グラフとは何か

グラフとは、点と線からなる図の事です。
このグラフは、点A, 点B と、それらを結ぶ線で構成されるグラフです。

グラフでは、2点を結ぶ線はどのような線でも構いません。
このグラフは、線が曲がっていますが最初に出てきたグラフと同じです。
線の形状や、長さはグラフでは問題にしません。
点A と点B が結ばれているという情報が大切です。

また、線が1つも無い場合でもグラフになります。
このような形状でもグラフになります。

逆に、線のみで点が1つも無いグラフはありません。
グラフにおいて、線は点と点を結ぶ役割を果たすため点が存在しないグラフには
線も存在しません。

グラフは、同じものを表すのに違う呼び方をされる事があります。
点(Point)は、頂点(Vertex)、結節点(Node)などと呼ばれます。
線(Line)は、辺(Edge)、リンク(Link)などと呼ばれます。

Boost::Graph では、点を Vertex、線を Edge と命名しているようです。
最終更新:2013年06月07日 02:36
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