酒は呑んでも

熱血「ぎゃっはっはっは」
クール「おい、飲み過ぎだ」
熱血「いやいや、この程度ならまぁ~だ序の口だって! な! ベテランさん!(ばんばん」
クール「ベテランさんの頭を叩くんじゃない!」
ベテラン「いや、いいんだ…俺はな、駄目な男なんだよ!」
クール「…は?」
ベテラン「いつも虚勢を張ってるがなあ! お前等において行かれないように
     必死なんだよ! わかるかあ!?」
クール「…ベテランさんも酔ってるんですか」
ナルシー「ああ、わかりますよベテランさん。私の胸をお貸しします、
     今宵は存分に涙を流すと良いですよ!」
クール「ナルシーはまと(ぶっ)…ナルシー、なんで全裸なんだ」
ナルシー「美しいでしょう?」
クール「………」
少年「あはははは! なるしーさん裸だーー!」
クール「…しょ、少年?」
少年「はいっ! 少年です! …っぷははは! クールさんってば、
   そんな暗い顔してどーしたんですかーー!?」
クール「おい、まさか少年まで…誰だ少年に酒を飲ませた馬鹿は!!」
インテリ「誰が馬鹿ですってーーー!!」
クール「馬鹿は馬鹿だ! 子供に酒を飲ませるやつがいるか!」
インテリ「こうした経験は早ければ早いほどいいのです! 労働の尊さ!
     そしてその労働に見合う報酬! 子供であっても、その社会の仕組みを早期に理解するのは
     情操教育にも大変よろしいんですよ!」
クール「酒は別だ!! 一升瓶抱えてラッパ飲みしながら言っても説得力皆無だ!」
まじめ「んもう、クールったら堅苦しいなあ…ゆっくり眠れないじゃない」
クール「眠いなら部屋に戻ったほうがいいだろう…!」


211 名前:酒は呑んでも(2/2) 投稿日:2010/05/01(土) 23:18:29 ID:xOsiSlAL0
お嬢「まあ! クールさんは冷らいですのね! レディーに一人で! 部屋に戻れと!
   帰り際に誰かに襲われれも! らんも気にしないんですのね!?」
クール「呂律が回ってないぞ! 第一ここで眠ってしまうほうが余程物騒じゃないのか」
まじめ「わたし、みんながいるここの方がいいなー」
お嬢「わらくしも! まじめさんと! いっひょに寝て差し上げますわ!」
まじめ「…お嬢…!」
お嬢「まじめさん…!」
インテリ「なに? お嬢とまじめってそんな関係なの! いーなあ! あたしも彼女が欲しいなあ!」
クール「…はあ」
少女「はいはい、みんなのお相手はこのくらいにして、クールも飲みなさいよー」
クール「…そうだな…って、少女! お前も飲んでるのか!?」
少女「コレ美味しいよー?」
クール「いいから酒はその辺にしておけ…」
少女「わかってるわよ、みんなを見てたら、自分忘れるよーな飲み方できないって思ったもん」
クール「…やれやれ、まさか少女が一番大人だとはな」
少女「えへへ、大人認定されちゃった♪ それじゃあ遠慮せず、おじさーんこれ美味しいからもう一杯ー!」
クール「っておい!?」

ベテラン「うおおお! ナルシー! お前はほんといい男だなあ!」
ナルシー「ええ! よーくわかってますよ! なのでもっとほめてください!」
熱血「おうお前ら! 裸のつきあいとは熱いなあ!」
少年「僕も脱ぎます! これが大人のつきあいなんですね!」
インテリ「なんですか! 皆さんそんなに自分の体に自信がありますか! 私も負けません!」
まじめ「…お嬢…!」
お嬢「まじめひゃん…!」
少女「えへへー、世界がぐるぐるぅ~…クールぅ、ここどこ~? 部屋まで送ってって~」
クール(いっそ俺も酔うことができたらな…)



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最終更新:2010年05月17日 00:10
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