熱血「さて、クール君。先日から戦場が再び渓谷になったわけだが…」
クール「わけだが?」
熱「狙撃がウゼェ!!!」
ク「………市街地のように全体を見下ろす高台も無ければ、遮蔽物も多い戦場での発言とは思えんな…」
熱「場所なんて関係ねェーよ!
あいつら俺が剣持ってガーッと行ってズバァーンってキメようとしてるのを狙ってビッてしてきやがる!!
そんで復帰して落としに行ったらケツ捲って逃げて逃げてガンタレでドゴーンだぜ!?やってられねェー!よ!!」
ク「…深追いするお前が悪い」
熱「あ?なんか言ったか?」
ク「……いや、何も」
…
……
………
ク「熱血」
熱「あ?」
ク「そんなに、狙撃が嫌いか?」
熱「そりゃもう大ッッッ嫌いだね!」
ク「そうか、なら良いものがある。ついてこい」
~移動~
熱「…………で、なんだ?このデカいメガホンみたいな物体は???」
ク「これが、現在試験中の対スナイパー用の特殊装備だ。本来は横に倒して使うものなんだが…」
熱「このメガホンでどうやって狙撃を黙らせるッてんだ?」
ク「…スナイパーというのは、常に物陰に隠れて狙撃を行う性質があるだろう?それを逆手にとったトラップだ。
狙撃手が隠れそうな場所に予め置いておけば、狙撃手はこの中に隠れようとする。あとは…」
熱「……なるほど、反対側に行こうとしたヤツらは、先が細くなってるのに気付かないで身動きが取れなくなる…か。すげェ兵器じゃねェか!」
ク「気に入ってもらえたようで何よりだ。だが、先にも言ったようにまだ試験中でな………」
熱「使えないのか?」
ク「使えなくはないが、実戦データが欲しい。
そこで、だ。お前に、この新兵器『デグチ・ホソナール』のモニターを頼みたい」
熱「そういうことか…。いいぜ、やってやるよ!」
ク「引き受けてくれるか。ならば、メカニックには俺が話をつけておこう」
熱「恩にきるぜ!クール!」
ク「別に大したことはしていない」
………オチはない
マサルさんおもしれぇ
最終更新:2009年12月13日 13:24