--男湯--
「ふぅ、いい湯だな。」
「たまには、皆で温泉というのも悪くないですねぇ。」
「ボク、こんな大きなお風呂、初めてです!」
「そうか、スクールも隊舎もユニットバスだからな。
ところで、熱血は何処へ行った?」
「よぉ、準備出来たぜ!
露天風呂といったら、コレが要るよな。」
「それは…日本酒か?」
「露天風呂で雪見酒とは、風流ですねぇ。」
「少年用のジュースも持ってきたぜ。
ようし、全員に回ったな。
それじゃ、新年に乾杯!」
「乾杯!」×4
「しかし、良くこんな場所を知ってたな、ナルシー。」
「ふふふ、もっと褒めて頂いて結構ですよ?」
「晩飯の刺身もナルシーが捌いたんだろ?
相変わらずの完璧超人だな。」
「美味しかったです、ナルシーさん。」
「うむ、生の魚があれ程美味いとは思わなかった。」
「ふふふ、ふふふ、もっともっと褒めて頂いて結構ですよ?」
--女湯--
「これがロテンブロなんですの?」
「へぇ、ほんとに空が見えるのね。」
「最初にお湯で体を流してから入って下さいね。
あと、タオルを湯船に入れるのはマナー違反ですので気をつけて下さい。」
「いろいろ作法があるんですのね。
インテリさんがいて下さって助かりますわ。」
「インテリお姉ちゃん、お風呂でもメガネ外さないの?」
「曇り止め加工してあるから大丈夫よ。」
「インテリ、そういう問題じゃ…」
「少女ちゃん、どうしたの?」
「そうですわ、さっきから黙りこくってますわよ?」
「可愛いお顔が台無しだぞ?(ぷにぷに)」
「うん、あのね…。
どうしたら、その、…大きくなるのかなって…。」
「あぁ、そういう事…。」
「私もインテリさんにお聞きしたいですわ。」
「急に大きくなったわよね、インテリ。」
「えっ、そんな事言われても…。」
「インテリお姉ちゃん、少し触っても、良い?」
「それは楽しそうですわね♪」
「じゃ、私も。
ご利益あるかしら?」
「え、ちょっと、まじめまで!?
冗談、だよね??
……きゃーーーーー!!!」
--男湯--
「向こうは賑やかですねぇ。」
「仲が良いのは良い事だ。
少女も打ち解けたみたいだしな。」
「裸の付き合いという奴か。
…覗きに行くなら敢えて止めんぞ、熱血。」
「覗かねぇよ!
へヴィマイン、千鳥位は置いてあるだろうしな。
てか、クール、お前、酔ってるのか?」
「あれ?
クールさんてお酒、呑めましたっけ??」
「正月休戦明けから戦場が変わる。
戻ったら早速ブリーフィングだ。」
「(うげ、もう仕事の話かよ)
さて、体を洗おうかな。」
「あ、熱血さん、お背中お流ししますね。」
「お、悪いな少年。
「んじゃ頼むわ。」
「はい、お任せ下さい!
(熱血さんの背中って広いんだ…。
何だろう、胸がドキドキする…。)」
--女湯--
「堪能しましたわ♪」
「うぅ、もうお嫁に行けない……」
「と・こ・ろ・で、少女ちゃん?
そんな事が気になるなんて、どーしてかなぁ?(ニコニコ)」
「えっ、…あの、…その(真っ赤)。」
「耳まで真っ赤にしちゃって、可愛らしいですわ♪
ぎゅってしてあげます♪」
「お嬢、放してあげないと少女ちゃんが窒息するわよ?」
「あら、私とした事が。
それで、やっぱり気になる殿方が?」
「歳が近いし、やっぱり少年君かな?」
「ううん、………熱血お兄ちゃん、なの。」
「へぇぇ、熱血かぁ。
ちなみに、熱血のどんな所が好きになったの?」
「…優しい所。
私がここに来た時から、ずっと気にかけてくれれて…
色々、親切にしてくれて…、だから、私…(ブクブク)。」
「私、応援しますわよ!」
「実の妹としてはどんな気持ち?」
「あの馬鹿兄貴なんかで良かったら、どうぞ持ってって!
そうなると、少女ちゃんがお義姉さんになるのかぁ。
(ふふふ、インスピレーションが湧いてきたわ!
夏はこれで行くわよ!!)」
--男湯--
「ぷはぁ、風呂上りはやっぱり牛乳だよな!」
「ボク、牛乳が苦手で…。」
「好き嫌いをしてはいけませんよ、少年君。
私は苺味を頂きましょう。」
「そうだぞ、それに牛乳はカルシウム豊富で、成長期にこそ飲むべきだ。
俺はコーヒー味を貰おう。」
「…頭が痛い、すまんが先に部屋に戻らせてもらおう。
(柄にも無くはしゃぎ過ぎたか)」
「クールさん、大丈夫でしょうか?」
「そういや、クールがこの手の事に参加するのって珍しくねぇか?」
「だからこそ、無理をしてしまったんでしょうねぇ。」
「熱血の良い影響だな。
少年は悪い影響を受けないようにな。」
「なんだよ、それ……ふぇ、ふぇっくしょい!
あー、湯冷めしたか?」
特にオチは無い、スレ汚し済まない。
ベテランとクールを弄りきれなかったのが残念だ。
己の文才の無さに悶絶したわ。
最終更新:2010年01月06日 00:39