旧ブロア市街地に程近い、マグメルブラスト格納庫
グラント「・・・なんだこりゃあ。ヘヴィガードの頭がボコボコになっていやがる」
まじめ「あ、それ私のブラストです」
グラント「おうお前さんか、B1クラス昇格おめでとう。で、どうしたら最高レベルの装甲がこうなるんだ」
まじめ「Sクラスの人ですよ!強襲装備のシュライクに頭部だけ撃たれ続けたんです!」
グラント「なるほどな、そりゃあいいタイミングで洗礼を受けたな。
もうしばらくSクラスとは戦場で会えないだろうしな、ははは!」
まじめ「笑い事じゃないです!その衝撃でメインコンピュータが狂ったみたいで
次の戦場で火器のトリガーが引けなくなっちゃったんです!
慌ててEUSTのオペレーターに状況を伝えたら、
『出撃費用は補償するので撤退してください』って言われたんで下がらせてもらったんですけど
あのフィオナったら『作戦放棄とみなすのでCP査定はマイナスとします』って!」
グラント「う・・・む、クラス査定については本部は融通が効かんからな」
まじめ「まあいいんですけどね。EUSTが多目に費用の補償をしてくれたから、
差額で新しい装備発注しちゃいましたしね」
グラント「・・・もしかして、整備予定に入ってるこのヘヴィガードⅣ型脚部がそれか?」
まじめ「そうなんです!それでもまだGPが余ってるから、このシャツも買っちゃいました!
これから非番のチヒロさんとブロア新市街にランチ食べにいってきます。
機体の整備よろしくお願いしますね。それじゃー!」
グラント「・・・女の変わり身の速さはマルチウェイだな」
ナルシー「上手いことを言ったつもりですか?(ニヤニヤ」
グラント「!!」
最終更新:2010年05月17日 00:56