近未来漫才BB 第六話

ナルシー「どーもー。EUST(ユースト)のナルシーです。
お嬢「同じくEUST(ユースト)のお嬢ですわ。
ナルシー・お嬢「二人あわせて、ビューティー・ブレイカーズでーす!

ナルシー「スカービ渓谷、旧ブロア市街地と戦火は広がり、今度はいずこへ出撃命令が下ることやら。
お嬢「噂によりますと次は"海"ですわよね?
ナルシー「ええ、オペ子さんに"生八つ橋"を差し入れて聞き出した情報によると…。
お嬢「まあ、シナモン・フレイヴァード・ロウ・クレイプですね!あれは美味しゅうございますわ。
   フランス貴族の間でも大人気だったそうですのよ。
ナルシー「適当なこと言うの止めて下さい!…まあいいです。次の戦場は港湾都市らしいですね。
お嬢「波間に沈むブラストランナー…。ああ、ブロア河以上の土左衛門様にお目にかかれるのかしら?
ナルシー「やっぱり貴女の興味はそこですか…。
   しかし、そんな重要な施設で戦闘を始めるなんて、GRF(グリフ)とEUST(ユースト)の仲の悪さも本格的になってきましたね。
お嬢「それでお給料戴いてるワタクシ達もどうかと思いますけどねー♪
ナルシー「痛いところを突きますね…。というか、ワタシが言いたいのはもっと民間人に影響ない所を戦場として選べば
   良いのにってことですよ。
お嬢「ニュード落下地点の一つの最寄の都市ですもの、しょうがありませんわ。
ナルシー「ですかねぇ。
お嬢「もっと南国の…インドネシア辺りに落下していたら、ワタクシ達も水着で出撃、となりましたのにね。
ナルシー「そんな視聴者サービスありません!
お嬢「お約束の温泉とかも?
ナルシー「当然です!どんなに要望があってもワタシのビューティフルな肉体は公開できませんからね!
お嬢「いえ…貴方の、ではなくて…。
ナルシー「本当は、寒くなったら温泉地への行軍というのも素敵なのですが…冬の戦場は雪山とかなんでしょうね。きっと。
お嬢「寒冷地仕様スーツがあるくらいですもの。雪山はきっとやってきますわね。
   手榴弾、サワード、榴弾砲を撃つと雪崩れがおきて敵味方問わず全滅、とか…ないかしらね♪
ナルシー「貴女の好きにはさせませんよ!
お嬢「それ以外なら、敦煌とかアンコールワットとかボロブドゥルとか…。
ナルシー「んー、戦闘シーンのイメージ的には凄く魅力的なんですが…。歴史的建造物の上でドンパチしてると、
   まるで某宗教がバーミ…オホン!これ以上はワタシの口からは言えません!
お嬢「ですわね…流石のワタクシでも、あの宗教に喧嘩を売るのはご遠慮いたしますわ。
ナルシー「…いずれにせよ、他のニュードがどこに落下していて、どこが戦場になるかは軍の重要機密…ということですかね。
お嬢「案外オペ子さんのファイルには詳細な情報がスケジュール入りで載ってるかも知れませんけどね。
   今度、メイプル・リーフ・シェイプト・バン・ウィズ・ビーン・ジャム・フィリングでも贈って聞き出してみようかしら?
ナルシー「それ、"もみじ饅頭"のことですよね…。
   はぁ、せっかくの秋なんだから紅葉(もみじ)の色付いた山岳地帯にでも出撃になれば、ブラストランナーで山道を散策
   …とでも洒落込めるんですがね。
お嬢「傭兵の 血糊が付いた 紅葉かな
ナルシー「物騒な俳句は止めて下さい!
お嬢「ハイキングと俳句とをかけてみましたの♪
ナルシー「もういいですっ!

ナルシー・お嬢「どうもありがとうございましたー


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最終更新:2010年05月16日 23:56
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