?「四聖も……お前一人になっちまったな、キリスト……」
十字架の様な物を背負ったロボットに乗っているキリストに話し掛ける。
キリスト「だから、どうしたというのかな?私一人でもいるのなら、世界を、人を滅ぼすことは可能だ」
十字架がゆっくりと開き、バリアの様なものが展開する。
?「そんな事は俺が、いや……ヴァジュライザーがいる限り、させない!!」
ヴァジュライザーも、同じようにバリアの様なものを展開する。
キリスト「“心理の壁”……貴公と私は……どうやら違う考え方らしいな……」
互いを比べると、バリアの色が違う。
?「お前は、今の時代には必要ないんだ。おとなしく還るなら、手荒な事はしたくない」
キリスト「愚問を!お互いの考え方が違うのなら、ぶつかり合い、倒したほうが正義!!それが世の理(ことわり)!それが私の心理!!」
キリストのロボットが突撃を仕掛けた!
?「馬ッ鹿、野郎がぁああぁああぁぁあぁ!!」
迎撃!拳を打ち込む!
キリスト「はぁあぁあぁああぁ!!」
キリストも拳を打ち込む!
互いの拳がぶつかり合い、互いのバリアが火花を散らす!
キリスト「私は正義!私の心理こそが、真理!!」
?「ぐ、ぅうぅう!?」
押し負ける!?拳に亀裂が走る!
?「お前は、理解されたかったんだな。生きてる間に……。だが、お前は殺された。お前が理解されたのは、死んだ後だ」
キリスト「黙れぇ!!」
?「安心しろ……。もうお前は、理解されたよ。たくさんの人にな……。だ、か、らぁ!」
ヴァジュライザーも拳に力をこめる!!
?「もう……成仏しやがれぇえぇぇえぇえぇ!!」
キリスト「っ、何ぃ!?」
キリストのロボットは、完全に押し負ける!ヴァジュライザーの拳はキリストの拳を粉々に粉砕し、そのまま胴体を殴り飛ばした!
キリスト「キリスト教徒の私に、成仏とは……。最後まで……」
?「じゃあな……キリスト……」
キリストは笑みを浮かべる。
地に四聖封印の紋章が浮かび上がり、キリストのロボットを包み込む。
キリストのロボットは、そのパイロットごと、一つの小さな十字架へと、姿を変えた。
?「四聖、封印!」
戦いは……終わった。
?「お疲れさん、ヴァジュライザー……」
いつのまにか夜が明け、眩しい朝日がヴァジュライザーのその体を照らしていた。
完(?)
最終更新:2009年12月05日 13:58