第二話 合体寸前!! 許容限界5秒前!!
夕日の中、勝利を納めたゲンカイザー!
しかし、皇帝リ・タイアは黙ってはいなかった!
皇帝「あれは、ゲンカイザー……! おのれ地球人め、あれを操れるものがいるとは……」
ギバップ「皇帝リ・タイア! 奴の相手はこのギバップが……」
皇帝「……うむ、任せよう」
ギバップ「ははぁ……!」
地球、ギリギリ遊園地。
再び分離したカイザーマシンは、もとの置物に戻っていた
「にいちゃんすげー!」
「ゲンカイザーかっこいい!」
突破「あんまりはしゃぐなって! こら、せ、背中に乗るな!」
じいちゃん「やぶる、話がある……」
突破「じいちゃん……」
管理室の地下へと続くエレベーター。
突破「……遊園地の地下に、こんなものが…」
エレベーターが止まる。
そこには、まさにまんま指令室があった!
さらに渋いオヤジと女性が立っていた!
じいちゃん「こちらが、カイザーマシンの管理を行っている、赤井男(アカイ・ダン)じゃ。 んでこちらが……」
伝「伝益子(ツタエマスコ)です。 よろしくね、やぶる君」
握手をするやぶると伝。
しかし男は、そのまま背を向けてしまう。
突破(……だ?」
伝「こちらで用意したバスで、避難所に向かってます」
突破「……そうか」
安心するやぶる。
しかし、突如警報が鳴り響く!
伝「れ、レーダーに反応、敵メカです!」
男「場所は」
伝「避難所からは遠いみたいで……ああ!」
じいちゃん「なんじゃ!」
伝「子供たちを乗せたバスが、まだ近くに……!」
突破「…くそっ!」
駆け出すやぶる!
トッパーに乗り込み、出撃する三機のマシン!
突破「あれかぁぁぁ!!」
合体を試みるやぶる!
しかし!
バキィィィィン!!
突破「ぐ、くわあぁぁぁぁぁあああ!!?」
じいちゃん「な、なんじゃ!?」
伝「前回の合体で、マシンが消耗してるんだわ……」
じいちゃん「やぶる! 退け!」
突破「いやだぁあ!! ガキどもがまだいるんっ……ぐあぁぁぁぁぁぁ!!」
二度三度繰り返すも、失敗するやぶる!
男「……諦めるな、やぶる!! 貴様ならできる!!」
突破「へっ……いまさら…モニター越しに命令なんざ……うおぉ!! ……あきれちまうぜ……」
男「お前ならできる、お前ならやれるはずだ、突破!」
突破「てめぇぇになにがわかんだぁぁぁぁ!!」
男「わかる、わかるさ。 お前の熱い魂が。 俺はお前のあの時の合体に、心から打ちふるえた……! みろ!!」
突然上着を脱ぎ捨てる男!
突破「………!! な、な……なぁああああああああああああああああああ!!!」
男の腕は、包帯でぐるぐる巻きだったのだ!!
男「お前の合体に感動して、椅子から飛び降りたり、合体の真似事をしてできた……『脱臼』だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!! 貴様も俺も、何一つ変わったところなど、無い!!」
突破「……誤解してたぜ男!! だからあんたは照れて握手を………うおおおおおおおおおおおおおお!!!」
火花を散らしながら三機のメカが…今、一つになった!
突破「ゲェェェェェェェンカァァァァァイザァァァァァァァァァァァ!!!」
アドレナリン全開の突破!
敵メカを圧倒的な強さで殴る蹴る!
GENKAITOPPAの11文字が輝き…!
突破「くぅぅぅうあああああああ!!! げぇぇぇえええええんん……かあぁぁぁああああああああああいいいいけぇえええええええええん!!!」
――限界拳!!
空中に吹き飛ぶ敵メカ。
四散する巨体……
輝く子供のため
明日のため
戦え突破!
限界突破だ、ゲンカイザー!
最終更新:2009年11月23日 15:33