近未来漫才BB 第七話

ナルシー「どーもー。EUST(ユースト)のナルシーです。」
お嬢「同じくEUST(ユースト)のお嬢ですわ。」
ナルシー・お嬢「二人あわせて、ビューティー・ブレイカーズでーす!」

ナルシー「皆様!今日は漫才はお休みさせていただいて、特別にスペシャルゲストへの
   インタビューを行ないたいと思います!」
お嬢「普通のカップルでは物足りない恋愛上級者のお兄さま、お姉さまに絶大な人気を誇る
   "少年"クンの登場ですわ。」
ナルシー「さ、どうぞこちらへ。」
少年「あ…どうも、始めまして。少年です。」
ナルシー「んんー、この初々しさ!そしてこの愛らしさ!有史以前から古代ギリシャ、ローマ、中世と
   あらゆる時代で育まれてきた"少年愛"というものに、また一つ新たな回答が示されたのではないでしょうか?」
お嬢「現代の日本でも"ショタコン"は一つのステータスになっておりますわ。」
少年「ショタコンってなんですか?」
ナルシー「いい質問です!ショタコンというのは、"美少年に抱く恋愛感情"の日本における表現です。
   元々は『鉄人28号』という作品の主人公・金田正太郎君の"ショウタロウ"から来ているみたいですね。」
ナルシー「さて、それでは本題に移ります。少年さんには三つの質問が届いております。
   包み隠さず答えるようにしてくださいね。」
少年「はい。」
ナルシー「先ずは最初の質問です。匿名希望"俺はショタじゃない"さんから。
   『お前、本当にツイてるんだろうな?』」
少年「え?何が…ですか?」
お嬢「んもう、まどろっこしいですわね…ワタクシが確かめて差し上げますわ♪」
少年「ひゃあ!」
お嬢「まあ、年の割には大きゅうございますわ…。うっとり…。」
ナルシー「お嬢…役得はその位にしておいてくださいね。
   えーと、まぎれもなくツイてる、ということがお分かり頂けたかと思います。」
少年「なんでこんな目に…。ぐすっ。」
ナルシー「…気を取り直して二つ目の質問です。匿名希望"ボーイズラブ大好きっ娘"さんから。
   『クールさんに大事なものを奪われたという噂を聞いたのですが、本当ですか?』」
少年「え!何で知ってるんですか?!」
ナルシー「おおっと?!これは爆弾発言でしょうか?!詳細をお願いします!」
少年「スカービ渓谷の作戦の時、クールさんとボクが同室になったことがあるんです。」
ナルシー「ま、まさかそのときに…?」
少年「はい!そのときにボクが大事にしてたカードゲームのスーパーレアカードを
   ごみと間違えて捨てられちゃったんです!」
お嬢「…は?」
少年「後から謝ってくれたから、もう済んだ事なんですけど…。あの時はデッキの作り直し
   しなくちゃいけなくなって大変でした!…ってあれ?二人ともどうしたんですか?」
ナルシー「…なんというありえないオチでしょうか。」
お嬢「ワタクシ達のこの高ぶりを無駄にさせた罪は大きいですわ…。
   …いっそのこと、この場でもっと大事なものを奪って差し上げましょうかしら!」
ナルシー「お嬢!貴女、オンエア中ということを忘れてやいませんか?」
お嬢「あらいやですわ!ワタクシとしたことが…。」
ナルシー「気持ちはよーく分かりますが、今は抑えてくださいね。」
少年「え?え?ボク、何か変な事言ってしまったんでしょうか?」


219 名前:ゲームセンター名無し 投稿日:2009/10/15(木) 00:21:31 ID:zuRx2yzR0
「近未来漫才BB 第七話(後編)」
ナルシー「…ではいよいよ最後の質問です。匿名希望"それは見ちゃダメ"さんから。
   『この部隊の中で好きな人とか、いるのでしょうか?』」
少年「え…、部隊の…?みんなのこと、好きですよ?」
お嬢「…そんな模範解答で許されると思って???」
ナルシー「特定の人を選ばないと、お嬢に何されるか分かりませんよ?
   せめて、男性と女性一人ずつとかでお願いします。」
少年「…わ、わかりました。…えと、クールさんと…まじめさん…です。」
ナルシー「ほほう!理由などはあるのですか?」
少年「クールさん、普段は無口なんですが色んなことを教えてくれたりするんです。
   あと、時々本を貸してくれたりするから…。
   ヘルマン・ヘッセとか、フィッツジェラルドとか、ハルキ・ムラカミとか…。」
お嬢「まあ…あのお方の好きそうな本ばかりですわね…。それで、まじめさんの方は、
   どうしてですの?」
少年「ボクが小学校に入ったばかりの頃、近所に住んでたお姉さんによく面倒をみて
   もらってたんです。そのお姉さんに…似てるから。」
ナルシー「んまあ♪なんて可愛らしい恋心なのでしょう!」
お嬢「ええ!ワタクシ、そういう可憐に咲いた恋心を踏みにじって泥まみれにしてしまうのが、
   大好きなんですの…。ふふふふふ…。」
ナルシー「ちょっとちょっと!これ以上部隊の人間関係を乱さないでくださいよ!」
お嬢「あら、残念ですわ。」
ナルシー「そろそろお時間のようです。…最後に、一言お願いできますか?」
少年「はい。これからも近接戦・砲撃・狙撃・コア凸に頑張りたいと思いますので、
   みなさん、応援よろしくお願いします。」
お嬢「もちろん、お兄さま、お姉さまによる"個人的な応援"も大歓迎ですわ♪
   別途、料金など戴きますけど…。」
少年「いいかげんにしてください!」

ナルシー・お嬢・少年「どうもありがとうございましたー!」


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最終更新:2010年05月16日 23:55
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