袁胤

cast:一条公麿三位中納言(水戸黄門)

名門袁家でも群を抜く血統の良さ。
まかり間違えば彼が当主である目もあった。
ただ、匈奴戦役にて袁逢の人気がえらいことになったので苦汁を飲む。
クーデターが不発に終わり幽閉される。

李儒が多数の兵を集めたのを受け、袁術の確保を狙って如南を攻めた。
(袁術が李儒の手に落ちることを憂慮した故の選択である)
しかし如南の激しい抵抗を受けて攻めあぐね、援軍の到着まで持ちこたえられてしまう。最期は趙雲に討ち取られ死亡した。

   「……是非もなし。麻呂が立つ。それでよかろう?」
   
   「ほ、ほ。美羽の身柄さえ抑えればどうとでもなる。それは変わらんのじゃ。
   孫家などと言う要素を排除した今こそ好機かもしれんの。
   そう、美羽の身柄さえあればどうとでもなるのでおじゃ」
   
   その目がある以上下郎に賽を振らせることはできぬ。できぬのだ。
   その思いを察して許攸も覚悟を決める。自分たちが立たなくとも李儒の手の者が乱を起こすであろう。
   
   「まあ、確かに美羽の守りが甘いのは確かでおじゃる。
    紀霊よ、袁家を託したこの身でおじゃるが……、容赦はせんぞ?」
   
   「さてもさても。かくもあはれなるこの身、武家の身として本懐である」

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最終更新:2012年07月24日 00:43