ナルシー「はあ……」
熱血「何だよ、溜息なんて付いて。らしくない」
ナルシー「悩みもなく風邪も引かないあなたにはわからないことです」
熱血「おう! 俺は健康そのものだからな!」
クール「お前そこは怒るところだぞ。……ホントに大丈夫か、ナルシー?」
ナルシー「いえね、まさかこの私が他人に懸想することになるとは思いもしなかったものでね」
熱血&クール「!?」
お嬢「相手は誰なんですの!?」
熱血「うわっ、急に出てくるな。つ~か聞いてたのかよ」
お嬢「そんなことはどうでもいいですの! ナルシー、誰に恋してるんですの?」
ナルシー「……直接会ったことはないのですが、敵としていつも我々の前に立ちはだかってくるあの桃色のブラスト。
最近あのパイロットの事が頭から離れないのです」
お嬢「まあ……! 自分しか愛でることができないはずの男が初めて愛したのは敵方のエース。許されざる禁断の恋。ああ、ロマンチックですわ……」
クール「お前はちょっと黙れ」
ナルシー「あのパイロット、さぞ眉目麗しく頭脳明晰な……いけない、こんな言葉では足りない。自分の語彙の無さが恨めしい」
熱血「こりゃ重症だな」
インテリ「例の桃色のブラストのパイロットアバターもナルシータイプだったような……」
まじめ「これも一種の自己陶酔ってことなのかしらね」
最終更新:2010年02月14日 17:12