インテリ「は~いクールちゃ~ん♪あ~んしてくださいあ~ん」
アーン パクッ ムッシャムッシャ
インテリ「ふふ、美味しいですか?まだまだ沢山あるから遠慮しないでくださ「おい、インテリ」ってあら?クールさんじゃないですか」
クール「ペットにオレの名前を勝手につけるな。大体、何でオレがイグアナなんだ?」
インテリ「ん~……何となく?強いて言えばペタッと地を這って動くのが砂っぽいからですかね~砂と言えばクールさんじゃないですか」
クール「…やめろと言っても聞か「当然です」…だろうな…で、なんでオレを呼んだんだ?」
インテリ「聞いてください!熱血くんと少女ちゃんがついに結ばれたんですよ~!子供の誕生も、もう間近です!!」
クール「…………………一応、確認するが、それは何の名前だ?」
インテリ「そこのケージにいるエリマキトカゲですよ~。ちなみにお隣はミドリガメのベテラン・お嬢夫妻で、そこの水槽はシマリスのまじめちゃんと少年くん、でもってその隣の鳥籠はピトフーイのナルシーちゃんです」
クール「動物園かここは…しかし、よくこんなに集めて飼うものだ。機械やパソコンだけじゃなく動物も好きなんだな」
インテリ「まあ、確かに好きは好きなんですけどね…皆、最初は怪我をして動けないでいた動物達なんです。私、そういうの見つけちゃうとどうにも放って置けなくてつい持ち帰ってきちゃって…で、気がついたらこうなっていたんです」
クール「ゆくゆくは自然に帰すのか?」
インテリ「そうですね…取りあえず私に余裕のあるうちはこのまま飼おうかと思っています。幸いこのお仕事お給料良いですし、何より外は危険ですからね」
クール「ニュード汚染に各地でそれを巡る戦闘が止まないからな…汚染も戦火拡大する一方だ…」
インテリ「早くこの子達が自然に戻って暮らしていける日々がくるといいですね…」
クール「そうだな」
インテリ「ふふっ傭兵のセリフじゃないですけどね」
クール「まったくだな。だが、そのために戦うのもありだろうよ」
インテリ「クールさんがそんなこと言うなんて!これは明日は雨ですね」
クール「……何でだ」
最終更新:2010年01月31日 12:53