている。
また、修行により消費した魔力も休憩時間に瞑想なり綺麗な水を飲むなりしてある程度回復が可能。
○死神の音
杖についた4つの鈴。その鈴に魔力を込めて音色を奏でる。
その鈴の音を長時間聞いていると立ちくらみ、視力の極度の低下を招く。
果ては魔力のコントロールも不能になるがそれは30分以上聴いていた場合になる。
普段から鈴の音をならし生活しているヒョーイだからこそ、自然に相手を追い込むことができる。
○足下がお留守ですよ
視力や判断力が乱れた相手に対し、こっそり地面に仕掛ける魔法の罠。
杖の先に魔方陣を仕込んでおり、移動しながら地面にスタンプして仕掛ける。
この罠を踏むと触れた部分が魔法の氷で凍り付き体温、体力を消費させる。抜け出すには少し力がいる。
この罠は魔法生命体など、実態のないものが触れた場合も魔力に反応して作動する。
また、罠に気づいて罠を破壊してもその場に氷の元である魔力の霧を発生させ、徐々に視界を悪くする。
○ペンギンは空を飛ぶ
魔力で作った氷の塊を相手に向かって射出する技。アイスボルトと酷似するが威力はこちらが数段高い。
何故かペンギンの形をしているがこれは完全にヒョーイの趣味。子供ウケがいいのだ。
同時に5個まで生成可能で相手に向けて一個ずつ、また一気に発射可能。
炸裂した場所は凍り付くか、打撃を与えるかは任意で選べる。
○紫の氷塊
少年時代に偶然出会った旅する巨大な水晶の巨人に貰った魔法を非常にとおす紫の氷塊。
非常に頑丈で炎でも全く溶けないこの世界のものではないであろう物を杖の先につけている。
この氷塊を魔力をこめて操り相手に回転させながら高速でぶつけまくる技。
その威力は一撃受けるだけで大概はノックダウンするほどの破壊力を持つ。
が、魔力を多大に消費するためあまり長時間の使用はできない。
○レクイエム
戦闘により魔力が戦闘フィールドに充満した時だけ使える。
普段見えない目が機能する事によりその瞬間だけ魔力が増大し、一度だけ強力な魔法を使用可能になる。
自分の周囲全体、戦いの場すべての範囲を凍らせ生命機能を一時的に停止させ戦闘不能にしてしまう。
冬眠や冷凍保存と同じような状態に近いものになるのだと思う。
自身の魔力も著しく消費してしまうため、一戦闘に一回が限度。連続使用するとヒョーイも死ぬ。
凍らした相手は戦闘終了後、ヒョーイが指ぱっちんする事で解凍され無事助けることは可能。
【 所属国家設定 】:
北の最終兵器 イゴール帝国
漁業や氷、動物の皮や水晶などの輸出で生計を立てている。
一方で厳しい気象と海に面した土地柄を生かした戦法で隣国からの攻撃を防ぐ強国。
イゴールは本国が栄えるため周囲の町や村を奴隷のように働かせている。
その事実は隣国などにはあまり伝わっていない。
補足