現在の戦場は8対8

まじめ「えーっと…今日はどういう日なのかな」
少年1「どうしたんですか?」
まじめ「う、ううん、なんでもない。気にしないで」
少年2「援護が必要なときは言ってくださいね」
少年3「偵察をお願いします」
少年4「わかりました!」
少年5「おやつは持って行っていいですか?」
まじめ「ごめん、戦闘中は舌を噛むから無理よ」
少年6「ご、ごめんなさい…」
少年7「す、すみません」
まじめ「そんなに萎縮しないでよ…勝ったらみんなでケーキでも食べに行きましょ?」
少年全員「はーーい!」


熱血「…なんだこの色気のないメンツは」
ベテラン1「馬鹿者! 戦場に色気を求めるとは何事だ!」
ベテラン2「出撃する! 遅れるなよ、軟弱者!」
熱血「………」

ベテラン3「敵機発見んん!!」
ベテラン4「砲撃する!! 巻き込まれるなよ!」
熱血「…くっ、なんて暑苦しい…」
ベテラン5「甘い! それでは生き残れんぞ!」


オペ子「敵コアにダメージを与えました!」
熱血「おおっ! よくやったぞ!」

ベテラン全員「…なんだと?」

ベテラン6「熱血…年長者に対してなんだその口の利き方は!」
熱血「…せ、戦闘中だ! 集中しろ!」
ベテラン7「そうはいかん! 熱血、貴様は戦闘前から色気だなんだとたるんどる!」
熱血「それどころじゃないだろう! 敵が目の前に…って」

 ペタペタペタペタペタペタペタピピピピピピピッドゴゴゴゴゴゴーーーーーンンン…

熱血「な、なんじゃそりゃああああああ!!!」

少年全員「注「注意が「注意「注意が足り「注意が足りないんじゃない?」ない?」じゃない?」

熱血「…そ、その台詞をサラウンドで聞くことになろうとは…っ」
まじめ「ちょっと! なんで全員支援機なのよ!!」
少年全員「ご、ごめんなさい…」


まじめ「…って感じで、なんか保母さんにでもなった気分だったわ…」
インテリ「ハーレムじゃないですか!! どうして私に代わってくれなかったんですか!!」
まじめ「あのねえ…そんなこと言ったって無理に決まってるでしょ」
インテリ「七人の少年なんて…なんて羨ましい!! 思いっきり白雪姫プレイじゃないですか!」
お嬢「お待ちなさい! 姫ですって!? それは私にこそ相応しいものですわ!」
まじめ「ああもう、勝手にやっててよ…」

熱血「リムペ怖いリムペ怖いリムペ怖いリムペ怖い」
ベテラン「何があったんだ」
少女「知らなーい」
熱血「ベテラン怖いベテラン怖いベテラン怖いベテラン怖い」
ベテラン「…本当に何があったんだ」
少女「顔が怖いんじゃない?」
ベテラン「…しくしくしく」
少女「もう、冗談だってば~」

  * そしてまた別の日 *

ナルシー1「ふむ、今日は素晴らしい日ですね」
ナルシー2「同感です。さぞや記憶に残る戦いが出来ることでしょう」
ナルシー3「ふふふ…皆さん腕に覚えがあるようですね」
ナルシー4「ええ、皆さん只者ではない…この場にいるだけでひしひしと感じます」
ナルシー5「ですが、おわかりでしょう? 戦場で最も美しく、最も恐ろしいのが誰なのか…」
ナルシー全員「そう! それは私です!」

ナルシー全員「………」
ナルシー6「…フフフ、最高ですね! それでこそ私たちです!」
ナルシー7「遠慮は要りませんね! さあ、一斉に攻撃するのです!!」

クール「…すまない、無理だ…(なんで俺だけ…なんだこの疎外感は…」


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最終更新:2010年02月14日 17:14
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